三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社様 従業員フロントソリューション リシテアシリーズの導入事例紹介|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズにお問い合わせください。

株式会社 日立ソリューションズ

従業員フロントソリューション リシテアシリーズ 導入事例

三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社様

日本最大の金融グループ企業の勤務管理を支援するリシテアJob
運用をSecureOnlineに移管し柔軟性を強化

リシテア Lysithea ロゴ

三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社(以下、三菱UFJインフォメーションテクノロジー)は、2009年7月に東京三菱インフォメーションテクノロジー株式会社、株式会社UFJ日立システムズ、UFJIS株式会社の3社が合併して誕生し、三菱東京UFJ銀行をはじめとする三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)各社の先進的かつ高品質な金融サービスをIT面からサポートしています。 三菱UFJインフォメーションテクノロジーがグループの関連企業向けに提供している「勤務管理システム」は、日立ソリューションズの就業管理システム「リシテア」を自社内で運用し、ASPサービスとして提供していました。今回、環境の変化に柔軟に対応するため、日立ソリューションズの統合IT基盤提供サービスSecureOnlineを活用して、外部クラウド化に取り組みました。

従来のシステム運用

リシテアで強化した勤務管理システム

尾坂 芳明 氏
ビジネスファイナンスシステム部
マネージャー 尾坂 芳明 氏

三菱UFJインフォメーションテクノロジーでは、高度なITスキルと広範な金融業務に関するノウハウを基にした各種の金融サービスソリューションを提供しています。合併前の2005年4月から、グループ全体における勤務管理業務の効率化を目的に、MUFG標準の勤怠業務管理を可能にする「勤務管理システム」をASPサービスとして提供し、数万人の社員が利用しています。
勤務管理システムは、勤務時間の入力/承認作業をシステム化することにより、管理シートを不要にしてペーパーレス化を推進するとともに、様々な環境の利用者が同一のシステムを使用することで、実績集計業務の効率化を促進するサービスです。
様々な労務管理パッケージを比較検討した結果、大規模利用の実績が豊富なリシテアの導入を決定しました。
「勤務管理システムには、大人数での利用に耐える信頼性やパフォーマンス、拡張性などの機能と、導入のしやすさも重要でした」(ビジネスファイナンスシステム部 マネージャー 尾坂芳明氏)
リシテアは、豊富な導入実績によって開発期間を短縮できると同時に、オンライン化に対応することで社員の就業状況がリアルタイムに管理できるので、法定労働時間も事前に把握することが可能になりました。
「リシテアは、他のパッケージ製品よりもさまざまな勤務形態を細かくサポートできるため、MUFGの業務形態にフィットしていると感じました」(尾坂氏)

一方、勤務管理システムを自社で運用する上でいくつかの課題が浮上していました。

課題

勤務管理システムを自社内運用することで直面した3つの課題

(1) 利用人数の大幅な増減に伴うリソースの柔軟な対応が必要に

勤務管理システムはグループ内の複数企業がユーザとなっているため、人材の流動化によって利用人数の規模が大幅に増減する可能性があります。そうした状況の中、自社内で抱えているシステムでは、リソースを迅速かつ柔軟に対応させることが困難だと予測されました。

(2) マルチベンダーによる管理の複雑化

勤務管理システムは、三菱UFJインフォメーションテクノロジーがグループ会社各社に標準Webアプリケーション基盤として提供している総合金融プラットフォームに設置された勤務管理Webサーバと勤務管理データベースサーバ、セキュリティシステムなどで構成され、ブレードサーバ上で構築されていましたが、システム維持保守担当ベンダが複数存在する状態でした。

(3) 管理コスト削減の必要性と、システム基盤のサポート終了後の延命問題

要求されるセキュリティレベルが年々高まり、システム投資も上昇している中で、サービス提供先へのQoSと価格を維持するために、管理コストの大幅な削減が求められていました。また、システム環境のサポート期限が迫っており、機器を更改して延命させ自社内でシステム基盤を運用し続けるか、あるいはクラウドを利用して環境を移設するかの決断が迫られていました。

導入時の取り組み

リシテアJobのクラウド移管のためデータベースをオープンソース化

SecureOnlineを活用するにあたり、最初に課題となったのはリシテアJobの移管でした。自社内運用時には、リシテアJobはOracle DBで稼働していましたが、クラウド環境に移管するとライセンス上の制約でOracle DBが活用できないことが判明しました。そのため、クラウド上でも利用できるオープンソースのデータベース管理システムPostgreSQLに変更し、その他の周辺システムも全てオープンソースにカスタマイズすることになりました。

杉原 里世 氏
ビジネスファイナンスシステム部
主任 杉原 里世 氏

「開発期間中は毎週の進捗報告会に加え、各工程で日立ソリューションズの開発現場を訪問し、担当者とのミーティングを行っていました。短期間のプロジェクトのため認識相違や手戻りを防ぐためでした」(杉原氏)
 また、勤務管理システムの運用基盤が社内からSecureOnlineへ移動しても、お客様からは元のサービスレベルと一切変わらないことが必須条件だったため、カスタマイズ終了後に全ての機能を確認する作業が非常に大変でした。
「機能面や画面イメージ、アクセススピードや処理速度の遅延も許されません。それでも、日立ソリューションズの担当者にかなり助けていただきました」(杉原氏)

そして、もうひとつの課題は、SecureOnlineがMUFGとしてのセキュリティ基準が守られる環境かどうかの確認でした。2010年11月、神奈川県にあるデータセンタの視察を行いました。 厳しいチェックの結果、要改善点がいくつかあがりました。具体的な改善項目としては、銀行とデータセンタを結ぶネットワークは原則として専用線接続とし、通信は全て暗号化することや、データセンタの運用基準も三菱東京UFJ銀行のセキュリティ基準に合わせて一部変更する必要がありました。
また、従来のセンターでは24時間365日機器の監視や障害時の連絡体制を備えた運用ルールがあり、SecureOnlineでも本運用ルールを引き継ぐことも重要な条件でした。 そうしたQAが繰り返され、設備面や管理面でのリクエストに全て対応したことで、正式にSecureOnlineへの移行が許可されました。

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導入後の効果

リシテアJob とSecureOnlineの組み合わせは最適と評価

勤務管理システムの心臓部であるリシテアJobも無事SecureOnlineに移管され、2011年12月から正式に稼働開始しました。移行後の効果としては、以下のものが挙げられます。

(1) 柔軟な環境の実現

クラウド環境であるSecureOnlineは利用リソースを自由に増減できる為、契約ユーザ数の増減にも迅速かつ柔軟に対応できるようになりました。

(2) 一括サポートによる管理負担の軽減

従来はマルチベンダーで管理の切り分けが必要でしたが、現在はシステム基盤のSecureOnlineと業務アプリケーションのリシテアJobのサポートを日立ソリューションズが一括してサポートすることで、サービスレベルの可視化やトラブル対応などの管理負担も大きく改善しています。

(3) 一括サポートによる管理負担の軽減トータルコストの削減

クラウドのSecureOnlineに移行したことで、自社内にシステムを資産として抱える必要はなくなり、三菱UFJインフォメーションテクノロジーの資産としてはサーバ16台を全廃。クラウドサービスとして利用することで、従来の価格を維持したまま、日々の運用・管理コストや通常5~6年周期で訪れる機器更改のシステム投資が大幅に抑制できました。

また、今回のプロジェクトでは、自社内運用からクラウド活用に移行しても、従来のサービスレベルを決して低下させないことが求められていました。「社外にシステムを設置し専用線で繋ぐとともに、通信は全て暗号化するという高いハードルを敷く中で、性能維持が最大の課題でしたが、セキュリティ基準を満たしながら、従来通りのサービス内容を提供できていることが確認できました。かえってレスポンスが速くなっているほどで、実際の利用者は環境が変わったことにすら気付いていない人も多いのではないでしょうか」(杉原氏)

システム構成図

システム構成図

今後の展望と日立ソリューションズへの評価

両社が一体となってプロジェクトを進めたことが成功の要因

三菱UFJインフォメーションテクノロジーのグループ向けサービスにおいて、勤務管理システムが最初にクラウド環境への移行の成功例となったことで、今後他のサービスのクラウド化も視野に検討していく予定です。

渡辺 宗浩 氏
ビジネスファイナンスシステム部
部長 渡辺 宗浩 氏

「今回のプロジェクトにおいて、日立ソリューションズからの提案とサポートについては非常に満足しています。勤務管理システムの要となるリシテアの移行も成功して安定稼働しており、クラウド化プロジェクトが推進から完了まで問題なく進められたことも社内で高く評価されています。それを支えていただいたのも日立ソリューションズのおかげだと考えています」(渡辺氏)

「日立ソリューションズのメンバー個人の質が高く、当社と一体となってプロジェクトを進められたことが成功の要因だと思います」(尾坂氏)

「トラブルが発生した際も、解決が難しい事案に関しても、迅速にニーズに合った解決方法を提案し、対応していただきました。それをきっかけにより信頼度が高まったように思います」(杉原氏)

導入企業プロフィール

2009年7月1日に、東京三菱インフォメーションテクノロジー株式会社、株式会社UFJ日立システムズ、UFJIS株式会社の3社が合併し設立。三菱東京UFJ銀行をはじめとする三菱UFJフィナンシャル・グループ各社の総合金融サービスを高度なITスキルと広範な金融業務に関するノウハウで支える技術者集団です。

社名 三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社
本社所在地 東京都中央区日本橋1-7-17 日本橋御幸ビル
事業内容 主として三菱東京UFJ銀行、並びに三菱UFJフィナンシャル・グループ各社の業務等に関するシステムの企画・設計・開発・販売、運用および保守管理の受託、コンサルティングなど
設立 2009年7月1日
資本金 181百万円
URL http://www.it.mufg.jp
私たちが担当しました

本プロジェクトは、勤務管理業務をクラウドで実施するという新しい試みにも関わらず、稼働後のトラブルがほとんどなく、杉原様に言及していただいているように従来のサービスレベルを維持しつつ、本稼働を迎えることができました。今後も、お客様のご期待に応えられるよう取り組んでまいります。

株式会社日立ソリューションズ

この事例に関するソリューション・商品

大手企業を中心に940社、120万人を超える導入実績とお客様の評価に裏付けられた、現場業務重視の勤怠管理システム、リシテア。
リシテアシリーズは「リシテアJob/Cost」を中心に、従業員フロントとして各種申請業務を効率化する勤怠管理システムです。

商品ジャンル:
人事/総務
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最終更新日:2012年7月19日

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事例紹介

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