日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

株式会社 日立ソリューションズ

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2007年2月14日
株式会社日立製作所
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社

携帯・カーナビ・情報家電などの付加価値向上を支援する
組み込みデータベース「Entier」の機能強化版を発売
データ検索機能の充実でユビキタス情報機器のデータ多様化・大容量化へ対応し、
機器組み込みソフトの開発生産性向上をさらに支援

 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学/以下、日立)と、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(代表執行役 執行役社長兼取締役:小野 功/以下、日立ソフト)は、携帯電話・カーナビ・情報家電などの各種ユビキタス情報機器向け組み込みデータベース「Entier」(エンティア)の機能強化版を3月1日から販売開始します。「Entier」は、ユビキタス情報機器組込みソフトのデータ管理処理を担う少容量で高機能な組み込み型データベースです。今回の機能強化版では、メール、画像、地図情報など、機器で扱う各種データの多様化やデータ量の増大に対応し、これらを柔軟かつ迅速に検索する各種機能を充実させ、年々進化するユビキタス情報機器の付加価値向上と組み込みソフトの開発生産性をさらに支援します。

 携帯やカーナビ、情報家電などのユビキタス情報機器に組み込まれるソフトウェアは、機器や機種ごとに個別の開発が必要で、製品開発サイクルの短期化や機器に組み込むソフトウェアの容量に制約がある特性があります。これにより、短期間で高機能なソフトウェアを、機器ごとに少ないソフトウェア容量に収まるように開発し、かつ信頼性を確保することが大きな手間となっており、これらの課題に対応して開発生産性を向上させることがポイントとなっています。

 日立は、これまで蓄積した基幹情報システム向けデータベース技術を組み込みシステム向けに凝縮した「Entier」を日立ソフトと共同開発して2005年末から市場に投入し、機器の高機能化と組み込みソフト開発生産性の向上を狙いとして各種機能を提供してきました。
 例えばカーナビ向け機能としては、右折せずに立ち寄りやすい道路左側の店舗のみを検索する地図検索機能や、1文字入力するごとに地名や人名、住所などの候補を迅速に絞り込んで検索する絞り込み検索機能など、各種検索機能を含むデータ管理機能をコンパクトなソフトウェア容量で提供しています。
 また、従来これらの機能を組み込みデータベースを利用せず、組み込みソフトのデータ管理処理として最初から開発するには大きな手間がかかっていたのに対し、「Entier」を適用することでデータ管理処理部分の開発期間を従来比約1/10(*1)に短縮するなどの特長を備えています。
*1:当社試算による

■機能強化版の主な特長
 今回は、複数の任意のキーワードを組み合わせてデータ検索を迅速に行う機能と、意味が同じで表記が異なるデータを同一の検索対象として取り扱える機能などを強化し提供します。


(1)
探しにくい情報や大量の情報から迅速・柔軟にデータを検索できる日本語全文検索機能
今回機能強化した日本語全文検索機能では、携帯などで受信済みの複数のメールから、本文中に含まれる任意のキーワードで目的のメールを探したり、カーナビなどで地図上の地名に含まれる任意のキーワードで目的の場所を探すことが可能です。
また、デジタル放送の進展などで、EPG(電子番組表)の機能として番組のテーマや出演者、番組中で紹介される店舗や地域の情報が番組データとして利用可能となった際に、例えば、グルメ番組を料理のジャンルや出演者・紹介される店舗・放送時間帯などの各種条件で検索し、お気に入りの番組を探すといったことも可能です。
(2)
異なる表記で意味が同じ情報を検索可能とする別名検索機能
地図情報などでの地名やスポット名などは、意味が同じで表記が異なるものが複数ある場合、従来の機器ではこれらを検索する際に別名で表記されるものは検索結果にヒットしない場合がありました。
今回の別名検索機能では、例えば「**国際空港(正式名称)」と「**空港(略称)」のような表記が異なる情報も、事前に同一ものとして定義しておけば、検索時に一緒に探すことが可能です。


 このほか、複数のアプリケーションからデータベースの利用を可能とするマルチタスク機能なども備え、組み込みソフトウェアの高機能化を支援します。

 また、今回の機能強化版の発売にあたり、「Entier」を組み込みソフトの部品として採用戴いている組み込みソフトウェア・ベンダである株式会社アプリックス殿から以下のコメントを得ています。

■株式会社アプリックス 執行役員常務 S&M本部 本部長代理 高尾 慶二 氏
 株式会社アプリックスは、今回の日立「Entier」機能強化版の販売を歓迎します。我々は既に当該製品の先行バージョンを、アプリックスのミドルウェアフレームワークのデータ管理処理を担うコンポーネントとして採用しており、組み込みシステム開発生産性向上に寄与する製品特長を備えている点を評価しています。今回の機能強化版についても、引き続き生産性向上への支援、ならびにユビキタス情報機器の高付加価値化に寄与するものと期待しています。

 なお、日立は今後、今回の機能強化版の英語版を北米向け組み込み市場へも投入し、組み込みシステムの付加価値向上・開発生産性向上を海外でも支援していきます。

■価格および出荷時期

製品名 機能強化の概要 価格 出荷時期
Entier Version2 ・日本語全文検索機能:
任意のキーワードを複数組み合せて情報検索を迅速に行う機能
・別名検索機能:
意味が同じで異表記の複数データを同一検索対象として扱える機能
個別見積 3月30日

 *「Entier」は、日立および日立ソフト 双方から販売します。

■他社商品名称に関する表示
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