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行き詰ったら、「仕分け」で解決 問題解決のための思考整理法

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Chapter4 優先順位と行動のための仕分け術

「なんとなく難しそう」をなくす「大項目、中項目、小項目」

「なんとなく難しそう」をなくす「大項目、中項目、小項目」イメージ01

コンサルティングや研修の仕事をしていると、よく遭遇する場面があります。それは、「計画や戦略はすばらしいのに、行動力がついてこない人が多い」というものです。
行動の第一歩が踏み出せないのはなぜか?受講者たちに問いかけると、さまざまな答えが返ってきます。
「失敗が恥ずかしい」「他人に批判されそう」「自信がない」「めんどくさい」など。これらは実は全て、「なんとなく難しそう」という漠然とした不安なのです。
この漠然とした不安ほど、怖いものはありません。「なんとなく」は抽象的で目に見えにくく、具体的な対処方法が見えてこないからです。 では、どうすれば第一歩が踏み出せるのでしょうか?

「なんとなく難しそう」をなくすため、行動の障害になっている課題のサイズを「小さくなるまで仕分けする」と良いのです。
下記に、私が単行本の執筆をするために仕分けした具体例を紹介します。

例えば出版の場合、一般的には「1.企画を考える」「2.執筆する」「3.出版社に売り込む」という3種の行動項目(大項目)に仕分けできます。
次に1.はさらに「(1)自分の専門分野の棚卸し (2)コンセプトの検討 (3)類書研究」などにわけられ、(3)はさらに「Ⅰ.週に1度は書店に行く Ⅱ.類書の著者と自分の専門性の比較表を作る」などに仕分けされます。
課題のサイズを小さくすることで、行動の第一歩目が明確になることがおわかりでしょうか。
また、行動までの心理的ハードルもぐっと下がります。
ですので、この小さなサイズは「今すぐ誰でも気合を入れずに着手できるレベル」にすることが大切です。
これを「ベイビーステップ」といいます。

例えば「英語を習得したい」なら、すぐに思い浮かぶのは「英会話学校に入学する」という行動でしょう。
しかしこれはややハードルが高いものです。ベイビーステップは「ネットで英会話学校の資料請求をする」もしくは、「そのためにパソコンの電源を入れる」くらいまで小さいものでいいのです。
資格取得や、新規事業の顧客開拓など。大きな目標に向かって具体的に踏み出そうとする場合、この手法は役立つはずです。

「なんとなく難しそう」をなくす「大項目、中項目、小項目」イメージ02

優先順位を決める「長期的視点と短期的視点」

優先順位を決める「長期的視点と短期的視点」イメージ

あなたは、仕事の優先順位のつけ方で悩んだことはありませんか?
私もかつてはそのことに悪戦苦闘していました。
しかしそれも、思考の整理で解決できるのです。
日々の業務における優先順位も必要ですが、まずは大きな枠組で時間軸を整理していくというスタンスを持ってみましょう。
視点をワイドにして優先順位を捉えることが、日々の業務においてポジティブに作用します。

例えば何かに行き詰まった時、人はその悩みが永遠に続くように思えます。
しかし、大抵の場合それは、実際には長い人生におけるほんの小さな点にしかすぎません。行き詰まりを感じても、それがずっと続くものなのか、短期的に終わるものかを捉えて、冷静に判断する必要があるのです。

右上の図は、とある事業を行う場合の仕分けメモです。

短期と長期での展開を時間軸別に分けて発展モデルを描くことで、継続的にビジネスの広がりが出てきます。
この場合は1年以内に行うべきことを「短期」、この先3年で行うことを「長期」として行動項目を整理しましたが、あなたの状況により「短期」が1ヶ月でもかまいません。
また、「短期」「長期」に「中期」を加えた3つに仕分けしてもいいでしょう。
そうすることで、全体の計画を維持したまま、日々行動していくことができます。

次は、現状分析をするための思考法についてお話します。

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公開日:2015年11月4日

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