日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

ニュースリリース

2017年4月3日
株式会社日立ソリューションズ
取締役社長 柴原 節男

2017年度 日立ソリューションズ 入社式 社長メッセージ(抜粋)
日立創業の精神のもと、誰からも信頼されるプロフェッショナル人財に

 日立ソリューションズへの入社おめでとうございます。
本日、社会人として新たなスタートを切った新入社員の皆さんに、心がけていただきたいことを話します。

私たちを取り巻く環境は、日々刻々と動いています。特に最近は、人びとの価値観が「モノ」から「コト」へと変化していると言われています。また、近年のITの普及で全てのヒト・モノがつながるようになり、そこから発信されるデータを収集、分析することで、今まで分からなかったことが分かるようになり、データアナリティクス、人工知能が新たなビジネスの担い手となるデジタル産業革命が起きています。
 さらには、昨年の英国のブレグジットや米国大統領選挙の結果などに代表されるように、世界では多様な価値観が入り組み、社会の不確実性が増しています。

そうした中で、日立グループは、お客様との協創を通じた課題解決や新たな価値の創造などにより、IoT時代のイノベーションパートナーとして成長することをめざしています。なかでも、当社は日立グループ全体の社会イノベーション事業を牽引する会社として大いに期待されています。
 こうした状況を踏まえ、皆さんにお願いしたいことは、次の5点です。

1点目は、当社の「企業理念」です。
 当社は「日立創業の精神」のもとに、確かな技術と先進ソリューションの提供を通じて、お客様と地球社会の発展に貢献することを企業理念として掲げています。当社が「社会に貢献する」ために存在している会社であることを理解してください。

2点目は、日立創業の精神「和」「誠」「開拓者精神」です。
 とことん議論して方向性が決まれば、全員でそれに向かっていくという「和」の精神、お客様やパートナーだけでなく、仕事仲間や家族、友人、地球社会からも信頼されるよう「誠心誠意」行動するという「誠」の精神、そして未知のものへ挑戦し、自らの可能性を切り拓くという「開拓者精神」は、日立グループで受け継がれてきた価値観であり、今後も変わることはありません。

3点目は、「グローバルに認められる人財になる」ことです。
 ビジネスのグローバル化が急速に進む中、世界中の日立グループの仲間たち、お客様やパートナーと目的を共有して、一緒に活動することが欠かせません。一方、グローバルビジネスでは、「付き合うに値する存在」と認められることが重要です。皆さんは、まず、技術力を高め、職場の人たちに認められる人財になることを目標にしてください。それがグローバルビジネスで認められる第一歩です。

4点目は、「自分自身を磨き、仕事の生産性を上げる」ことです。
 私たちは社会を支える多くの重要なシステムを担当しています。まずはそうしたシステムでトラブルを発生させないこと、トラブルが発生しても早期に収束させること、同じ失敗を繰り返さないことが何より重要です。そのためには、日頃のコミュニケーションと、一人ひとりの技術力向上が欠かせません。絶えず技術力の向上に努めるなど、自分自身を磨き、仕事の生産性を上げてほしいと思います。自らの健康管理をしっかり行い、公私とも充実した生活を送ってください。

5点目は、「焦せるな」ということです。
 会社に入社したら、早く一人前になろうと思っているのではないでしょうか。しかし、実際に入社一年目でできる仕事の範囲は、少ないものです。まずは与えられた仕事を着実にこなしながら、実力をつけてください。実力を早く身につけるポイントは、「自分の頭で考えて、行動する」ことです。

当社は、多様な個性をもった社員のそれぞれの能力を最大限に発揮させるダイバーシティ経営を推進しており、この一環として「個人の多様性・働きがい」と「経営効率・生産性向上」の両立・最大化をめざしたワークスタイル改革にも取り組んでおり、こうした活動を通じて、明るく活気あふれる職場・会社をつくっていきます。

皆さんが日立創業の精神のもと、誰からも信頼されるプロフェッショナル人財に成長し、グローバルに活躍されることを期待します。一緒に頑張りましょう。

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