CHAPTER 2 敬語・言葉遣いNG集その1/社内編|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

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CHAPTER 2 敬語・言葉遣いNG集その1/社内編

毎日顔を合わせる職場の人同士であっても、最低限のマナーは必要。このページでは社内業務での敬語・言葉遣いのNG例と、その正しい使い方を解説します。

上司から「15分出社が遅れる」との連絡を受けたときの返事

×「了解です」 ○「分かりました」、「かしこまりました」、「承知いたしました」

最近のビジネスパーソンには、指示や連絡を受けたときの返事として「了解」、「了解です」という言葉を使う人が多いようです。しかし、「了解」というのは、「相手の考えや事情を分かった上で、それを認める」という意味のある言葉。

本来は、部下が上司に「15分遅れます」と連絡したときに上司が「了解」と言うように、上から相手を見て許す場合に使うものです。

目上の人への返事としては、「かしこまりました」、「承知いたしました」が最適。それでは少し堅すぎると感じる場合には、シンプルに「分かりました」でもかまいません。

社内でお客様にお手洗いの場所を聞かれて

×「お手洗いは、突き当たりになります」○「お手洗いは、突き当たりにございます」

「~になります」というのは、基本的には「今日は夜から雨になります」というように、物が変化していくことを表す言い方。敬語と勘違いして使っている人が多いのですが、正しい敬語ではなく、日本語としておかしな表現です。


正しい言い方は「お手洗いは、突き当たりにございます」。「ございます」は丁寧語で、「です・ます」をさらに丁寧にした言い方です。「~になります」を癖にしてしまうと、「~にございます」という正しくきれいな敬語を使う機会がなくなってしまうので、使わないようにしましょう。

上司より先に帰るときのあいさつ

×「ご苦労様です」 ○「お先に失礼させていただきます」

「ご苦労様です」は、一見、丁寧なようですが、実は目上の人が自分より目下の人や、雇い主が従業人に向かって言うねぎらいの言葉なので、上司に向かっていうのは失礼です。上司に「ご苦労様」と言われてもそのまま返さないように気をつけましょう。

基本は「お先に失礼いたします」、「お先に失礼させていただきます」でOK。「特に何もないようでしたら、お先にさせていただいてもいいですか?」というように「何かあればお手伝いします」というニュアンスをこめた言い方をすると、より丁寧になり、やる気も伝わります。

上司に飲みに誘われたが、用事があるので断りたい

△「すみません、用事があるので行けません」 ○「ありがとうございます。申し訳ないのですが別件が入っておりまして、また次回誘っていただけるとうれしいです」

「すみません、用事があるので行けません」も日本語として間違いというわけではありませんが、いきなり謝罪から入ると、嫌がっているような印象を与えます。言い方によっては、上司は気を悪くするかもしれません。


断るときには、まず感謝の言葉で入り、最後にまた誘ってほしい気持ちを表すと失礼にならず、好印象を与えることができます。


これと似たケースで、残業を頼まれたときに断りたい場合には、「やりたいのはやまやまなのですが、ちょっと別の仕事がありまして。明日であればできます」というふうに、やる気と代案を示すといいでしょう。

敬語のマナーのポイント 上司に可愛がられるコツは、「最初と最後を締める」こと!

ビジネスシーンでは目上の人に敬語を使うのが基本。しかし、社内では、部長など地位の高い上司には丁寧な敬語を使って、仲の良い先輩には少しくだけた言い方を使うなど、その人との距離感によって使い分けも必要です。

相手が上司でも、飲み会の席でもずっと敬語で押し通していると、なかなか距離が縮まらないもの。


できる人は、まず飲みに誘われたとき「本当ですか? お供させていただきます。ありがとうございます」ときちんとお礼を言いますが、飲み会の席では「だから部長、そういう考えは古いんですよ」などと平気で言います。


そして、解散するときには「本日は、大変ごちそう様でした。いろいろ失礼なことを言いました」としっかり締めます。


そんなふうに状況に応じてうまく言葉を使い分けると、上司に可愛いと思われるものです。

次のページでは、社外で取引先の人やお客様と話すときの敬語・言葉遣いのNG例を教えていただきます。

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大嶋利佳先生
大嶋利佳先生
Rika Oshima
プロフィール
大学勤務、会社勤務等を経て、1988年、第一回日本語教育能力検定試験に合格、日本語学校教員、専門学校教員となる。
その後研修講師として独立し、1997年、株式会社スピーキングエッセイ設立。現在、同社取締役講師代表として、ビジネスコミュニケーション全般の研修、講演を実施。
著述の分野でも活動し、著書出版、雑誌記事等の執筆監修も多数行う。
著書に、『正しい敬語 そのまま使える会話例&言い換えフレーズ集』『The Business Mail メール力 上手に使いこなす』 などがある。
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タカハシ写真

生徒のタカハシです。基本的な言葉遣いはできていると思うのですが、自信のない敬語や言い回しは極力使わないようにしているので、言葉遣いがワンパターンになりがち。ボキャブラリーを増やして、自信を持って正しく丁寧な言葉遣いができるようになりたいです。

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