CHAPTER 2 使うと「おっ」と思われる敬語ベスト5 |システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

最低限の敬語を覚えておこう!今さら聞けない敬語のマナー2

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CHAPTER 2 使うと「おっ」と思われる敬語ベスト5

このページでは、年長者に「こいつはできる」と感心される敬語の使い方ベスト5を紹介しています。どんな場面でどんな敬語が使えれば感心されるかという実例も併せてご覧ください。

1位 自分の家族の呼び方を正しく表現できる

最近では、「今日はうちの奥さんの誕生日なので、早く上がらせてもらいます」など、他人に対して自分の身内のことを「さん」付けで呼ぶ人が増えています。当たり前のように使われているので気にならない人もいると思いますが、年長者になると気になるという人が多いようです。

本来、当たり前にできていてしかるべきことですが、こういったことをいう人が増えてきているために、自分の身内のことを話す時に正しくいえるだけで、年長者に感心されるでしょう。

正しくは、「奥さん」は「家内」、「妻」、「旦那さん」は「主人」、「夫」、「お父さん・お母さん」は「父・母」です。

2位 前を通る時に「失礼します」など、さりげなく敬語が使える

年長者の前を通る時に「失礼します」、お客様からお土産をもらったときに「ちょうだいいいたします」などとさりげなくいえるとポイントが高いです。

ちょっとした時に、自然と気の利いた言葉を使えると、「敬語が使いなれている」、「きちんと気遣いができる」と思われ、感心されるでしょう。

ちなみに、年長者の前を通ることは失礼にあたります。できるだけ後ろを通るようにして、やむを得ない場合は「失礼します」といって前を通るようにするのが礼儀です。

3位 電話の保留が1分以上続いた際に途中で「もう少々お待ちください」といえる

基本は、電話を保留にして1分以上待たせてしまう場合は、途中で電話をとって「お待たせして申し訳ありません。少々お待ちください」というか、「お待たせして申し訳ありません。こちらから後ほど折り返します」というのが礼儀です。

しかし、電話の取り次ぎで保留が長くなってしまっている時に、途中で「お待たせして申し訳ありません。少々お待ちください」といえる人はなかなかいません。

4位 お客様が来社されたとき「ご足労おかけしました」といえる

「ご足労おかけしました」には、本来はこちらから出向かなければならないところ、わざわざお越しいただいて申し訳ないという気持ちを込めて使う 言葉です。こういった相手を気遣う言葉が自然と出てくると年長者の方に感心されるでしょう。

遠くからわざわざ来社していただいたなら「遠方から」や、雨が降っていて天気が悪いなか来ていただいたら「お足もとの悪いなか」などを付け加えるとさらに良いでしょう。

5位 相手の言葉を復唱する時に敬語に変換して話ができる

年長者と話をしている時に「若いころは野球をしていたんだよね」といわれたとします。その時に、つい「ああ、野球をやっていたんですね」といってしまいがちです。

しかし、ここで「ああ、野球をやってらっしゃったんですね」と自然に敬語に変換して復唱できると良いでしょう。

このように、相手がいったことを瞬時に敬語に直して復唱するというのは、敬語を使いなれていないとなかなか難しいものです。自信がない人はぜひ繰り返し使うトレーニングを。

敬語のマナーのポイント 好感度の高い相づちのうち方

相づちの基本は「はい」です。「ええ」は使ってはいけないということはありませんが、年上の人には使わないのが無難です。「ええ」ばかり使って相づちをうっていると敬意が払われていないような印象になります。「うん」はもってのほかです。

「はい」という相づちでも、ワンパターンな「はい」だと聞き流しているような印象になるので、いい方にバリエーションをつけましょう。

「本当におっしゃる通りですね」という意味を込めたり、「そうなんですか、もっと詳しく聞きたいです」という意味を込めたりして、表現をつけましょう。また、「はい」だけでなく、「そうなんですか!」という驚きや、「それでどうなりました?」など話を促すような相づちがうてると相手に気持ち良く話をしてもらうことができます。

それから、相手の話し方とテンポを合わせるのも大事です。ゆっくり話している人に頻繁に相づちをうつと、相手がせかされているような気になりますし、早く話す人にのんびり相づちをうつと話を聞く気がないように受け取られかねません。

反対に相手に嫌がられる相づちは「それで?」、「なるほどね」などが挙げられます。これらは口調によって相手の発言を見下すような印象を与えるからです。「それで?(それがどうした?)」「なるほどね(君の言っていることは正しいよ)」と受け取られる恐れがあるので特に目上の人には気をつけましょう。

「なるほど」という場合でも、「なるほど、勉強になります」など、相手の話していることに対して知らなかったと感心するような表現でいえば、相手を不快にさせませんが、基本的に目上の人に使うのは避けたほうが良いでしょう。また、「なるほどですね」という言葉を使う人がいますが、そもそもこれは日本語の表現として間違っています。

相づちにはその人の癖が出るものですが、「癖なんだからしょうがない」と開き直らず、相手の立場に合わせて、その相づちをうつことで相手がどう感じるかということを考えて使いましょう。

1位 二重敬語「おっしゃられる通り」
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大嶋利佳先生
大嶋利佳先生
Toshie Igaki
プロフィール
大学勤務、会社勤務等を経て、1988年、第一回日本語教育能力検定試験に合格、日本語学校教員、専門学校教員となる。
その後研修講師として独立し、1997年、株式会社スピーキングエッセイ設立。現在、同社取締役講師代表として、ビジネスコミュニケーション全般の研修、講演を実施。
著述の分野でも活動し、著書出版、雑誌記事等の執筆監修も多数行う。
著書に、『正しい敬語 そのまま使える会話例&言い換えフレーズ集』『The Business Mail メール力 上手に使いこなす』 などがある。
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タカハシ写真

生徒のタカハシです。前回の敬語のマナー講座でも大嶋先生に敬語の使い方をレクチャーしていただきましたが、その時は敬語のバリエーションを増やすことが課題として残りました。それ以来、日常でも気をつけて覚えるようにしてきたので、その成果も先生に見ていただきたいです。

次ページでは、先輩・年配者が気になる若者の敬語・言葉遣いについてのアンケート結果をご紹介します。

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