日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2006年1月17日
日立ソフト

日立ソフトがWebアプリケーション負荷テストツール
「Assam WebBench」のパフォーマンス管理製品連携機能を大幅強化
~「IBM社 パフォーマンス管理製品」との連携を新規サポート~

 日立ソフト(代表執行役 執行役社長 小川健夫、本社:東京都品川区)は、Webアプリケー ション負荷テストツール「Assam WebBench(アッサムウェブベンチ)」で、パフォーマンス管理 製品との連携を強化し「Assam WebBench Version 9.1 Enterprise Edition(以下、Assam WebBench EE)」として2006年2月15日に発売します。
 Webアプリケーションの安定稼動のためには、パフォーマンスを考慮した設計、実装と実機で のパフォーマンス検証、さらには運用開始後のビジネス環境の変化にすばやく対応するための パフォーマンス管理が非常に重要です。「Assam WebBench」シリーズはパフォーマンス検証の 分野において200サイト以上で利用されてきましたが、今回パフォーマンス管理製品との連携を 強化する目的で、IBM社のコンポジット・アプリケーション管理製品「Tivoli Composite Application Manager for WebSphere (以下、ITCAM for WAS)」、リソース監視製品 「Tivoli Monitoring (以下、ITM)」との連携をサポートします。「Assam WebBench」と 「ITCAM for WAS(アイティキャム フォー ワズ)」、「ITM(アイティエム)」を連携 させることによって、IBM製品を中心としたWebシステムのパフォーマンス管理において、 より詳細かつ迅速なボトルネック分析を行うことができるようになりました。
 日立ソフトは、年間100ライセンスを目標に「Assam WebBench EE」を積極的に拡販し、Web アプリケーションのパフォーマンス問題によるお客様のビジネス機会損失防止を強力に支援しま す。
 Webアプリケーションの構造は、業務の複雑化やアプリケーションフレームワークの利用ある いはSOA(サービス指向アーキテクチャ)の採用などによって、高度かつ複雑になるだけでなく、 多層化、ブラックボックス化が進む一方です。このため、自身が開発した部分や表面的な現象だ けにとらわれていては対症療法的なパフォーマンス対策となり、根本的なボトルネック解決が 困難です。また、インターネットで利用されるWebアプリケーションの場合、そのアクセス数 の変化やピークを予測することは極めて困難なため、不完全なパフォーマンス対策と相まって、 思わぬビジネス機会損失を発生させかねません。「Assam WebBench EE」は、実際のビジネス 環境を想定したWebアプリケーションの大規模負荷テストを、容易かつ低コストで実現できるだけ でなく、負荷に対するパフォーマンスの変化を直感的でわかりやすいレポートで提供するため、 根本的なボトルネックの発見に大変有効です。

<主な機能拡張>

(1) ITCAM for WASとの連携
「Assam WebBench EE」に「Assam WebBench Version 9.1 ITCAM連携オプション」を組み合わ せて、IBM社のコンポジット・アプリケーション管理製品「ITCAM for WAS」と連携できます。 「Assam WebBench」による負荷テストの測定結果と「ITCAM for WAS」で取得したアプリケー ションのパフォーマンスデータを「Assam WebBench」に取り込むことにより「Assam WebBench」 で、クライアントサイドとサーバサイドのパフォーマンスデータを一元的に容易にすばやく 分析することができ、ボトルネックの簡易な分析、早期発見に大変役立ちます。
(2) ITMとの連携
「Assam WebBench EE」に「Assam WebBench Version 9.1 ITM連携オプション」を組み合わ せて、IBM社のリソース監視製品「ITM」と連携できます。「Assam WebBench」による負荷テスト の測定結果を「ITM」で管理できるだけでなく、「ITM」のリソース監視結果とあわせることに よってボトルネックのより詳細な分析、早期発見に大変役立ちます。

<出荷開始時期> 2006年2月15日
<製品ホームページ> http://hitachisoft.jp/assam/

~今回の発表に対し、IBM Corporation James Chong氏よりコメントを頂いております~

「今回の同意に基づいて日立ソフトとIBMが実現するソリューションは、 『IBM Tivoli Composite Application Manager』および『Tivoli Monitoring』製品群を活 用することによって、企業のアプリケーションやシステムのパフォーマンス向上を図るもの です。当ソリューションは、お客様のWebアプリケーションやシステムの内部の動きをか つてないほど可視化し、アプリケーションのライフサイクル全体を通して問題の監視 と修正をサポートします。これにより、問題解決までの時間の大幅削減、およびアプリケー ション管理担当者の作業の効率化が期待できます。」
Vice President, Application Management, IBM Tivoli Software, IBM Software Group James Chong


<製品体系>
本体

製品名標準価格(税込)
Assam WebBench Version 9.0 Standard Edition1,575,000円
Assam WebBench Version 9.1 Enterprise Edition2,625,000円
Assam WebBench Version 9.0 Standard Edition コーポレートライセンス 15,750,000円
Assam WebBench Version 9.1 Enterprise Edition コーポレートライセンス18,900,000円

オプション

製品名標準価格(税込)
Assam WebBench Version 9.0 Introscope連携オプション315,000円
Assam WebBench Version 9.1 ITCAM for WAS連携オプション315,000円
Assam WebBench Version 9.1 ITM連携オプション315,000円

年間保守サポート(@Service24)

対象製品名標準価格(税込)
Assam WebBench Version 9.0 Standard Edition252,000円
Assam WebBench Version 9.1 Enterprise Edition420,000円
Assam WebBench Version 9.0 Standard Edition コーポレートライセンス 2,520,000円
Assam WebBench Version 9.1 Enterprise Edition コーポレートライセンス3,024,000円
Assam WebBench Version 9.0 Introscope連携オプション50,400円
Assam WebBench Version 9.1 ITCAM for WAS連携オプション50,400円
Assam WebBench Version 9.1 ITM連携オプション50,400円

※ Assam WebBenchは、日立ソフトの日本国における登録商標です。
※ IBM、Tivoli、WebSphereは米国IBM Corporationの商標です。
※ Intorscopeは、米国Wily Technology,Incの米国およびその他の国における登録商標 または商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
※ 日立ソフトの正式名称は、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社です。

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