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スキル1つで、職場の空気が劇的に改善する『コーチング』でモチベーションUP

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Chapter7 「コーチング」を使った職場内コミュニケーション

これまでは、部下や後輩に対するコーチングについて主に学んできましたが、コーチングのテクニックは、部下だけでなく上司や同僚、他部署の人々などさまざまなポジションの人に使うことができます。 ここからは、コーチングスキルを活用し、職場内のコミュニケーションを円滑にする方法を学びましょう。

(1) 新入社員との関わり方

(1) 新入社員との関わり方

新入社員が入社3年以内に三割が離職していると言われている昨今。新入社員の定着率をどうやったら高めることができるのか、頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。ここでぜひ、コーチングを活用してみてください。
コーチングはクライアントが自分の頭で考え、行動して成果を上げるためのコミュニケーションツールです。本来人は自分自身で道を切り開いていくことができる存在なのですが、立ちはだかる数々の壁を目の当たりにすると、私たちはついそれを忘れがちです。 この本来の姿に気づいてもらう機会を提供するのがコーチングです。そのためには、上司が自分を見守ってくれて、存在を認めてくれ、信頼してくれていると実感することが大切。話を聴く場合は、聴く時間の長さは問題ではありません。 5分、10分でもしっかり相手の言葉を受け止め、相手の力を信じて可能性を引き出す会話を行うように心がけましょう。
また新入社員の場合は、なかなかほめられるような部分も少ないかと思います。その場合には彼らの持っている〝可能性〟に意識を向け、「未来をほめる」という方法があります。「どんな風になりたいの?」「どんな仕事をしてみたいの?」などと質問を投げかけ、その答えをほめたり、 「承認」を与える。そのことによって彼らは未来の〝ワクワクすること〟に気づくことができるでしょう。そうなれば、職場や仕事に対するイメージも変わっていくはずです。

(2) 上司との関わり方

(2) 上司との関わり方

上司とのやりとりに使う際のポイントは、普段の会話の中に〝さりげなく〟コーチングのエッセンスを織り込むということです。
上司とうまくコミュニケーションをとるために効果的なのは「相談する」という行動です。これまでのコーチングの基礎がわかっていれば、上司との会話の中でうまく相談を持ちかけながら、適宜「Iメッセージでほめる」行動や「感謝を示す」行動ができるでしょう。 そうすると、上司自身が「承認された、頼られた」という実感を得ることができるはずです。
そうなればあなたとの関係性もうまくいき、信頼感も増していくはず。部下との対話で「理想の未来が引き出される」ということを実感すれば、部下の意見にも耳を傾けてくれるはずです。

(3) 職場の雰囲気をプラスに変える

(3) 職場の雰囲気をプラスに変える

だれでも多かれ少なかれ、自分の所属する組織をよりよいものに変えたいという希望を持っています。ところが私たちはともすれば〝しょせん1人の力では組織に変化なんて起こせない〟とあきらめてしまいがちです。
組織でも社会でも、人が集まると不平不満の声が出てくるのはなぜでしょうか? それは不平不満をクチにすることで被害者の立場を主張することができ、不満足な状態を他人や組織や社会のせいにして、自分を正当化できるからです。
何度もご説明したように、コーチングはクライアント自身の自発性を引き出すコミュニケーションです。自分で考え自分で決断し、自分で行動するという体験をすることで、自分の働きかけで環境に変化を起こすことが可能なのだ、と実感することができます。これを組織に応用すればいいのです。

  • (1)現状把握
  • (2)目標設定
  • (3)リソースの発見
  • (4)アクションプランの作成

Chapter3で紹介したこの4つのコーチングの基本セッションの流れを守り、意見を出しあうといいでしょう。

次のChapterでは、社内コミュニケーションだけでなく、営業・接客におけるコーチングの活用術をご紹介します。

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公開日:2014年8月18日

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