CHAPTER1 寿司屋ののれんをくぐる前の心構えとは?|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

接待に、宴席に、自分へのご褒美に!初めての回らないお寿司

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回転寿司の普及とともに気軽に楽しめるようになった「寿司」ですが、いざ本格的な寿司屋となると腰が引けてしまうという人は多いようです。しかし、いまや世界共通語ともなった「SUSHI」を、当の日本人が怖がるとは少々情けないもの。そこで、基本をおさえつつ粋に寿司をたしなむコツを、ジャーナリストの重金敦之氏に教えていただきました。この冬、接待や自分へのご褒美として「回らない寿司」に挑戦してはいかがでしょうか。今回もタカハシのレポートでお送りします。

Chapter1 寿司屋ののれんをくぐる前の心構えとは?

回転寿司に行き慣れた私たち世代にとって、本格的な寿司屋は高嶺の花だ。しかし、社会人ともなれば、接待や宴席の場となることも、外国人のお客様を伴うこともあるかもしれない。そんなとき、さりげなくスマートに振る舞えるオトナでいたいけど…。そんなことを考え、緊張で固まる私に、重金さんは「まずは、肩の力を抜くことから」とアドバイスする。

「世の中が持ち上げすぎたせいで、寿司屋が高尚なもののように受け取られているのは問題ですね。江戸前寿司はもともと庶民が小腹を満たすための屋台から始まったもの。周りに迷惑をかけないだけのマナーさえ身に付けていれば、気取らずに自由に楽しめるものなんですよ」

そんな重金さんに「初心者が寿司をたしなむコツ」を上げてもらった。まず、リラックスして振る舞えるよう基本的なマナーを身に付けておくこと。そして、カウンター越しのコミュニケーションを楽しむつもりでいくこと。それから、全体の組み立てをあらかじめ考えておくこと。最後に、寿司だねとなる魚の知識を仕入れておくこと。他にもいろいろあるだろうが、初心者としてぎりぎり意識できるのはこの4つくらいだろう。

初めての"回らない寿司屋"で、お寿司を楽しむための4つのコツ
  • 一、ベーシックなマナーはおさえておく
  • 一、コミュニケーションを楽しむつもりで
  • 一、全体の組み立てを想定しておく
  • 一、魚の知識を少しは仕入れておく

これらを頭に入れつつも、念のため気になっていることを重金さんにうかがってみた。まず一番気になるのは、接待などの場合、お客様をお通しするのにいったいどこが上座になるのか。また、正直、魚の知識がないので、注文をする際に恥をかきそうなのが心配である。

先生とタカハシ

「基本的に一番の上座は、その店の主人の正面になります。複数職人さんがいる場合もありますので、通された席で担当の職人さんと話をしやすい正面の席にお座りいただくのがよいでしょう。魚の知識については日々食べ物に関心を持つことからはじめるしかないですね。むしろ知らないことを前提に、素直に質問する方が好印象ですよ。知ったかぶりで『トロの脂少なめで』なんて言ってしまう方が恥ずかしいでしょう」

最近は、まぐろの脂身がトロであることを知らない若者も少なくないという。危ない危ない、つい回転寿司の気分で「サーモン」なんて頼んだら、とんだ恥をかくところだった。

「いやいや、たしかに回転寿司だけのメニューは多いようですが、最近は伝統的な寿司屋でも、炙ったトロやサーモンを出すところも出て来ましたから、『こんなのはあるか』など言っている分には構わないんじゃないでしょうか。知らないなら知らない、聞くことは聞くという素直なスタンスであれば、若いうちならある程度は許されるものですよ」

「聞けばいい」とのありがたい言葉をいただきつつ、果たして最後まで気持ちよくお寿司をいただけるのか。いざ、寿司屋ののれんをくぐるべし。…とその前に、はて、いったいどんなお店に行けばいいのか。寿司屋にはメニューがない店や、厳格な主人がいる店など、なかなかハードルが高そうな店が多い。ネット上にはたくさんの店の情報が掲載されているが、果たして「いい店」の見極め方はあるのだろうか。

重金敦之先生 写真

重金敦之先生
Atsuyuki Shigekane

プロフィール
朝日新聞入社後、主に「週刊朝日」に所属し、松本清張、池波正太郎らを担当した。その後、常磐大学教授を経て文芸ジャーナリストに。「食」の分野にも造詣が深く、『食の名文家たち』『小説仕事人・池波正太郎』など著書多数。『すし屋の常識・非常識』(朝日新書)は初心者から上級者まで役に立つ「すしの本」として評判が高い。

タカハシ 写真

「生徒のタカハシです。タイトルに違わず、まさに今回が『初めての回らないお寿司』体験です。寿司屋での接待の幹事役はまだまだ難しそうですが、せめて連れて行ってもらった時に恥ずかしくないくらいにはなりたいと思います」

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