CHAPTER 5 聞き手とのコミュニケーションを取る方法|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

心を動かすプレゼンテーション術 ~発表編~ 説得力のあるプレゼンテーションスキルを身につける

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CHAPTER 5 聞き手とのコミュニケーションを取る方法

プレゼンテーション発表中に、相手の理解度を確かめたり、聞き手とのコミュニケーションを取る方法を学びます。プレゼンテーションは、聞き手を説得するという、コミュニケーション手段の一つです。ですから、一方通行ではなく、相手がきちんと理解してくれているか、あるいは満足してくれているかを確認しながら進めなければなりません。

聞き手に話しかける方法とは

聞き手に話しかける方法とは

「○○部長」などと相手を指名して、質問を投げかけたり、意見を聞いたりしてコミュニケーションを取っていくのが一番いいですが、名前が分からない場合は、「そちらの黄色い服を着た方」などと言って話しかけても構いません。

うなずきながら真剣に話を聞いてくれる人、表情のいい人は協力的な場合が多いので、そういった方を指名していくといいですね。また、挙手していただいた中から指名するという方法もあります。

反対に、寝ている人や興味のなさそうな人を、興味をもってもらうために、あえて指名することもあります。

Point ・名指しするか、服装などの特徴で呼びかける ・協力的な人を選んで話しかける ・非協力的な人をあえて指名して、興味をもってもらう

聞き手の理解度を確かめる方法とは

聞き手の理解度を確かめる方法とは

理解度を確かめるために、区切りの良いところで、質問を投げかけみましょう。クイズ形式にして、「Aだと思う方」「Bだと思う方」などと、挙手してもらってもいいですし、指名してもいいと思います。

理解していない人がいると分かったら、「分からない方もいらっしゃったようなので、繰り返します」と言って、要点を復唱しておさらいしましょう。

ただし、プレゼンに付き合わされたうえ、理解度を試されるというのはあまり気分の良いものではありませんから、ゲーム感覚で楽しめる程度のものにとどめておいたほうが良いでしょう。

Point ・区切りの良いところで質問を投げかける ・質問はゲーム感覚で楽しめる程度のものに押さえておく

先生がお悩みを解決!

発表の最中に質問をされて流れを さえぎられてしまったときはどうすればいいですか

天野先生

天野先生

発表の冒頭で「質問は最後にまとめて受け付けます」と宣言しておきましょう。それでも、話の最中に質問を投げかけられることがあるかもしれません。そのときにも、「質問には最後に答えます」と伝えて、自分が説明すべきことを最後まで話してしまいましょう。ただし、質問された内容はきちんとメモしておいて、質疑応答の時間が来たら、質問を募る前に、最初にその質問に答えてあげてください。

分からないことを質問されてしまったらどうすればいいですか

天野先生

天野先生

分からないことを質問されたら、知ったかぶりせずに「分からない」と正直に答えましょう。その際に「不勉強で申し訳ありません。
後ほどあらためて回答しますので、電話(メール)でお返事でもよろしいですか」など、何らかの形で回答するということを伝えておくと良いでしょう。

自分の立場では判断できない質問を されてしまったらどうすればいいですか

天野先生

天野先生

上司の判断が必要になるなど、自分の立場ではその場で答えられないこともあります。その場合は、「その話は持ち帰らせてください。明日、社内で会議があるので、明後日午前中にはお返事させていただきます」などと伝えておくと良いでしょう。

立場上答えられない際どい質問や、反対意見などがあった場合は、「立場上回答を控えさせていただきます」、あるいは「時間が限られているので、その質問には個別に受け付けます。この後詳しくお話しましょう」などと断って、次の質問に移ります。

Challenge! 聞き手を意識して発表

★先生の評価

冒頭で「日立ソリューションズという会社をご存じでしょうか」と聞き手とコミュニケーションを取ろうとしていたこと、「大きな木のCMでおなじみの、日立グループの会社なのですが」と、親しみやすくなるような話題を交えて、聞き手の関心を引いたりしていたのが良かったですね。短時間で御社のイメージが頭に浮かびました。

また、伝えるべきことがきちんと入っていて、会社の三つの特徴である、「お客さま視点でシステムを提案できる」、「人材力がある」、「技術力がある」ということを聞き手に印象付けやすいように、頭文字を取って「"お・じ・ぎ"で覚えてください」と言っていたのもおもしろかったです。

1回目と3回目とまったく印象が違いますね。笑顔も出ていましたし、落ち着いて聞き手の様子を見ながら話せるようになりました。タカハシさん自身も、練習を重ねるごとに余裕が出てきたことを実感したのではないでしょうか

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天野 暢子先生
天野 暢子先生
Nobuko Amano
プロフィール
イー・プレゼン代表、プレゼンコンシュルジュ。広島修道大学卒。広告代理店媒体担当、物流業界紙記者、スキー場開発プランナー、大手ゲームメーカー広報、ホテルチェーン本部企画・広報、IT系ベンチャー企業広報、国際PR会社の編集の経験を経て、2006年、プレゼンテーションをメインとしたコンサルタントとして独立。広告代理店、媒体、広告主サイドでの経験から、企画書や広告コピー、プレスリリース、記事、挨拶状、ウェブコンテンツ、メールマガジンなど用途に応じた書き分けを得意とする。民放キー局等でニュースや情報番組の校閲、テロップ・フリップ制作監修、番組ウェブサイト制作などの業務も請け負い、テレビ業界の演出ノウハウに詳しい。
イー・プレゼン
日刊ノボちゃん
student
タカハシ写真

生徒のタカハシです。資料作成編では効果的なプレゼンテーション資料の作り方を学びましたが、今回は説得力のある発表の仕方について学びます。発表のときは、毎回緊張してうまくいくか不安なのですが、自信をもってプレゼンに臨めるようになりたいです。

次のページでは、プレゼンテーションの際に聞き手とコミュニケーションを取る方法について学んでいきます。

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