CHAPTER 1 1,000人アンケート。みんなの人間関係の悩みとは?|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

 取引先や上司・部下と上手に会話する!アサーティブ・トレーニング

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森田 汐生(もりたしおむ) 先生

森田 汐生(もりたしおむ) 先生 Shiomu Morita

特定非営利活動法人アサーティブジャパン代表理事。
一橋大学社会学部在学中にデンマークに留学、その後、イギリス滞在中にアサーティブネスに出会う。大学卒業後、日本社会事業大学研究科で社会福祉士の資格を取得し、1991~93年、イギリスの地域精神医療団体でソーシャルワーカーとして勤務。その間、ヨーロッパにおけるアサーティブネスの第一人者、アン・ディクソンのもとでトレーナー養成講座を受け、アサーティブネストレーナーの資格を取得。帰国後、1999年に国立市に事務所を設立し、2004年にNPO法人化。現在、アサーティブネス・トレーナーとして、全国各地で講演・研修を行っている。

CHAPTER 1 1,000人アンケート。みんなの人間関係の悩みとは?

――部下や後輩に対して言い過ぎてしまい、相手が委縮してしまって困っている。
――上司に飲みに誘われるが、断りづらくて、いつも渋々付き合っている。

こんな悩みをもつ中堅社員は多いのではないでしょうか。今回は、そんな社内外でさまざまな立場の人と接する機会の多い、中堅社員にこそ役立つ、アサーティブネスなコミュニケーション術を、特定非営利活動法人アサーティブジャパン 代表理事 森田汐生氏に学んでいきます。

まず、コミュニケーションスキルの一つ"アサーティブネス "を学ぶ前に、20代後半~30代 のビジネスパーソンが、仕事上のコミュニケーションでどのような悩みをもっているかアンケート調査を行いました。

Q1 現在、職場の人間関係に悩みはありますか? Q2 Q1で「はい」と答えた方は、それは誰に対する悩みですか?(複数回答可)

職場での悩みがあると自覚しているのは全体の4割という結果に。「悩みがある」と答えた4割の中でも「先輩」や「上司」との関係において悩みがある人が多数派でした。

一方、「クライアント」と答えたのは4.2%とごくわずか。20代後半~30代のビジネスパーソンは、社外の人間よりも、社内の人間関係に悩みを抱えるケースが多いようです。その中でも、自分よりも、職位が上の人や社歴が長い人に対して悩みを抱える傾向があることがわかりました。

Q3 仕事上のコミュニケーションで苦手だと感じるものがあれば具体的に教えてください。

・「上司を説得すること」(女性/30歳/ホテル・旅行/事務系専門職)

・「後輩に指示を出すこと。威圧的な言い方をしていないか気にしながらいつも話している」(男性/31歳/情報・IT)

・「相手の失敗を、角を立てずに指摘すること。どうしても怒鳴ってしまう」(男性/49歳/警備・メンテナンス)

・「自分の意見を大勢の前で言えない。相手から強い口調で言われると、委縮してしまって何も言えなくなる」(女性/31歳/情報・IT)

・「人に指摘するのが苦手。 やるべき業務をやらない人を見ると、自分の役割を果たしてほしいと思うが、『それはあなたの仕事でしょ』など、きつい言い方になってしまう」(男性/29歳/小売店)

・「多忙な時でも、自分の都合を後回しにして、相手の頼みを聞いてしまう」(男性/33歳/情報・IT)

・「誘いを断れない。例えば早朝勉強会など、あまり魅力を感じないので行きたくないが言い出せない」(女性/32歳/団体・公益法人・官公庁)

・「上司からのお酒の誘いをなかなか断れない」(男性/30歳/その他)

Q4.仕事上で、自分の気持ちがうまく伝わらず悔しい思いをしたことがありますか?

「仕事上のコミュニケーションで苦手だと感じるもの」をたずねると、「上司や先輩のミスを指摘できない」「後輩への指示の仕方やしかり方がわからない」という意見が目立ちました。

本当は相手を尊重しながら指摘をしたいのに、どう言えばいいかわからないという中堅社員ならではの声が多数。また、「自分の意見を言えない」「断りたいのに断れない」など、消極的な自己主張によってコミュニケーションがうまくとれていない人も多くいることがわかりました。

みんなのエピソード

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「ミーティングの時に、自分の言いたいことが伝わらなかった時」(女性/25歳/警備・メンテナンス)
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「上司の思い込みで、事実と違うことで怒られた。訂正しようとしても言い訳に聞こえるだろうと思い、黙って怒られることにした」(女性/33歳/商社・卸)
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「後輩のためを思って伝えていることが、さっぱり伝わっていないと感じる時。何を注意しても自分は関係ないと思っているような態度を見ると悲しい。尊敬してもらいたいわけではないが、先輩と認識されているのか疑問を感じる」(女性/29歳/その他)
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「"自分はこういうことがやりたい"ということをうまく伝えられなかった。逆に会社に不満をもっているように周りに勘違いされて、自分のコミュニケーション力の無さに不甲斐なさを感じた」(女性/23歳/小売店)
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「自分の気持ちを素直に伝えようとしたが、イントネーションや語気、態度など、"言い方"を間違えたせいか、うまく伝わらなかった」(男性/54歳/マスコミ・広告)

「自分の気持ちが適切に言葉に表現できず、相手にきちんと伝わらず悔しい……」。
そんな時に役立つのが、相手を尊重しながら、自分の感情・要望をきちんと相手に伝える「アサーティブネス」です。

次ページから事例を挙げてアサーティブネスについて詳しく説明していきます。

アンケート出典
マイナビニュース会員調査(ウェブ ログイン式)
有効回答数:1,000名
調査期間:2012年8月28日~8月30日

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