第7回 キャリアデザインを行う その1目標設定|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

田中ウルヴェ京の ワンランク上のビジネスパーソンを目指して 人生を自分でコントロールする! キャリアプランニング講座

メンタルトレーナー/田中ウルヴェ京

第4回から6回にかけて、ライフラインを分析し、3つのタイプ価値観について解説しました。読者のみなさんに、近いタイプはありましたか?
今回は、これまで行ってきた自己分析を踏まえて、具体的な目標を設定し、キャリアデザインを行います。

第7回 キャリアデザインを行う その1 目標設定

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セルフノートを書いたり、ライフラインを描くことを通して「認めるべき本来の自分」と「変えられない周囲の環境」について、考えていただけましたでしょうか。キャリアをデザインしようとしている今の状況を、料理にたとえると、よく吟味して、時間をかけて集めたさまざまな素材を目の前に、どんな料理を作ろうかとわくわくしているような感じに似ているかもしれません。

みなさんが自身のキャリアについて、初めて真剣に考えたのはいつ頃のことでしょうか。多くの人は、学校を卒業する1年くらい前から就職活動を始めるようです。一生の仕事を決める際に、自分がどういう人間で、何をして生きていくのかについて、じっくりと、突き詰めて考えられた人ほど、充実したビジネスキャリアを手に入れることができているのではないでしょうか。一方で、そうしたことをしっかりと掘り下げて考えることができないまま、とりあえず働き始めてしまった人や、家庭の事情などで希望の仕事に就けなかった人は、「このままではいけないのでは?」とだんだんに感じ始め、自分のキャリアを考え直したいと思うようになることも少なくありません。この連載に興味をもって、ここまで読んでくださっている方であれば、後者の気持ちに近いところにいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでもう一度、連載第1回の3つの輪の図を思い出してみてくだい。セルフノートとライフラインは、この輪のうち、とくに黄色の「モチベーション」が、自分のどこにあるのかを探っていたわけです。見つかったでしょうか。

たとえばライフラインを書いて、いちばん高い山の部分が「野球部の県大会優勝」だったと気づいたとします。そして“自分の年齢、いまの職場での部長という立場、専業主婦の妻、大学進学を控えている子ども、最近血圧が高くなってきた父親”という、自分を取り巻く環境を分析します。こういった環境もまた、キャリアプランニングをしていくうえでの素材となります。では、素材をもとに、どんなデザインができるのか。

たとえば、「今からプロ野球選手にはなれないし、自分は社会的成功を求めるタイプだから、今の仕事を続けながら、日曜日だけは絶対休んで、少年野球チームの監督をしよう。やるからには、都大会で優勝できるチームにしよう。自分も優勝監督になれば、誉めてもらえる(笑)」といった、自分の志向を踏まえたうえで実現できそうなメニューを考えるのが、大人のキャリアデザインです。辛いものが好きで、カレーライスを食べたいと思っていても、目の前にカレー粉がなく、ひき肉と豆腐と豆板醤があるのであれば、辛い麻婆豆腐を作るわけです。

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