日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2009年3月17日
日立ソフト

日立ソフト、サービス事業の強化拡充に向けてサービス事業統括本部を新設

 日立ソフト(本社:東京都品川区、執行役社長:小野 功)は、サービス事業の強化・拡大をめざした新組織、サービス事業統括本部を4月1日付けで発足します。
本組織は、クラウドコンピューティングを見据えたサービス事業拡大に対応するため、サービス事業の企画、営業、構築、運用保守を担当する部門を組織化するものです。本組織は、60名体制でスタートし、各事業部門とも連携をとり、サービス事業を推進していきます。

 企業におけるITシステムは、企画から設計、開発、運用を通じて自社の資産として「所有する」というシステムから、クラウドコンピューティングに代表されるように必要な期間、必要なリソースを「使う」サービスに移行するトレンドが強まっています。
 これまで日立ソフトは、サービス事業の中核として2007年1月から「SecureOnline(セキュアオンライン)」のサービスを開始し、セキュアなIT基盤(ハード・ソフト・ネットワーク)を、必要なときに必要なだけ月額制で利用できる環境を業界に先駆けて提供してきました。「SecureOnline」は、既に1000台のVMを同時稼働させるという実績を持っており、特定非営利活動法人ASP(*1)・SaaS(*2)インダストリ・コンソーシアム(ASPIC)が主催する「第3回ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2009」においてASP・SaaS支援・ミドルウェア/ハードウェア分野グランプリを受賞するなどPaaS(*3)として高い評価を得ています。
 さらに、従来から提供しているソフトウェア開発・管理支援サービス「ManageFeed」、匿名化情報管理サービス「匿名バンク」などの複数のASPを「SecureOnline」上に集約して運用の大幅な効率化を実現しています。加えて、自社の情報システムの「SecureOnline」上への移行及び稼働検証を進めており、企業情報システムのプライベートクラウド化を実証しました。

 今後は、クラウドの活用によって情報システム運用管理コストの低減を目指しておられる各企業のお客様に、「SecureOnline」に加えて、情報システムのライフサイクルである構築から運用、改善までをカバーし、効率的稼働を可能とするサービス群をご提供することを予定しています。そのために、既存システムのマイグレーションサービス、バックアップサービス、サービスデスクサービス等の拡充も順次行います。

(*1) ASP : Application Service Provider
(*2) SaaS : Software As A Service
(*3) PaaS : Platform As A Service

<ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2009の紹介ページ>

http://www.aspicjapan.org/activity/project/


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