ArrayAPVシリーズは、SSLアクセラレータと負荷分散装置を1つにした統合アプライアンス製品です。
ArrayAPVシリーズは、設定作業を行うSEや管理者向けに以下のような多彩な管理機能を提供します。
Arrayのコンフィグレーションは、以下の2通りの方法で行えます。
一般的なコマンドラインで設定を行います。シリアル接続を介したものと、ネットワークを介したSSHによるものとがあります。
親しみやすいGUIで、ブラウザから設定を行います。
日本語GUIもサポートしています。
設定内容は、単一のファイルとしてバックアップ/リストアが可能です。
XML-RPCを使用し、コマンドを設定し外部からの制御を行うことが可能です。
また、XML-RPCの拡張版である、SOAP-APIにも対応しています。
SNMP機能による、機器情報の取得およびTRAPの送出が可能です。プライベートMIBもサポートしています。
物理的なひとつのポートで複数セグメントとの通信を可能にするマルチネットやVLANをサポート。また、複数のポートを論理的に1つのインタフェースとして集約するリンクアグリゲーション機能も備え、さまざまなネットワーク環境に対応します。
システム状況やHTTPアクセスログは、ArrayAPVシリーズ内部で記録されます。これをSyslogサーバーへ出力することも可能です。
HTTPアクセスログは、squid、welf、common、combind、およびユーザー定義フォーマットでの出力が可能。
また、設定した特定の文字列を含むログが出力されたときに、管理者へメールで通知することが可能です。
各インタフェースのパケットトレースを取得できます。トラブルシューティングに有効です。