導入・構築事例 サポートサービス  データベース障害の改善[ORA-1113・ORA-1110の発生時からの復旧]

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口頭での復旧手順確認で、60分以内に正常起動できました。

データベース障害の改善[ORA-1113・ORA-1110発生時からの復旧]

事象
データベースへログインしたところ、ORA-1031が発生。「Enterprise Manager Console」上では ORA-1113・ORA-1110が発生。
事象
データベースへログインしようとしたところ、「ORA-01031: insufficient privileges 」とのエラーが表示されました。また、「Enterprise Manager Console」で確認したところ、インタンス状態が「マウント」になっていたため「開く」へ変更しようとしたが、『ORA-01113: ファイル7はメディア・リカバリが必要ですORA-01110:データ・ファイル7:‘F:¥ORACLE¥ORADATA¥TRAF¥USERS03.DBF』というエラーが表示されてオープンできない状況です。初期問診では原因が特定できないので、状況確認と情報提供を依頼しました。
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お客様の状況確認
  • 稼働状況
    長期間休止状態
    稼動してみたところ今回の事象発生
  • 接続方法
    connect /as sysdbaで接続時、ORA-1031発生
  • 業務影響
    なし(日々運用している環境ではないため)
  • バックアップ状況
    取得していない
    EXP/IMPでは取得有り
  • 稼動モード(アーカイブ/ノーアーカイブ)
    不明
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情報提供依頼
アラートログ、トレースファイル
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センタでの調査
アラートログを確認
センタでの調査
まずセンタの調査では、お客様から情報提供いただいたアラートログを確認しました。本問い合わせがくる以前からエラーが発生していることがわかります。
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進捗状況
該当する事例がないか確認
進捗状況
本事象のエラー番号から、該当する事例や類似案件がないか、弊社システムおよびオラクル社サポートページを検索しました。(事例検索から開始するのは該当する事象に合致していた場合にはそのときの回答を参考に早期解決が可能となるためです)
該当する事例や類似案件が存在し、どうやらログイン時のORA-1031はOS認証の設定になっているにもかかわらずクライアントのファイルsqlnet.oraのパラメータ:SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES(エスキューエルネット・オーセンティケーション・サービシージ)がNTSに設定されていないことを確認しました。ORA-1113,1110はバックアップツールが起動しっぱなしでデータファイルをつかんだままとなっていた可能性が考えられました。
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お客様への確認依頼
お客様への確認依頼
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お客様の結果報告
サポートから指示したsqlnet.oraのパラメータ: SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICESに(NTS)を設定後、ログイン可能となった。ログイン後にリカバリコマンドを実行し、データベースが正常起動されたことを確認。
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事象の原因
事象の原因
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復旧までに要した時間
センタでの確認結果〜復旧手順提示〜お客様で復旧:60分以内

弊社から提示した復旧手順を口頭でお客様と実施し、復旧を確認しました。 センタでの確認結果から復旧までに要した時間は60分以内で正常に起動できたことでお客様に満足いただけました。 今後は定期的にバックアップの取得をお願いし、解決の了承をいただけました。
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チェックポイント
  • OS認証で Oracleへ接続するための条件
Oracle インスタンスへの接続がローカルである場合は、SYSDBA、もしくは SYSOPER権限による 接続が可能になります。
この場合、パスワードの入力は必要ありません。以下のようにして、OS 認証により接続できます。

CONNECT / AS SYSOPER もしくは CONNECT / AS SYSDBA

この接続が可能になるための条件は以下の通りです。
SYSDBAとSYSOPERの2つのグループ名が、Oracle実行ファイルにコンパイルされています。これらは、 OSDBA、またOSOPERグループです。 Windows においては、OSDBA、OSOPER はそれぞれ Windows における、ORA_DBA、ORA_OPER、 もしくは ORA_<SID>_DBA、ORA_<SID>OPER グループに一致します。また、sqlnet.ora に以下の設定を行う必要があります。

SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES = (NTS)

  • OSもしくはサードパーティ製バックアップツールを使用する場合の注意
ツールによってはバックアップ中のファイルに対してロックをかけるために、Oracle製品のI/Oと競合が発生してエラーが発生したりアクセスできない状態になることがあります。 現象発生例としては、以下の通りです。

<Windowsの例>
1)今回の事象
2)ORA-01110: data file 7 E:¥ORANT¥ORADATA¥USER01.DBF
ORA-01114: IO error writing block to file 10 (block # 1)
ORA-27072: skgfdisp: I/O error OSD-04008: WriteFile()エラー。
ファイルへの書込みができません。
O/S-Error: (OS 5) アクセスが拒否されました。
3)ORA-00206: error in writing (block 3, # blocks 1) of controlfile
ORA-00202: controlfile: 'D:¥ORACLE¥ORADATA¥SEADB¥CONTROL01.CTL‘
ORA-27072: skgfdisp: I/O error OSD-04008: WriteFile()エラー。
ファイルへの書込みができません。
O/S-Error: (OS 33) プロセスはファイルにアクセスできません。
別のプロセスがファイルの一部をロックしています。
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