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スポーツ選手に学ぶ!仕事やる気術 金井壽宏のモチベーション講座

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第1回 シアトル・マリナーズ イチロー選手「モチベーションにおける持論とコントロール」

第1回目に登場いただくのは、メジャーリーガーとして幾度ものMVPに輝くシアトル・マリナーズの「イチロー選手」。サムライを彷彿させる超然としたバッターボックスでのたたずまいや、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で見せた、饒舌にチームを鼓舞する姿は、天才としての自信に満ちあふれているかのように見えます。
しかし、イチロー選手を支えているのは、とことん自分と向き合い、何をすればいいのかを見極め、そして地道に練習を重ねているという「事実」に他なりません。

僕は天才じゃありません。毎日、血のにじむような練習を繰り返してきたから、今の僕があると思っています

参考文献参照

そう断言するイチロー選手の「血のにじむような練習」を支えてきたものは、いったい何なのでしょう。そして、それを継続するために何をどのように考えているのでしょうか。「モチベーション」という観点からひもといていきたいと思います。

「今日はモチベーションが上がらないから、早めに上がろうかな」
「あの上司、いつもチームのモチベーションを下げるようなことばかり…」

仕事をしている人なら、一度は「モチベーション」という言葉を使ったことがあるのではないでしょうか。まさに「モチベーション」とは、仕事をする原動力。「やる気」という日本語にも置き換えることができます。やっかいなのは、この「モチベーション」は上がったり下がったり…。いつも「やる気満々」でいる人なんていないといっても過言ではないでしょう。

しかし、シアトル・マリナーズのイチロー選手は、小学校の頃からずっと野球ではトップクラス。着々と自分の道を夢に向かって歩いている、「ずっとモチベーションの高い人」のように見受けられます。しかし、イチロー選手とて人間です。常にモチベーションをキープしているわけではありません。モチベーションが低いときも、継続して練習に取り組めるよう調整したり、ここぞというときにモチベーションを高めたり、自らコントロールしているはずなのです。

あるスポーツ記者が、イチロー選手についてこんなふうに評しています。
「イチローほど、自分の言葉を持っているというか、想定外のことをいう選手はいないね」

言葉のセンスがいいとか、意外性があるとか、そういうこともあるのでしょうが、イチロー選手のさまざまな言動を鑑みると、本当にさまざまなことを考えて、考え尽くして言葉にしていると感じます。さらにユニークながら一貫性がある。貫いているのは、自分が人として幸せに生きていくための独自のセオリー。すなわち、モチベーションをコントロールするための「持論」を明確に持っているといえるでしょう。

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