日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2012年8月31日
株式会社日立ソリューションズ

肥後銀行が「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」を導入
ファイルサーバーのファイルを削減し、負荷軽減とバックアップ時間短縮を実現

 株式会社肥後銀行(本店:熊本県熊本市、代表取締役頭取: 

 /以下、肥後銀行)は、株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)の「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」を導入しました。肥後銀行では、ファイルサーバーから古いファイルを自動的に一時保管用サーバーに移動する運用を開始し、2011年12月から2012年2月までにファイルサーバーの全ファイル数の約30%を削減しました。また、ファイルサーバーに保存されているデータのバックアップにかかる時間を11時間短縮することができました。

肥後銀行では、経営方針に基づき、システム基盤の標準化とセキュリティの向上のため、2001年よりサーバーからOSやアプリケーションを実行するサーバベースドコンピューティングやペーパーレス化を進めていましたが、以下2つの課題がありました。

  • パソコン活用機会の増加に伴うデータ量増大と作成されたファイルが消去されないことによるファイルサーバー容量増大
  • 電子ファイルの利用促進に伴う、PDF、画像などの大容量ファイルの増加

このような背景の下、肥後銀行は行員に作業負担を与えずに、電子ファイルのライフサイクルをコントロールすることで、サーバーの負荷を軽減できるシステムを求めていました。
 日立ソリューションズは、従来の「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」に以下2つの機能を追加し、肥後銀行に提供しました。

  • ファイルサーバーから更新日などで判別した古いファイルを自動的に一時保管用サーバーへ移動する機能
  • 移動後のファイルが再度必要になった場合、すぐに利用できるようにファイルサーバーのフォルダに一時保管用サーバーへのショートカットを作成する機能

「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」の導入効果は、以下4点です。

  • 2011年12月から2012年2月までにファイルサーバーの全ファイル数の約30%を削減し、サーバー容量の長期的な余裕を確保
  • サーバーデータのバックアップにかかる時間を、バックアップの仕組みの改善と合わせ、11時間短縮
  • 肥後銀行の「すべての文書は銀行の共有資産である」という考え方に基づき、クライアントPCから約70GBのファイルをファイルサーバーに移行するとともに、クライアントPCのハードディスクへの文書保存を禁止
  • ペーパーレス化(紙から電子ファイルへ)のさらなる推進

肥後銀行は、これまで「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」をシステム部門で利用してきましたが、今後はファイル削除の運用ルールを策定し、全行員への利活用を拡大する予定です。

■「MEANSファイルサーバスリム化ソリューション」の特長

  • ファイルサーバーの利用状況を、ファイルのプロパティ情報やユーザー設定条件をもとに可視化します。
  • ファイルサーバーの傾向を分析でき、それに合わせて可視化の観点を変更したり組合わせたりすることができます。
  • 可視化の結果は、利用者全員で共有できます。また、該当条件のファイル一覧も、アクセス権を考慮したうえで、利用者全員で共有できます。
  • 利用者は所有しているファイルに絞込み、不要ファイルを削除したり、移動したりすることができます。
  • あらかじめ設定した条件に該当するファイルを、自動的にファイルサーバーから2次ディスクに移動し、ファイルサーバーにショートカットを残すことができます。

■「MEANSファイルサーバスリム化ソリューション」紹介URL

■ 本導入事例のご紹介

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当:宮本、安藤
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 「MEANS」は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

AdobeReader

PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)