日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2012年12月11日
株式会社日立ソリューションズ

日立のストレージと高速バックアップ/リカバリシステムを組み合わせて提供
短時間かつ確実なバックアップ/リカバリ環境を低コストで実現

株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、ファルコンストア・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:奥村 泰志、以下ファルコンストア)の次世代高速バックアップ/リカバリシステム「FalconStor CDP」と株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長:中西 宏明、以下、日立製作所)のユニファイドストレージ「Hitachi Unified Storage 100シリーズ(以下、HUS 100シリーズ)」を組み合わせ、保守サポートを含めたバックアップソリューションの提供を12月12日から開始します。これにより、これまで培ってきたストレージ関連のノウハウを活かし、大規模から中規模のお客様に大容量データを短時間かつ確実にバックアップとディザスタリカバリができる環境を低コストで提供します。

東日本大震災以降、災害やシステムトラブルが起きた場合に事業を継続できるよう、システムのディザスタリカバリや重要なデータのバックアップを検討する企業が増えています。また、企業はコスト削減や新規ビジネスに迅速に対応するため、できるだけ費用をかけず簡単かつ短期間でできるバックアップやディザスタリカバリを求めています。

日立ソリューションズは、昨年12月にファルコンストアと販売代理店契約を締結し、同社が提供する、短時間かつ確実なバックアップやディザスタリカバリを低コストで実現する次世代高速バックアップ/リカバリシステム「FalconStor CDP」と日立ソリューションズが提供するプライベートクラウド「SecureOnline 出前クラウドサービス」を組み合わせたバックアップソリューションを提供しています。
 今回、日立ソリューションズは、長年日立製作所のストレージを取り扱ってきたノウハウや技術力を活用し、今年の6月にファルコンストアから「FalconStor CDP」が動作するディスクストレージデバイスとして認定された日立製作所のHUS 100シリーズと「FalconStor CDP」を組み合わせ、保守サポートを含めたバックアップソリューションを提供します。HUS 100シリーズは、ブロックデータ(ブロック)(*1)/ファイルデータ(ファイル)(*2)双方のアクセスプロトコルに対応し、データ種類の異なるアプリケーションからのアクセスを1つのシステムに集約することができる高性能・高品質なユニファイドストレージです。日立ソリューションズは、本ソリューションの提供において、HUS100シリーズの事前の動作検証を行い、バックアップ/リカバリとのスムーズな連携を実現しています。
 また、日立ソリューションズは、これまで提供してきたエンタープライズ向けの高性能・高品質が求められるディスク間の二重化と小規模サーバー向けのバックアップに、今回のソリューションを加えることで、お客様からのさまざまなニーズに対応する統合バックアップソリューションとして提供します。

(*1)ブロックデータ:データベースなどのサーバーが記憶装置とやりとりをする構造型のデータ。
(*2)ファイルデータ:NAS(Network Attached Storage)やファイルサーバーなどが記憶装置とやりとりをする非構造型のデータ。

図. 統合バックアップソリューション提供範囲
図. 統合バックアップソリューション提供範囲

※( )内は目標復旧時間を示す。

日立ソリューションズは、「FalconStor CDP」とHUS 100シリーズを組み合わせたソリューションを、ディザスタリカバリ対策を検討している大規模から中規模のお客様や日立製作所のストレージを導入しているお客様を対象に提供します。

■ FalconStor CDP 特長

「FalconStor CDP」は、業界最先端の技術に基づいたブロックベース差分検出機能を用いた継続的データ保護を実現することで、増大するデータ量によるバックアップウィンドウに対する懸念を払拭します。万一の復旧においてもシステムやアプリケーションを仮想・物理環境と連携して即時に再開する仮想復旧機能により、単純な障害か大規模災害かを問わず、ごく短時間でのビジネス再開を実現します。
 従来のバックアップ/リカバリと比較すると、物理面では、テープを用いたバックアップとリカバリからディスクベースバックアップへのシームレスな移行を実現するため、テープの移送や管理を不要にします。また、システムの全二重化によるバックアップ対策と比較しても、格段に導入しやすい価格で大容量、複数拠点、混在するストレージ環境における業務環境に対し、迅速で確かなバックアップとディザスタリカバリを実現します。現在、事業の拡大やデータ容量の増加により従来のバックアップソフトウェアでは容量やバックアップにかかる時間が不足するケースにおいて、有効なソリューションとして多くの企業に導入しています。

<FalconStor CDPご紹介ページ> http://www.falconstor.co.jp

■ Hitachi Unified Storage 100シリーズ 特長

HUS 100シリーズは、ブロック/ファイル双方のアクセスプロトコルに対応し、データ種類の異なるアプリケーションからのアクセスを1つのシステムに集約することができます。これにより、さまざまな業務システムで発生するデータの横断的な処理が容易になり、迅速かつ有効なビッグデータの利活用を可能とするほか、設備の初期投資や運用管理コストを削減できます。また、ストレージハードウェア管理ソフトウェア「Hitachi Device Manager」を標準搭載し、ブロック/ファイル双方のストレージ容量や利用状況の確認、容量の割り当てなどの運用を一元的に行うことができ、管理者の日々の運用負担を軽減できます。

<HUS 100シリーズご紹介ページ> http://www.hitachi.co.jp/products/it/storage-solutions/products/hus/index.html

■ 価格

個別見積

■ 販売開始時期

2012年12月12日

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

株式会社日立ソリューションズ
担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当:宮本
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 「FalconStor」は、FalconStor Software Inc.の商標または登録商標です。
※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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