日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

本記事は2010年10月1日以前に公開されたもののため、本文中の社名(日立システム)は当時のものとなっております。

2008年6月3日
株式会社日立システムアンドサービス

「IBCラジオ平泉ウォーク」でエリアワンセグ放送を実施

 株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:中村 博行/以下、日立システム)は、2008年6月8日、世界文化遺産申請中の岩手県・平泉町で開催されるラジオ連動型のイベント「IBCラジオ平泉ウォーク」にて、エリア限定ワンセグ放送(以下、エリアワンセグ)の実証実験を株式会社IBC岩手放送と共同で行います。

 近年、ワンセグ機能を搭載した携帯電話や専用端末、ゲーム機などが急速に普及しています。また、2008年4月の改正放送法の施行に伴い、ワンセグの非サイマル放送(*1)が可能になり、新しいサービスが期待されています。このような背景の中、エリアワンセグも新しいコミュニティサービスとして注目されています。

*1 ワンセグ独自の番組を放送すること。従来ワンセグには地上波と同じ内容を放送する(サイマル放送)という制限があった。

 本実験は、日立システムと株式会社IBC岩手放送の共同実験であり、エリアポータル株式会社、株式会社日立製作所、株式会社日立国際電気、株式会社日立システム九州、株式会社インデックスの協力の下、総務省東北総合通信局より実験試験局免許の交付を受けて実施するもので、ワンセグ携帯を活用した新しい観光サービス実験になります。

 本実験では「IBCラジオ平泉ウォーク」のスタート・ゴール地点をメインフィールドとし、コース上の2箇所でワンセグ映像を使った観光クイズを実施します。ワンセグの動画番組とテキストによるデータ放送を活用し、徒歩ルートなどに関する情報や、平泉の世界文化遺産への取り組み状況など、そこでしか視聴できないコンテンツを参加者へ提供します。当日はデモ用のワンセグ対応携帯電話を用意し、ワンセグ携帯を持っていない参加者もサービスを体験できます。

 日立システムは、これまでにも、展示会場やスポーツ施設など、各地で実証実験を行ってきました。今後も実証実験を繰り返しながら技術検証を行い、エリアワンセグをワンストップで提供するソリューションを開発していきます。観光だけでなく、公共やスポーツ・レジャー、地域活性、災害情報など、社会へ向けた新しいサービスの可能性を探っていきます。

「IBCラジオ平泉ウォーク」について

 IBC岩手放送が開局55周年を記念して、平泉町・平泉教育委員会の協賛により、平泉町で世界遺産の登録を目指す史跡を巡る約7kmの視聴者参加型ウォークラリーです。
 日時:2008年6月8日(日) 9:00~
 場所:岩手県平泉町 観自在王院跡(スタート地点)ほか
URL:  http://www.ibc.co.jp/radio/radiowalk/

実験運営協力企業(順不同)

 エリアポータル株式会社
 株式会社日立製作所
 株式会社日立国際電気
 株式会社日立システム九州
 株式会社インデックス

商標名称等に関する表示

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商品に関するお問い合わせ先

株式会社日立システムアンドサービス
東京第一営業本部 第一営業部
担当: 高橋(たかはし)
TEL : 03-6718-5801
E-mail : area1seg@hitachi-system.co.jp

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