Luminex®システムでは、担体として直径5.6µmのポリスチレン製マイクロビーズを使います。ビーズは球形であるため、一連の反応、洗浄、測定を高効率かつ迅速に行うことが可能です。
- ビーズは100種類!
- Luminex®システムでは、マイクロビーズをいろいろな濃度に組み合わせた2色の蛍光色素で染色し、各蛍光色素の含有量を識別コードとして用いています。具体的には、各蛍光色素に付き、読取センサで確実に区別可能な10段階の濃度を選定し、それを掛け合わせることにより100種類のマイクロビーズを作成します。
-
- ビーズの官能基
- Luminex®ビーズには、カルボキシル基をコーティングしたビーズとアビジンを結合させたビーズの2種類があります。カルボキシル基がコーティングされているビーズは、現在最もよく使用されており、末端をアミノ化したDNAやタンパク質などの様々な物質を結合させることが可能です。また、アビジンがコーティングされているビーズは、ビオチン化された物質をビーズ表面上に結合させることができます。
-
- ビーズ識別方法について
- 100種類のビーズは、2色の蛍光色素(以下、F1、F2とします)量をそれぞれ10段階設定し、固有の組み合わせで混合することで作成されています。 F1、F2の蛍光波長はそれぞれ657nmと720nmです。ビーズを識別する際は、フローサイトによって落ちてくるビーズに対し、635nmのレッドレーザで励起します。励起蛍光はそれぞれ657nm、720nmのバンドパスフィルタに通され、光センサ(APD:アバランシュフォトダイオード)によって電流に変換されます。全ての種類のビーズはF1、F2の比率が違うため、出てくる蛍光光量が異なり、APDによって変換された電流値の違いでビーズが識別されます。
- 光学系原理図
-



