まず、結婚式、披露宴、二次会の違いをご説明します。結婚式は、結婚の誓約をする儀式のことで、神仏式、教会式、人前式などがあります。親族のみで行う場合もあれば、披露宴と兼ねて多くの人の前で行うこともあります。
披露宴は、結婚の報告を行うためにお客様を招いて行う宴会のことで、「結婚式に招待される」というのは、「披露宴への招待」を指すことが一般的ですね。披露宴にも、ホテルの会場で行うものや、レストランウエディングまで、様々なスタイルがあります。
披露宴の二次会もポピュラーな宴席です。二次会には親族は出席せずに、友人や仕事関係の方などをお招きすることが多いようです。披露宴に比べて、カジュアルなスタイルで行われることが多く、ご祝儀の代わりに、会費を支払って参加するのが一般的です。
それでは、披露宴のゲストに招かれた時のマナーとルールについてお話します。披露宴の招待状を受け取ったら、「あまり親しくないから」などという理由で欠席をしては失礼に当たるので、基本的には必ず出席するのがマナーです。披露宴の準備を行っている相手のことを考えて、招待状を受け取ったら、なるべく早く出席の返信をしましょう。返信は、下のイラストのように、同封された葉書に書いてください。
家族の体調が悪い、海外出張の予定が入っているなど、やむを得ない理由があり、それが事前にわかっている場合には、すぐに欠席の意向を知らせます。仲のいい友人ならば、葉書で返信をする前に電話で理由を伝えてもいいですね。電話でお祝いの気持ちを伝えて、欠席の理由を伝えれば、相手もきっと納得してくれるでしょう。そして披露宴の前にお祝いやご祝儀を渡すようにすれば大丈夫です。欠席の理由が、病気や弔事の場合は、返信の葉書に理由を書くのはNG。「やむを得ない事情により欠席いたします」とだけ記し、理由は別途電話などで伝えるようにします。
出席で返信をした後に、どうしても欠席せざるを得なくなった場合、わかった時点で電話連絡をします。日にちが経ってしまうと、披露宴の準備が進んでしまいます。なるべく早めに欠席することを伝えてください。この場合も、披露宴の前に会って、お祝いやご祝儀を渡すようにしましょう。
披露宴の当日に、急遽出席できなくなった場合は、すぐに相手に伝えるようにします。本人の携帯電話に連絡をしても、当日は忙しくてつながらないかもしれません。そんなときは、ご家族や式場に連絡を取って、欠席する旨を伝えます。欠席の連絡をしなければ、例え列席者が現れなくても、式場やホテルでは、席を片付ける訳にはいきません。披露宴の会場で空いたままの席があるのは、とても不自然なことですから、なるべく早く連絡を入れるようにしましょう。本人には、後日お詫びの連絡をして、ご祝儀を持って行くようにします。

宛名面は、「行」を消して「様」と書きます。文字を消す場合、二重線でもいいのですが、「寿」の字を使うと、ワンランク上のマナーを知っている、と一目置かれるはず。「寿」を重ねて書くと、文字が読みづらくなる場合がありますが、これは問題ありません。イラストでは、文字色を変えましたが、必ず黒で書いてください。「二重線よりも寿の文字を使ったほうが、見た目にも華やかですね!」(タカハシ)
返信面は、イラストのように文字を消します。「御芳名」は、「御芳」までを消し、氏名や住所などを記入します。「出席」または「欠席」の下に「させて頂きます」を書き加えることで、より丁寧な印象になります。さらに葉書の余白に、お祝いの気持ちを記しても素敵です。海外出張などで欠席する場合は、余白に理由を書くようにします。身内の忌み事や病欠などの場合は、理由を書かないのがマナーです。





