日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2008年3月17日
株式会社日立システムアンドサービス

Webアプリケーションのパフォーマンス情報を管理する
「CA Wily Introscope」の販売開始
CPUへ負荷をかけることなく、監視・監査を実現するソリューションを提供

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:中村 博行/以下、日立システム)は、日本CA株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:根塚 眞太郎/以下、日本CA)と、米国CA Inc.の製品で、Webアプリケーションのパフォーマンス情報を管理する「CA Wily Introscope(ワイリー イントロスコープ)」の販売代理店契約を締結し、3月18日から販売を開始します。

 近年、インターネットの急速な発展にともない、従来メインフレームのアプリケーションで提供されていた基幹業務についても、Web技術を基盤としたWebアプリケーションによる提供が主流となっています。しかし、インターネットを利用したシステムでは、突発的なアクセス量の増大や、システムリソースの不足によるシステム性能の劣化など当初の段階から予測することは極めて難しくなっている現状があります。また、Webアプリケーションそのものも、オープンソースや外部のソフトウェアの利用による複雑化と大規模化が進み、アプリケーションの内部の詳細を把握することが難しくなっています。そのため、 Webアプリケーションのパフォーマンス情報を効率よく管理することが求められています。

 「CA Wily Introscope」は、Webアプリケーション処理のパフォーマンス劣化や障害発生をリアルタイムに検知・切り分け・診断し、その根本原因を特定できるソフトウェア製品です。アプリケーション開発時のアーキテクチャの検証から、本番・商用環境での稼働監視において、アプリケーションのソースコードを変更することなく、CPUへの負荷を最小限(1~5%程度)に抑えて、応答時間やトランザクション数、コンポーネントごとの性能などを収集できます。これらのことから、Webアプリケーションのパフォーマンスに関する問題を迅速に見つけ出し解決できるので、サービス品質の向上と問題発生時の対応コストを削減できます。

 日立システムは、「CA Wily Introscope」の販売とともに、導入コンサルティング、ソフトウェア保守、Webアプリケーションのパフォーマンス分析、JP1統合システム運用管理ツールなどとの連携ソリューションを提供し、金融、通信業界、公共分野など、ミッション・クリティカルなWebシステムのサービスを提供している企業向けに、今後3年間で30社への販売を目標としています。

製品・サービスの標準価格および提供時期

製品名 価格 提供開始日
CA Wily Introscope 個別見積 3月18日
サービス名 サービス概要 価格 提供開始日
JP1連携サービス 「CA Wily Introscope」が検知した障害情報をJP1の統合管理で一元管理する サービス 個別見積 3月18日
インストールサービス 「CA Wily Introscope」のインストール および、環境設定を行うサービス
パフォーマンス分析サービス 「CA Wily Introscope」で収集したデータを元にパフォーマンス問題の分析。および、解決を支援するサービス
サポートサービス 「CA Wily Introscope」に関する最新情報やメンテナンス情報を提供する。および、電話、E-Mailによる使用方法に関するヘルプデスクサービス

「CA Wily Introscope」の紹介

  • /wily-introscope/

商標名称等に関する表示

  • CA Wily Introscopeは、CA の登録商標です。
  • その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
営業統括本部 オープンソリューション営業部
担当:中沢(なかざわ)
TEL : 03-6718-5819
E-mail : wily-introscope@hitachi-system.co.jp

ニュースリリースの内容は発表当時のものです。商品の販売終了や組織変更により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。