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クラウドとは? IoTって何? ビジネスリーダーが把握すべき最新ITトレンド

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Chapter4 モバイルがIT利用を変えた

モバイルがIT利用を変えた

Chapter2のITトレンドの全体像でも紹介した通り、私たちの日常の行動をデータとして捉え、クラウドへ送る役割を果たしているのが「スマートデバイス」です。 スマートデバイスのうち、これまで企業でも個人でも多く使われてきたのがPCですが、最近ではスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスが数を増やし、スマートデバイスの代表的な存在になりつつあります。

モバイルデバイスが広く普及するきっかけとなったのが、2007年の初代iPhoneの登場です。それ以前にも、電子手帳やPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯型デバイスはありましたが、能力は低く、ネットワーク接続も限定的でした。

一方、iPhoneやiPad、Android端末といったスマートフォンやタブレットは、センサーやGPS、強力なプロセッサを内蔵し、インターネットを介してクラウドと一体となり、さまざまな機能を実現しています。

ここで、改めてPCとモバイルデバイスの違いを確認してみましょう。モバイルの特徴のひとつが「常時接続」です。モバイルは携帯電話をベースとしているため、通信機能を標準で装備し、常に電源が入った状態となっています。 もちろん、使わないときには画面を消していますが、その時でも常にネットワークにつながっています。この常時接続によって、どこにいても即座に、メールの返信や検索、ゲームなどができます。

常時接続ゆえに、モバイルは「クラウドと一体」での利用が前提

そして、モバイルのもうひとつの特徴が、単独ではなく、クラウドと一体で使うのを前提としていることです。これにより、モバイルはそのデバイスの大きさや性能に制約されることなく、膨大な計算能力や記憶容量を手に入れることができるのです。

これらの特徴を備えたモバイルは、私たちのIT利用を大きく変化させました。たとえば、モバイルの代表格であるスマートフォンには、位置情報を取得するGPS機能が組み込まれています。 このGPS機能とインターネット接続により、地図データを取得して自分の現在位置を確認したり、周辺のおすすめのお店を探したりすることが可能になっているのです。

また、ユーザー自身が位置情報を利用するだけでなく、ユーザーから集めた位置情報をビッグデータとして活用するサービスも登場しています。 代表的な地図サービスであるGoogle Mapsでは、膨大な数のスマートフォンユーザーの位置情報と移動履歴を匿名で取得し、それを解析することで、道路の渋滞状況を地図上に表示するサービスを提供しています。

さらに、外出先で見つけたものを写真で撮って、FacebookやTwitterなどのSNSなどに即座に投稿できることも、モバイルで新たに可能になったことです。 SNSのような一般の人が情報を発信できる仕組みはUGM(User Generated Media、またはCGM= Consumer Generated Media)と呼ばれています。 iPhoneをはじめとするスマートフォンによって、写真や動画とともに、ライブ感あふれる情報を誰もが簡単に発信し、友達と共有できるようになりました。

SNSやクチコミサイト、ブログなどのUGMに投稿された膨大な情報は、先ほどの位置情報と同様にビッグデータとなります。 そして、これらのビッグデータを広告や宣伝、マーケティング、ビジネス戦略などにうまく結びつけていこうという取り組みが行われているのです(ビッグデータについては、Chapter7で詳しく紹介します)。

次のChapterでは、ここ数年で数多くの機器が提供されている ウェアラブルデバイスについて紹介していきましょう。

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公開日:2016年10月12日

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