Chapter9 「IT×心理」がもたらすダイバーシティ時代に対応したマネジメント|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

働き方改革に必要なマネジメント 多様性がもたらす、組織と人材の強化

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Chapter9 「IT×心理」がもたらすダイバーシティ時代に対応したマネジメント

「IT×心理」がもたらすダイバーシティ時代に対応したマネジメント

ここまで説明してきたとおり、ITツールは業務生産性を高めるばかりでなく、上手く活用することで売上向上にも貢献します。実際に武蔵野では、 この「IT×心理」の活用により、労働環境を改善しつつ売上を対前年比で10%伸ばすことに成功しています(2016年時点)。

もっとも、そこには成功例ばかりがあったわけではありません。IT化したけれどうまくいかず、さらなる改善を余儀なくされたケースもたくさんあるでしょう。 Chapter7とChapter8でも紹介したとおり、ITツールを導入した際に重要なのは、まず「やや強引にでも全員が徹底して使う環境を整備する」こと、 それが効果を生まないのなら「思い切って捨てること」、そして新たなチャレンジに取り組むことです。ITツールを導入したのならば、 しっかりとその成果を見定め、もし成果が見えないのであれば理由を検証し、PDCAサイクルをもって改善していきましょう。

職場のITツールを従業員に使いこなしてもらうこと、場合によっては新たなITツールの導入を検討すること、 これらの取り組みによって働き方改革時代のマネジメントを遂行することは、現代における経営者・管理者の重要な使命だといえるのではないでしょうか。

最後に、この使命を遂行していく上で覚えておいていただきたい工夫をいくつか紹介します。

  • 時にはあえて「やらなくていいよ」と言ってみる

    武蔵野で基幹システムのアクセス制限を実施した際、「今やらず明日出社後にすればよいよ」とあえて従業員に言ったことがありました。 そうすると従業員は、「朝から作業に追われるのは嫌だから今やりたい」という意識から、能動的に時間を短縮するために活動するようになったのです。 上層部からの「○○をしなさい」という命令は、それが具体的であれば当然機能しますが、「生産性を高めなさい」といった抽象的な命令な場合、機能しないことが多いと言えます。 従業員が能動的に活動するための環境づくりが経営者や管理者には求められ、そこでは「やらなくていいよ」という言葉が効果を生む場合もあるのです。

  • インセンティブや評価への組込みをもった取り組みも時には重要

    少し生々しい話になりますが、ITツールの活用を徹底しなければならない環境整備において、「成績評価」や「インセンティブ」を条件とすると、それは絶大な効果を生み出します。 従業員の業務へのモチベーションは多様ですが、給与や評価が動機付けになることもあるのです。
    こうしたモチベーションに大きく左右する事項をITツールの徹底した活用に向けて利用することも、「時には」必要なのです。

「IT×心理」は、会社を成長させる道

「IT×心理」をテーマに、前編では多様な働き方に対応する上で不可欠となる生産性向上について、中編では成果を高めるための心の掴み方について、そして後編では、 ITツールの利用を浸透させるためのステップや注意点などをお伝えしました。繰り返しになりますが、ITツールの効果を最大化するためには、使う人の心理を押さえることが大事なのです。

厳しい環境が敬遠される時代に変わったのなら、その変化に合わせて組織も変わらないといけない。それが組織を成長させる道なのです。

労働環境を改善して社員が生き生きと働ける職場にするか、非効率的な仕事のやり方を放置して生産性の上がらない組織のままでいるか。本特集が前者を選んだ方の助けになれば幸いです。

日立ソリューションズが実践する「働き方改革」の取り組みのご紹介

日立ソリューションズは、経済産業省の「ダイバーシティ経営企業100選」に選ばれています。ダイバーシティ経営のノウハウを生かし、2016年9月からは、社員3,000人を対象にテレワークの検証を開始しました。

日立ソリューションズにおける働き方改革の取り組みをご紹介します

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公開日:2017年7月25日

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