コマツ(株式会社 小松製作所)様 従業員フロントソリューション リシテア シリーズの導入事例紹介|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズにお問い合わせください。

株式会社 日立ソリューションズ

従業員フロントソリューション リシテア シリーズ 導入事例

コマツ(株式会社 小松製作所)様

グループ内の製造系、販売系企業の多様な勤務体系をカバーし、“見える化”を実現。

建設・鉱山機械分野などで、国際的なリーダーとして、確固たる地位を確立するコマツ。
今回導入した「従業員フロントソリューション リシテア」の就業管理(Jobモジュール)は、旧システムからのリプレースを機に、従来カバーしていなかった販売系企業にまで適用範囲を拡大。13社・約15,000名の就業状況を“見える化”した事例になっています。

プロジェクト概要

適用ソリューション 従業員フロントソリューション リシテアシリーズ(Jobモジュール)
構築期間 約9ヵ月
プロジェクト関係者数
(日立システム側)
SE: 3名
プログラマ: 5名
検査: 2名

コマツ プロジェクトメンバー

稲村 博 氏

人事部 給与グループ
主査 稲村 博 氏

津田 隼人 氏

人事部 給与グループ
津田 隼人 氏

従来からの課題

旧システムを使う中、機能、操作性など、課題が表面化。

コマツでは、従来紙ベースで就業を管理。従業員一人ひとりが、毎日出勤簿に手書きで記載していました。
システム化に踏み切ったのは約6年前。適切な就業管理に向けて、就業の客観的な記録を残す方法を模索し、タイムレコーダー利用の某社製就業管理システム(以下:旧システム)を導入しました。
「当時は、客観的なデータの収集を最優先課題とし、システムを導入することになりました。(稲村氏)」

旧システムを使い続ける中、コマツでは、様々な課題が表面化してきました。

課題1

コマツの人事部門としては、グループ内の就業状況を把握しなければなりません。管理対象となるグループ従業員の数は、10,000名以上。しかし、旧システムのユーザ上限は10,000名のため、システムに手を加えたり、運用によりエラーが出ないように使っている状態でした。

課題2

多くの従業員、管理職が毎日利用するシステムであるので、「より快適に使いたい」「より効果的に活用したい」という声が、頻繁に聞かれるようになってきました。

課題3

旧システムで収集した各種就業データは、給与計算システムへと引き渡していました。コマツでは、月末までの勤務状況を、月初稼働1日目の午前中に締め、午後にチェックし、夜には給与計算に移行。稼働2日目には、すべての人件費にかかわる伝票を入力し、処理を終了させていました。しかし、年次有給休暇については残日数を管理できなかったため、給与計算システムとの間でデータの不整合が発生。これを一つ一つ調べ、整合する作業が、大きな手間になっていました。

「また、今後実施される労働基準法改正への対応も、旧システムでは大幅な改修が想定されていました。コンプライアンスについても、これまで以上に推し進め、グループ内に広げ、強化していくため、システムのリプレースは避けて通れない道だと考えたのです。(稲村氏)」

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選定のプロセス

画面のインターフェイス、コストパフォーマンス、ベンダーの対応を評価。

プロジェクトは、就業管理のパッケージ製品やソリューションの現状調査からスタートしました。現在コマツが給与計算などで使用している業務システムの就業管理モジュールや、旧システムのバージョンアップ、ゼロからのシステム構築も検討。その中から5つの商品をリストアップし、各ベンダーに提案を依頼。プレゼンテーションを受け、3商品→2商品へと絞り、最終的には日立システムのリシテアが選定されました。

選定の決め手となったポイントは以下の3つです。

ポイント1:画面のインターフェイスのキレイさと分かりやすさ。

◎ ○ △といった記号による表示など、就業状況が客観的にすぐわかり、使いやすい。細かな部分にまで配慮し、デザインされている。利用者である各社・各拠点・各部署のマネージャーや申請者、そして人事部門も含め、この点については、デモンストレーションの段階から、きわめて高い評価を受けました。

ポイント2:コストパフォーマンスの高さ。

ゼロからのシステム構築は、何でもできるようになるが、やはりカットオーバーまでの時間がかかる。コマツサイドの手間も膨大。既存の業務システムを使い続けるか否か、現存する申請系ワークフローの扱いをどうするか…など、解決しなければならない課題が多く、コストの回収にも時間がかかることになります。その点、パッケージ製品であるリシテアなら、短期間・低負担で導入できることが高く評価されました。

ポイント3:ベンダーである日立システムの対応。

「日立システムには、営業・サービスの方を含めて、何回も何回も説明に来てもらいましたが、対応が早い、真摯である、非常に丁寧…そういったことが、私たちを安心して導入へと踏み切らせてくれた材料でした。(稲村氏)」

導入時の取り組み

製造系企業にはない、販売系企業特有のルールにも対応。

新システムの導入にあたり、まずは適用企業の範囲を設定しました。コマツ本体に国内連結会社を加えた13社、従業員約15,000名を対象とすることに決定。そしてカットオーバーを、リシテア選定の約9ヵ月後に設定。ここに向け、打ち合わせ~外部設計~内部設計~テスト~検証を進めていきました。

「旧システムを利用していたのはグループ内の製造系企業のみでしたが、今回のリシテア導入を機に販売系企業も対象としました。同時進行で、全国の販売会社7社の合併プロジェクトも進んでいたので、人事部にとっては非常に忙しい時期でした。(稲村氏)」
「販売系企業には、製造系企業にはない特有のルールがあります。個人ごとに異なる勤務スケジュールと、これによる多様なカレンダー設定、事業場外勤務の給与支払規定…。これらを細かな部分まで含め、すべて調べ、仕様書にまとめ、日立システムに要望として提出しました。(津田氏)」

同時に、日立システムは全国の販売会社への個別訪問を行い、説明・打ち合わせを実施。システムに実際に触れていただきながら、要件を細かく詰めていきました。
こうした取り組みにより、全国約300ヵ所の拠点をカバー。2~3名規模の販売店までリシテアを利用できるよう構築していきました。

システムのつくり込みは、リシテア全体のレスポンスと、給与計算システムにデータを引き渡す仕組みに配慮。いずれも、スピードと信頼性を高いレベルで実現できるよう設計し、構築していきました。

「私たちは日立システムに、当たり前のように、あれこれお願いしましたが、特にレスポンスの部分には、非常に神経を遣って取り組んでもらえたと思っています。普通のSIベンダーなら“無理です”というような(笑)ことまで求め、そのほとんどに応えてもらいました。(稲村氏)」

カットオーバー3ヵ月前には、社内講習会を実施。各拠点、各部署のキーマンを集め、[ユーザー向け][総務部門向け]に分けて、合わせて10回以上実施しました。
旧システムからリシテアへの切り替えは、事前に綿密なタイムテーブルを用意。予定通り、約30分ほどでスムーズに切り替えを終えることができました。

導入後の効果

“見える化”により、適切な就業管理を推進。

新たに稼動したリシテアは、その日から就業状況の“見える化”を実現。適用したコマツグループ13社、従業員約15,000名の出勤、退勤、残業、年次有給休暇などが容易に把握できるようになりました。

「“見える化”は、本当に大きな効果。適切な就業管理を行うにあたり、最も有効な施策となっています。(稲村氏)」

「特に大きいのが、リアルタイムでの現状把握を実現した点です。旧システムでは、タイムレコーダーやPCから入力したデータが、システムに反映されるまで、半日位かかっていました。それが、リシテアではリアルタイム。今、誰が出勤し、休んでいるのか。今月の残業時間の累積はどれくらいか。今年度の有給休暇は何日残っているのか。そういった管理対象者の状況が、ひと目で把握できるようになりました。

また、個人の勤務カレンダー等の情報は、人事基幹システムで管理しており、旧システムでは月に1回、データ連携していましたが、リシテア導入により毎日に変更。データ反映のタイムラグがなくなり、より精緻にデータを管理できるようになりました。(津田氏)」

日常業務のレベルでは、従来の紙ベースから移行したグループ企業に、効果が最も顕著に現れました。紙ベースの就業管理は、月末に締め、月初稼働1日目にデータを集計し、給与計算に引き渡すのは物理的に不可能なため、締め日前の20日または25日で締め、残り期間の残業分は翌月分として計算・調整していました。そのため、状況の把握に苦慮。また、手作業による記入漏れやミス、チェック漏れ、用紙運搬の手間や時間など、多くの負担がかかってました。これらはリシテア導入により、大幅に削減・縮小されました。

「リシテアの最大の特長は、信頼性の高さにあると思います。この信頼性こそが、プロジェクトをスムーズに成功へと導いた要因だと思います。
実を言うと、社内には“システムのリプレースは次期尚早では?”という声もありました。しかし、リシテア導入後の効果を見ると、早く決断して、進めて良かった。あの時の判断は間違っていなかったと、今あらためて実感しています。(稲村氏)」

構成図

今後の展望

適用企業増加を決定し、労働基準法改正への対応も進行。

就業情報管理においては、リシテア適用企業が、すでに3社、約4,000名の増加を決定し、着々と進行。また、労働基準法改正への対応も、進められています。

「今回のシステム構築のプロセスで感じたのは、リシテアのアーキテクチャは、太い背骨のようなものがありながら、とても柔軟であり、オープンであるということです。今後は、労働基準法の変更や、コマツグループ内での適用範囲の拡大、就業規則の変更、雇用形態の多様化など、いろいろなことがあるでしょう。そういったことにも、リシテアなら柔軟に対応できるはず。日立システムも柔軟かつスピーディに対応してくれる。なので、ほとんど心配はしていません。(稲村氏)」

もう一つの視点は、リシテアJobモジュールと連携する人財戦略(人材開発)ツール[リシテアCareer]の活用。

「現在コマツでは、リシテアJob、リシテアCareer、さらには申請系、教育など、いくつものシステムが稼動し、連携しています。これらを利用する中で、私たち“人事のエキスパート”が有効に使えるソリューションを。将来的にはトータルなパッケージとして機能し、業務プロセスの改革をも実現できるソリューションを、日立システムには提案してもらいたいと期待しています。(稲村氏)」

導入企業プロフィール (平成21年3月31日時点)

建設・鉱山機械分野で国際的なリーダーとしての地位を確立する一方、グループとしてユーティリティ(小型機械)、林業機械、産業機械や物流、サービス関連事業などの分野においても、幅広い商品とサービスを提供。「品質と信頼性」を最も大切なテーマとして位置づけ、全世界のお客様のニーズと期待に最善の形で応えることのできる、安全で創造的な商品とサービスを提供していきます。また、企業としての社会的責任を果たし、社会から信頼を獲得し続けるため、環境への取組みや社会貢献活動を、グループ全体で積極的に推進しています。

コマツ(登記社名:株式会社 小松製作所)[Komatsu Ltd.]

本社所在地 東京都港区赤坂2-3-6 コマツビル

KOMATSU

建設機械

事業内容 主に、建設・鉱山機械、産業用機械などの事業を展開
創立 1921(大正10)年5月13日
代表取締役社長(兼)CEO 野路 國夫
従業員数 [連結]39,855名
[単独]7,818名
URL

私たちが担当しました

プロジェクト成功の大きな要因の一つは、“コマツウェイ”であり、これによる底力だと思います。コマツ様はグループ全体に統制が行き届いており、決定までのスピード、組織の活力、現場立脚型の推進力などを、色々な場面で実感することができました。
私たちが、本プロジェクトで特に力を入れて取り組んだ点は、コマツ様の早期決算への対応です。「第1営業日にグループ全社の給与計算完了」という必達要件に対し、リシテアチームが総力をあげて取り組んだ結果、期待以上の“応え”をご提供できたと思っています。
これからも私たちは、世界をリードするグローバルカンパニーであるコマツ様の躍進を支えるため、その期待に常に高いレベルでお応えできるよう、技術力・営業力の向上を図っていきます。

私たちが担当しました

プロジェクトマネージャ 渡邉 慶介
プロジェクトリーダ 渡辺 生海
サブリーダ 佐藤 肇
サブリーダ 尹 沃棠

この事例に関するソリューション・商品

大手企業を中心に940社、120万人を超える導入実績とお客様の評価に裏付けられた、現場業務重視の勤怠管理システム、リシテア。

商品ジャンル:
人事/総務

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最終更新日:2012年1月25日

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