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田中ウルヴェ京のビジネスパフォーマンス向上! メンタルトレーニング実践講座

文=田中ウルヴェ京

第2回 日々に集中するための目標設定トレーニング

「本当に大切なこと」を忘れていませんか?
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何かを達成したいとき、到達点や中継地点を目標として明確に定めることは有効だといわれています。しかし、「目標を立てるのは苦手」「目標に縛られたくない!」という人も少なくないでしょう。そこで今回は、大きな目標設定の前にまず、1日1日を充実させるための「日々の目標設定」トレーニングについて紹介していきたいと思います。

スポーツ選手はまず「目標」を意識することを教えられます。長期的にとらえて実現したい目標を設定し、それを達成するための半年や月、日での短期的な目標へと落とし込んでいきます。このようにして長期的および短期的な目標を設定し、意識し、達成し続けていくことで、最終的に大きな成果を勝ち取ろうとするわけです。

しかし、スポーツ選手にはすんなり理解してもらえても、ビジネスマンには時に反発されることがあるんですね。総じて見てみると、どうやら「単なる怠け者&偏屈タイプ」と、「目標に縛られたくないタイプ」に分けられるようです。「単なる怠け者&偏屈タイプ」は放っておきまして(笑)、「目標に縛られたくないタイプ」の言うことには一理あるかなと思っています。

スポーツの場合、設定する目標は、たとえば何かの技の達成やタイトルの獲得だったり、誰かに勝つことだったりと比較的はっきりしており、定めやすいものです。しかし、仕事や人生の目標を定めるとなると、さまざまな選択肢がある上にこれだけ社会の変化も激しい現代においては、なかなか難しいことでしょう。むしろ早々と目標設定して素直に邁進するために、目標以外の可能性を摘んでしまったり、チャンスを逃してしまうことだってあるかもしれません。時流の中で敏感にアンテナを張りめぐらし、新しい何かをつかもうとしたとき、既存の夢や目標が邪魔になることもあるわけです。「目標に縛られたくない」という理由は、おそらくそこにあるのでしょう。

それでも「目標は絶対に設定しなくてはならないの?」の問いには、人生の充足感を得る上でやはり必要と言いたい。しかし、「大きな夢を持とう」と言われても躊躇している人たちや「目標に縛られたくない」と考える人たちは少なからずいらっしゃるでしょう。そこで、まずは大きな目標を見定める前の段階にいる方々のために「日々に集中するための目標設定」のメンタルトレーニングを紹介したいと思います。

最近、気がついたことを1つ。スポーツでもビジネスの世界でも、「うまくいっている人」をよく観察すると、大きな目標を設定して成功した人も、しないで成功した人も、両者に共通しているのは「日々の目標をしっかり達成している」ことです。つまり、自分の「やりたいこと」「やるべきこと」をしっかりと認識し、雑事に惑わされることなく、自分自身をコントロールして着実に目標を達成していく力を持った人が成功しているわけです。

そうした人は、自分が幸せでいるためのバランス感覚に長けています。つまり、自分が何を重要と思っているのかを知っており、その優先順位にのっとって行動しているために常に達成感を感じているのです。人に平等に与えられている時間を、いかに自分にとって満足がいく形で使い倒すか、その「タイムマネジメント力」が達成感に満ちた人生を送るためのカギなのではないでしょうか。

それでは、タイムマネジメント力、目標達成力を高めるために、今日からすぐにできる具体的な「日々の目標設定」トレーニングをご紹介しましょう。用意するのは、ノートと筆記用具。もしくはPDAやパソコンなどでもいいですね。

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