日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

株式会社 日立ソリューションズ

日立ソリューションズCSR報告書2014に対する第三者意見

当意見は、本報告書の記載内容、及び同社の品質保証、環境、人事、調達、情報セキュリティ、CSRの各担当者へのヒアリングに基づいて執筆しています。同社のCSRへの取り組みは、従業員の働き続けやすさの向上や調達を中心に、PDCA(マネジメント・サイクル)が確立されつつあると言えます。

高く評価すべき点

  • 環境と社会に配慮した調達(P22)について、(株)日立製作所 情報・通信システム社と(株)日立システムズに働きかけて、3社合同の推進体制作りを働きかけながら、ISO26000の中核主題に基づき、調達先の基本属性ごとに取り組み状況を確認した上で策定された「CSR調達ガイドライン」を国内外の取引先438社に配布し、「CSR調達アンケート」に390社から回答を得て、フィードバックを行っていること。今後は、設問の詳細化や対象の拡大によって状況把握の精度を高め、工夫や課題の共有をより効果的に行うことで、取引先の取り組みが促されること、さらに、営業部門や顧客にもこの取り組みの意義や価値が共有されることに期待します。
  • 従業員の働き続けやすさの向上(P20/WEB)について、育児・介護・看護のための休暇・休職・短時間・在宅勤務制度の利用者が全従業員の9.34%に達するとともに、介護セミナーを開催し、病児保育支援制度も開始されていること。今後は、中長期的な労働力確保と生産性向上のために、従業員同士のエンゲージメントやチーム力の向上をさらに引き出せる施策を従業員自らに提案を求めるとともに、介護経験者の事例を共有する機会を設けるなど介護と仕事との両立もさらに進むことを期待します。
  • 同じく、従業員の働きやすさの向上のための精神・身体の健康の改善について(WEB)、健康診断受診率100%を継続し、各事業本部に「よろず相談員」を配置するとともに、直接の上司よりさらに上級の管理職や他部署との懇談会(「段飛び懇談会」「段々飛び懇談会」)のための予算も設け、残業・就業制限などの予防的措置を全社的に実施するなど、早期発見、休職後の復職支援、再発・初発の予防ならびにコミュニケーションの活性化を真摯かつ具体的に進めていること。今後も、予防の精度がさらに高まることに期待します。
  • 社会貢献活動(P14、P24)について、従業員の自発的かつ継続的な参加によって、勉強会やプロボノが活発に行われ、途上国で活動するNGOを通じた支援活動にも継続的に参加していること。今後は、自社の製品・サービスと社会の課題との接点領域における貢献活動と人材育成の統合的な運用がさらに広がることに期待します。

取り組みの進捗を評価しつつ、さらなる努力を求めたい点

  • CSRへの取り組みの推進体制(P12-13)について、日立グループCSR活動取り組み方針に基づいて全社の取り組みを点検し、各事業本部にも「ビジョン」の明記を求めていることを評価しつつ、今後は、同様の点検・評価に基づくマネジメント・サイクルが、CSRの最前線である各部署(事業部・課)においても自発的に行われるよう、各部署におけるCSR目標の設定が促されることに、引き続き強く期待します。
  • 情報セキュリティ対策の推進(P22/WEB)について、パートナー会社の表彰が始まったことを評価しつつ、今後は海外のグループ会社やパートナー会社への働きかけがさらに進むことに期待します。
  • 品質保証の推進(P23/WEB)について、「基本第一運動」をはじめとする取り組みが強化され、「品質改善努力賞」が来年度から創設されることを評価しつつ、安全や無事故を「誉める」文化や制度によるさらなる推進に期待します。
  • 環境負荷の削減(P21/WEB)について、管理職級を対象とした「エコマネジャー」研修受講者が累計約1,800人に達し、コピー使用料が全社費から部門間接費に移管され、使用電力量も1時間単位で把握できるようになったことを評価しつつ、今後も使用・排出量の用途・部門などの詳細な分析に基づくさらなる削減が進むとともに、日立グループの環境経営長期計画「環境ビジョン2025」(05年度を基準に25年度までに製品を通じて年間1億トンのCO2排出抑制)に短期・中期的にどのように貢献するかについて、対外的な開示が進むことを引き続き強く期待します。
  • 人的多様性の向上と活用(P20/WEB)について、海外グループ会社の幹部管理職の育成体制の整備が進んでいることを評価しつつ、今後も中期的な人材ポートフォリオ戦略に基づく育成・採用が加速的に進むことを期待します。

IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者 川北 秀人

IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
代表者 川北 秀人

IIHOE:「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に1994 年に設立されたNPO。主な活動は市民団体・社会事業家のマネジメント支援だが、大手企業のCSR 支援も多く手がける。

第三者意見を受けて

副社長執行役員 CSR統括本部 統括本部長 小山 孝男

副社長執行役員
CSR統括本部
統括本部長
小山 孝男

当社は、2011年度よりIIHOE代表の川北秀人様の第三者意見を通して、CSR経営への取り組み改善を継続的に進めてまいりました。本年度も貴重なご意見をいただき誠にありがとうございます。4年目となる今回は、サプライチェーンでのCSR調達において、国内外の取引先への「CSR調達アンケート」の配布により、取り組み状況や課題を把握し改善を進めたことを評価いただきました。ご指摘の通り、今後はさらに営業部門やお客様ともCSR意識の共有を推進してまいります。同じく評価いただいた「働きやすい職場作り」に関しては、社員が誇りをもって生き生きと能力を発揮できる職場作りに努めると同時に、今後も大きな社会的課題となってくる介護と仕事の両立をはじめ、多様な働き方の実現に向け継続改善してまいります。さらなる努力を求めたい点につきましては、ご指摘の内容をふまえ現状より一層進んだ取り組みを図っていきます。
また、事業のグローバル展開を加速する当社にとって、国内のみならず海外のグループ会社やパートナー会社へもCSRの実践や意識の共有が必須と考えております。人権や労働慣行、サプライチェーンのガバナンスなどについて、グローバル視点で真摯に対応するとともに、グローバルリーダーの育成にも注力してまいります。

企業情報

CSR報告書
(ダイジェスト版)

CSR報告書

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