日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

株式会社 日立ソリューションズ

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立ソフト)は当時のものとなっております。

2010年4月15日
日立ソフト

中国とベトナムからのリモートデスクトップ接続で快適な操作を実証
~統制IT基盤提供サービス「SecureOnline」にネットワーク高速化技術を適用~

 日立ソフト(本社:東京都品川区、取締役社長:諸島 伸治)は、日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud」 のラインアップのひとつである統制IT基盤提供サービス「SecureOnline(セキュアオンライン)」(*1)に、 ネットワーク高速化技術を適用しています。このたび海外(中国:大連、ベトナム:ハノイ)から「SecureOnline」 上の仮想マシンに対してリモートデスクトップ接続してアクセスする際に、文書のスクロール表示やキー入力において、 ローカルPCに近い操作ができることを実証しました。これにより、海外出張時の日本の自席PCリモート操作や、海外現地法人と日本法人との間の共同開発を、 快適に行うことができます。

(*1)「SecureOnline」は、必要なときに必要なだけIT基盤を利用することができる、 当社が提供するオンデマンド型のサービスです。

 「SecureOnline」はこれまで在宅勤務で自宅PCからの接続、営業員がモバイル環境から接続するといった国内利用が中心でしたが、 最近では海外出張や海外現地法人との情報共有のため、海外(特にアジア圏)からの利用を希望するお客様が増えています。しかしながら、 日本と海外との国際回線のネットワーク遅延が100msec以上(通常国内であれば30msec以内)あることから、快適に利用できる環境ではなかったと言えます。
 これらのニーズに応えるため、「SecureOnline」のセンタにネットワーク高速化技術を取り入れています。本年2~3月に中国とベトナムで性能評価を実施し、 海外から「SecureOnline」を利用する際の通信性能を検証しました。現在、企業で一般的に利用されているWindows PCで利用可能なRDP (リモートデスクトッププロトコル)を使用して、海外のPCから「SecureOnline」上の仮想マシン(Windows Server 2003 / Windows Server 2008 R2) に接続し、操作性能を測定した結果、高速化技術を取り入れた「SecureOnline」を利用する場合に、十分実用に耐える性能向上が確認できました。 海外からのリモートデスクトップ接続であるにも関わらず、文章のスクロールやキー入力においてローカルPCに近い操作を実現できることが分かりました。


図1 性能評価パターン


図2 ネットワーク環境

 「SecureOnline」では、パブリッククラウド上に格納したデータを一旦SecureOnline上に取り込み、 バッチ実行環境で処理した結果をオンプレミスの業務システムに反映させることができます。 日立ソフトでは、これまでにもsalesforce.com上で営業員向け顧客情報提供サービスを構築し、salesforce.com内のデータを定期的に「SecureOnline」 上のバッチ実行環境に取り込み、バッチ処理実行後にオンプレミスのシステムに集計したデータを反映するシステムを構築・ 運用しているなどの実績があります。「SecureOnline」を中継して、データを取り込み、必要な処理を行った後で、業務システムに渡すことにより、 セキュアな環境下でバッチ処理を実行できます。

 日立ソフトは、2007年から「SecureOnline」を提供し、200社以上の企業への導入実績があります。今回、 Amazon EC2を使用してサービス提供中である当社の米国子会社(Hitachi Software Engineering America, Ltd.)の技術者とともに、 パブリッククラウド(Amazon EC2, GoGrid, Rackspace, Windows Azure、salesforce.com)と「SecureOnline」の連携について検証を行い機能面・ 性能面で一定の評価を得ることができました。今後も、「SecureOnline」と複数のパブリッククラウドをハイブリットに組み合わせ、 業務システムに欠かせないバッチ実行環境を提供することで、お客様に最先端のIT環境を提供していきます。

表1 ローカルPCでの性能評価結果

ローカルPC
Windows Server 2003 Windows Server 2008 R2
Word文書
100ページ
スクロール
16秒 16秒
PDF文書
100ページ
スクロール
17秒 17秒

表2 中国(大連)での操作性能測定結果

接続先マシン
Windows Server 2003 Windows Server 2008 R2
測定
パターン
パターン1
SecureOnline
パターン2
物理マシン
パターン1
SecureOnline
パターン2
物理マシン
Word文書
100ページ
スクロール
17秒 154秒 17秒 19秒
PDF文書
100ページ
スクロール
76秒 356秒 65秒 73秒

表3 ベトナム(ハノイ)での操作性能測定結果

接続先マシン
Windows Server 2003 Windows Server 2008 R2
測定
パターン
パターン1
SecureOnline
パターン2
物理マシン
パターン1
SecureOnline
パターン2
物理マシン
Word文書
100ページ
スクロール
17秒 320秒 20秒 26秒
PDF文書
100ページ
スクロール
59秒 605秒 108秒 140秒

(*)上記評価は、当社の準備した環境下での結果です。必ずしも性能を保証するものではありません。

今回のベトナム(ハノイ)での性能評価時の画面操作の様子を録画した動画を、下記URLで公開していますのでご覧ください。
http://hitachisoft.jp/products/so/rdptest/

日立ソフトは、2007年から「SecureOnline」により、仮想プライベートクラウドサービスを提供し、これまで200社以上の企業に導入されています。 今後、更なる利便性・性能の向上を図ることにより、2010年度に新たに100社との契約を見込んでいます。

<製品紹介のホームページ> :http://hitachisoft.jp/products/so/

<本件に関するお問い合わせ先>
 担当部署:@Sales24
 Tel: 03-5479-8831  ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/

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ニュースリリースの内容は発表当時のものです。商品の販売終了や組織変更により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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