杉本商事株式会社様 FutureStage 機械器具卸向け販売管理システムの導入事例やシステム構築例を紹介|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズにお問い合わせください。

株式会社 日立ソリューションズ

FutureStage 機械器具卸向け販売管理システム 導入事例

杉本商事株式会社様

機械工具専門商社の全国45営業拠点の販売管理システムをFutureStageで統合。

ものづくりに必要な工具器具設備、機械設備などの販売を手がける機械工具商社、杉本商事株式会社。同社は、1980年代からオフコンにて運用してきた基幹業務システムの刷新に着手し、販売管理システムには、日立ソリューションズの機械器具卸向け販売管理システム「FutureStage」を採用しました。

杉本商事株式会社 社屋

課題

導入後

  • オフコンのサポート終了に伴う保守、管理継続に対して、工数、コスト共に課題があった。

    オープンシステムへの移行により、ハードウェアの保守を含む運用工数、コストが大幅に削減された。

  • システムが各拠点に分散しており、データ処理の即時性や、データの一貫性を保つことに課題があった。

    集中型システムによるリアルタイム処理で、システムへの二重入力や整合性を保つ照合作業が不要になり、データの一貫性が保たれた。

  • 稟議書類などの承認が販売管理システムと連携しておらず、内部統制の観点から、ワークフローを強化する必要があった。

    ワークフローの導入により、稟議書類の承認フローがシステム上で管理でき、上場企業として必要な内部統制がより強化された。

従来からの課題

オフコンのサポート終了を受け、オープン化に着手。ワークフローによる内部統制強化も

杉本 氏

杉本商事株式会社
常務取締役
経営企画部長
兼 SE推進部長
杉本 利夫 氏

全国主要都市に卸営業部、直需営業部の42営業所と3物流センターを擁する同社は、1980年代よりオフコンで運用してきた基幹業務システムのオープン化を進めてきました。2011年10月に財務・人事給与システムをオープン化、続いて2012年4月に物流システムをオープンシステムで構築し、2015年10月には販売管理システムを「FutureStage」で刷新しました。

「オフコン時代の販売管理システムは、各拠点がホストを所有する分散処理で、40台あまりが稼働していました。社内にスキルのある人員を配置し、システムの保守、運用を行う体制で、保守管理には相当のコストや手間がかかっていました。
また、データ処理の面でも、システムが分散されているため、各拠点のデータは翌日に本社に集まる運用でリアルタイム性に課題を抱えており、マスターデータの一貫性という点でも課題がありました。そして、EDI連携など他システムとの柔軟性という機能面でも不満がありました」(迎田氏)

「以前使っていたオフコンは安定稼働していたものの、製造中止が決まり、サポート継続も不透明という状況となったため、オープン化に着手することになりました。また、稟議書類などの承認はExcelで管理しており、販売管理システムと連携していないため、二重で管理する必要がありました。上長の承認がなくても業務が進んでしまうケースがあり、内部統制の観点から、販売管理システムで統制が取れるようにしたいと考えました」(杉本氏)

導入の経緯

カスタマイズの自由度と、お客様の業務に寄り添いシステムを導入する点を評価

迎田 氏

杉本商事株式会社
SE推進部 係長
迎田 和允 氏

販売管理システムについてのベンダーおよび製品選定は、2013年より本格化、日立ソリューションズを含む7社による共同コンペが行われました。

「2013年1月からRFPの作成を開始し、1次選考を経て3社に絞り込みました。日立ソリューションズとは、2011年秋の展示会で名刺交換し、コンペに参加してもらいました。『FutureStage』は、機械器具卸向けのパッケージということもあり、比較的容易にコストをかけずにこちらの要望を取り入れて機能をカスタマイズする柔軟性があり、その点で優位性があると感じました」(迎田氏)

「『FutureStage』は自社パッケージということで安心感があり、またソースが公開されていることから、将来的に自分たちで機能をカスタマイズしたい場合にも、自由度が高く対応できる点が決め手でした。
そして、ベンダーとしての日立ソリューションズは、同業他社での導入実績が豊富であったこと。それに加え、我々の業務に寄り添い、現業に合わせてシステムを導入する姿勢を評価しました。担当SEの人柄も良く、我々のプレゼンの際にも機械工具商のことをよく知っていることがうかがえ、安心してお任せできると考えました」(杉本氏)

3社による最終選考を経て、2013年10月にベンダーが決定しました。

導入時の取り組み

受発注画面やワークフロー、BIツールとの連携等に注力。導入支援もきめ細かく対応

プロジェクトは2013年11月にキックオフ、2014年3月に要件定義が完了、本格的な開発がスタートしました。

「監査法人とアドバイザリー契約をし、業務フローを深く理解するために、監査法人にも打ち合わせに参加してもらい要件定義を進めました。その後は、2014年夏頃までフィット&ギャップを行いながら基本設計を終え、テストを繰り返し移行データの準備を進め、本番環境が整ったのが2015年1月ごろでした」(杉本氏)

機能面でこだわったのは受発注画面でした。

「もともとは受注画面と発注画面が別々だったのですが、オフコン時代と使い勝手を近づけつつ、さらに現場が使いやすいよう、画面を統合し、画面項目を追加するなどのカスタマイズを行いました」(杉本氏)

「上述のワークフロー機能を実装し、販売管理システムから稟議書類の決裁、承認フローが回せるようにする点も機能面でこだわった点です。また、周辺機能では、BIツールとの連携を強化し、全社の売上実績等をリアルタイムに出力、タイムリーな分析や迅速な経営判断に寄与できるようにしました」(迎田氏)

本番環境が整った2015年1月より、テスト環境上で確認テストを実施。テストに想定より時間がかかったため、本番稼働は2015年10月となりました。

「導入に先立ち、社内勉強会を2015年4月、6月の2回実施しました。第1回は集合教育形式、第2回は業務担当の方により具体的な操作方法をマンツーマンで教える形式で、集合教育は日立ソリューションズの協力も得ながら行いました。

導入支援を含め、プロジェクト期間から一貫して、日立ソリューションズにはきめ細かく対応していただきました。テスト期間以降はSEの方に社内に常駐いただき、最盛期は10人ほどが常駐して、当社のIT部門と一緒にテストを行うなど、文字通り膝突き合わせて開発を行っていただきました」(迎田氏)

導入の効果

集中型のリアルタイム処理により、システム保守、管理負荷を軽減

本稼働から1年以上が経過し、販売管理システムは安定稼働を続けています。

「オープンシステムによる集中管理により、ハードウェアの保守を含めメンテナンスや管理にかかるコストや手間が大幅に削減されました。以前は分散型システムで、マスターなどのデータの整合性を取るのが大変でしたが、『FutureStage』導入により、システムへの二重入力や整合性を保つ照合作業が不要になり、データの一貫性が保たれました。

また、在庫数や在庫金額の処理も、これまでは1日1回の日次更新で、そのつど移動平均を取る必要がありましたが、導入後は、リアルタイムで確認できるようになりました」(迎田氏)

「社内売買の処理も自動化されました。従来は、一方の営業所で売り掛け、もう一方の営業所で買い掛けの処理が必要でしたが、導入後は、どちらか一方の営業所で入力すれば処理が完結します。また、物流システムなどの別システムとの連携も行われ、これまで手作業で行っていた集計、連携作業を自動化することができました。さらに、ワークフローの導入により稟議書提出等の負荷が軽減され、上場企業として必要な内部統制がより強化されました」(杉本氏)

こうした管理者側のメリットに加え、現場部門では、システムにかかる作業時間が短縮され、その分、高付加価値な仕事に時間をかけることができるようになりました。

「導入当初は、システム習熟のために時間がかかることもありましたが、今は営業拠点の日次更新処理がリアルタイム化され、これまで1人が、1日1時間必要だった作業が不要になりました。また、BIツールとの連携でも、これまでは必要なデータをIT部門に依頼して収集し、営業拠点に送っていたのですが、導入後は、現場の方で必要なときにデータを取り出し、分析をかけることが容易にできるようなりました」(迎田氏)

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今後の展望

技術者教育を含め、システムをさらによくしていくためのサポートを継続して欲しい

今後は、さらなるシステム改修に加え、また、グループ会社への「FutureStage」導入を展開しているところです。

「グループ会社への『FutureStage』導入は、2017年1月から本番稼働が開始。システム改修は、2017年3月末に3次改修が完了予定で、その後は、現場からの要望に基づく機能面での改修を目的に4次改修を行っていく予定です。
そして、販売管理だけでなく、物流システムの刷新も検討していきたいです。両システムの連携が強化されれば、出荷指示など急な変更があった場合にも、リアルタイムに対応が可能となり、よりシステムによる業務統制を図ることが可能になるからです」(杉本氏)

「ここまで、日立ソリューションズの対応には非常に満足しています。担当SEには手厚くサポートいただき、今後も変わらぬ対応をお願いしたいです。同時に、社内の技術者教育にもサポートいただき、自分たちでカスタマイズできるようになれば、ソースコードが公開されている『FutureStage』のメリットをより最大化できると考えています」(迎田氏)

「プロジェクト管理でも、こちらが失念しているような依頼事項を適切に管理していただき、本当に助かりました。今後は、軽微な改修については我々の方でも対応できるようスキルアップし、より良いシステムに育てていけるよう、さらなるサポートをお願いしたいです」(杉本氏)

集合写真

プロジェクトメンバーの皆様

導入企業プロフィール

杉本商事株式会社

杉本商事は、製造業向けの工具器具設備、機械設備などを手がける機械工具商社として1921年に創業しました。全国に42営業所と3物流センターを構え、きめ細かなサービス体制は、国内はもちろんのこと海外においても高い評価を得ています。ものづくりにおける製品や設備はさらにコンパクト化、高性能化を要求され、省エネルギーなどのニーズもさらに高まっています。今後もワールドワイドに活躍できる機械工具の専門商社として、より一層精進していきます。

本社所在地 大阪市西区立売堀5丁目7番27号 ロゴ 杉本商事株式会
設立 1921(大正10)年2月3日
従業員数 414名(2016年3月末現在)
事業内容 機械機器等の国内販売・海外輸出入
URL http://www.sugi-net.co.jp/
この事例に関するソリューション・商品

販売管理、財務会計、管理会計の各テンプレートをもとに、豊富な業務個別部品を組み合わせ、統合システム基盤を構築。
セミオーダー方式の採用により、企業の強みをそのまま活かしたシステムを実現できる商社、卸向けの販売・会計統合ソリューションです。

商品ジャンル:
流通業/サービス業

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本事例の内容は2017年3月22日公開当時のものです。

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最終更新日:2017年3月22日

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