初対面の際や相手が無口な人だった場合は、どのように雑談をすれば良いでしょうか? 今度はシチュエーション別に、OK,NGな回答を見てみましょう。
![]()

![]()
事前に情報を調べておく
「○○というプロジェクトをご担当されていたのですよね」
「(取引先の)この商品、使いやすさとデザインが気に入っていて、愛用しているんです」
名刺の中からネタを探す
「○○部は何人くらいいらっしゃるんですか?」
「名刺に入っているこのマークは何ですか?」
オフィスについて話す
「駅から近くて良いですね」
「すごくきれいですが新しいビルですか?」
「景色が良いですね」
話のネタになりそうなお菓子をお土産として持っていく。
「社内でも、おいしいとうわさになっていて」
「銀座のデパートでは結構並んでいるようですよ」
![]()
「ご家族は何人ですか?」
「年はおいくつですか?」
「今度の選挙は大変そうですねえ」
![]()
事前に情報を調べ、質問を用意しておくと、雑談のきっかけが探しやすくなり、話題の幅も広がります。
もし何も集めることができなければ、その場で相手を観察し、がっちりスポーツマン体形の男性なら「何か、スポーツをされていたのですか?」、「どんなスポーツがお好きですか?」などと話しかけてみましょう。ネイルをしている女性なら、あたりまえのことでも「ネイル、きれいですね。お好きですか?」と聞くことで会話の糸口がつかめます。
NGの例のように、プライベートなこと、政治や宗教の話題には世間話であっても触れないようにします。
![]()
![]()
- 自分
- 「そういえば、テレビで知ったのですが、15,000円のハンバーガーをご存じですか?」
- 相手
- 「いいえ」
- 自分
- 「最高級の神戸牛を使用して、直径14センチ、厚さ6センチもあるそうですが大きくないですか?」
- 相手
- 「すごい大きいですね」
- 自分
- 「ハンバーガーの売り上げの一部はボランティア団体に寄付されるらしいですが、いい取り組みですよね」
- 相手
- 「そうですね」
![]()
- 自分
- 「そういえば、テレビで知ったのですが、すごい値段が高いハンバーガーがあるらしいんですよ」
- 相手
- 「ふーん」
- 自分
- 「値段は、えーっと、いくらだったけな……」
![]()
OKの事例は、ネタを知っていたからこそ、話題展開ができたパターンです。相手が無口の場合は、自ら具体的なネタを提供するのも一つです。読書や映画、テレビ番組などから良い情報や言葉を発見したときは、メモをするなどして日ごろから「話のネタ」を収集しておきましょう。
NGの例は、ネタをあまり深く知らなかったため、話が展開できずに終わってしまった例です。相手が無口な方の場合は、話のオチまで用意して、雑談を展開する方が長続きするでしょう。
また、沈黙や気まずい雰囲気となった場合は、「実は話すのが苦手で……今も緊張しています」とカミングアウトする、「こういう風に沈黙すると困りますよね(笑)」などその場の雰囲気や、自分のことをネタにすると、一気に場がゆるんでユーモアに転換することも可能です。そんな方法も覚えておいてください(田口先生)。


![]()

- 「洋服を選ぶときに、デザイン・ブランド・着心地のどれを重視しますか?」

- 「着心地です」

- 「最近見た映画は何ですか? どのような映画をよく見ますか?」

- 「アクション系や恋愛系のものが多いです」

- 「(タカハシさんの話す際の視線をチェックして)分かりました。人は物事を理解するときや思考するときに、五感の中でそれぞれに重視するものがあります。それぞれに
『視覚型』、『聴覚型』、『感覚型』の3つに分類されます」 
- 「へー! 3つに分類されるんですね」

- 「はい。3つのうち、タカハシさんは、『感覚型』ですね。感覚型の方は、名前の通り感覚を大事にするので、実際に動いてみて感触をつかむ傾向にあります。例えば、セールスマンが感覚型の相手に自社商品を紹介する場合は、商品を試してもらうことをお勧めします」

- 「なるほど、質問をしながら視線を観察することで分かるんですね! これなら、実際の雑談でも使えそうですね」
![]()
物事を視覚的にとらえるタイプ。目線が上の方に向く傾向があります。話の内容を図にして見せながら話すと、スムーズに会話を運ぶことができるでしょう。
![]()
物事を聴覚的にとらえるタイプ。目を左右によく動かす傾向があります。相手の話すスピードやリズムに合わせながら、しっかり言葉で表現しながら話を進めていくとよいでしょう。
![]()
物事を感覚的にとらえるタイプ。目を下の方に動かす傾向があります。相手が自分の感覚を感じ取りながら話ができるように、相手の状態をよく観察してゆっくりと話を進めましょう。
会話に少し余裕が出てくれば、相手の様子を観察して、何を重視している人なのかを判断してみましょう。相手の型に応じた対応ができれば、話の分かりやすい人、気が合う人と認識されることもあるでしょう。
![]()






