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ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2007年8月30日
株式会社日立システムアンドサービス

UFJISが携帯電話から社内ポータルにアクセスできる
日立システムの「ポータブル セキュア クライアントµVNCを導入

 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(本社:東京都千代田区、取締役社長:畔柳 信雄/以下、三菱UFJフィナンシャル・グループ)のコンピュータシステムの企画、開発、保守を行っているUFJIS株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村 新太郎/以下、UFJIS)は、株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:中村 博行/以下、日立システム)が提供する「ポータブル セキュア クライアントµVNC(マイクロブイエヌシー/以下、µVNC)」を利用した、携帯電話から社内ポータルへセキュアにアクセスできるシステムを構築し、7月31日から試行運用を開始しました。

 携帯電話は、通話のほか、電子メールの利用、企業の情報システムとの連携による情報共有や作業支援など、社外での業務活動において、重要な存在となりつつあります。しかし一方で、重要度の高い情報を携帯電話で扱うことで、携帯電話紛失等に起因する情報漏えい対策といったセキュリティに対する備えが必要です。

 UFJISでは、「30秒の隙間時間を利用して、社内リソースにアクセス」をコンセプトに、外出先からでも安全かつ短時間で接続可能なモバイル端末を導入することになりました。導入にあたっては、日立システムのµVNCの他、複数製品の評価を行いましたが、日立システムのµVNCが以下の理由で優れていると判断し導入に至りました。
  • µVNCは、携帯電話からインターネットを経由して、遠隔地のPCを操作できるアプリケーションソフトウェアであり、アクセスした情報がデータとして携帯電話内に残らないため、万一携帯電話を紛失した場合でも情報漏えいを防止できる点。
  • µVNCは、外出先から社内ポータルへ約15秒で接続でき、圧縮データや差分データを送受信するため、ネットワークへの負荷が少なく、操作時のレスポンスが良い点。
 UFJISでは、KDDI(au)の携帯電話用のアプリケーションプラットフォーム(BREW)上で動作するµVNCを組み込んだ携帯電話を使用し、7月31日から試行運用を開始しました。運用開始に当たって、µVNCで使用する携帯電話の十字キーにマウスホイールのキーを割り当て、マウスカーソルを自由自在に操作できる機能を追加しました。
 また、UFJISの社内ポータルがWeb2.0の技術を利用していることから、接続先のWeb画面を携帯電話用として、別に定義し、コンテンツの配置や文字の大きさは利用者が自由に変更できるなど、携帯電話から操作しやすい工夫をしています。
 UFJISは、今後も更なる機能拡充や改善を行い、µVNCによる携帯電話から利用できるコンテンツを拡充していく予定です。

商標名称等に関する表示

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「ポータブル セキュア クライアントµVNC」のご紹介

/mVNC/

商品、ソリューションに関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
東京第2営業本部 金融システム第1営業部
担当 : 山浦
TEL : 03-6718-5806
E-mail : m-yamaura@hitachi-system.co.jp

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