高精度なAI識別で多様化するBot攻撃からECサイトを守れ!|IT探偵しおんが解決!企業潜入調査物語

※この記事はCNET Japan 2020年3月掲載の記事を転載したものです。
※PerimeterX Bot DefenderはHUMAN Bot Defenderに名称が変更となりました。

AIが高い精度で悪質なBotを排除し、UXの低下を防止 AIが高い精度で悪質なBotを排除し、UXの低下を防止

 このような課題に対してAI技術を使い、人とBotを識別するのが、米国PerimeterX, Incのクラウドサービス「PerimeterX Bot Defender」です。PerimeterX Bot DefenderはAIがアクセス方法や利用端末の情報などを多角的に分析、そのアクセスが人によるものなのか、Botによるものなのかを高い精度で判定します。

 すでに米国を中心とした150社以上 *5 が導入し、とある会社ではBotによるアクセスを99%以上 *6 遮断できたという実績も残しています。PerimeterX Bot Defenderはクラウド型で提供されているため、世界中のサイトに対する人によるアクセス、Botによるアクセスを常にAIが学習し、その精度を日々向上させています。

 精度の高いBot判定により、アクセスが人と判断した場合は、本来のページを表示するため、サイトのUXを損ないません。また、アクセスがBotによるものと疑われる場合はCAPTHAを表示しますが、CAPTCHAをクリアしようとするふるまいからも、Botかどうかを識別し防御するため、有効なBot対策が可能となります。

*5 PerimeterX, Inc Datasheets「PerimeterX Overview」

*6 PerimeterX, Inc Case Studies「Shiekh Shoes」

スクレイピングによる偽サイト対策にも スクレイピングによる偽サイト対策にも

 BotによるWebサイトがらみの攻撃はほかにもあります。その代表的なものは、Webサイトのコンテンツを入手するスクレイピングです。スクレイピングにより、フィッシング詐欺を目的とした偽サイト作りや、企業の貴重なオリジナルコンテンツの入手・転載などが行われ、オリジナルサイトの価値低下につながります。

 スクレイピング対策が難しい理由の一つとして、スクレイピングを行うクローラーが検索エンジンのクローラーに偽装してアクセスしてくることが挙げられます。SEO *7 の観点から、検索エンジンのクローラーを遮断することはできないため、対策が打ちにくくなっています。

 これに対し、PerimeterX Bot Defenderはホワイトリストで検索エンジンなどの有益なクローラーを識別し、必要なクローラーはアクセスでき、悪質なBotは排除されます。

 日立ソリューションズでは、国内初の販売代理店としてPerimeterX Bot Defenderの提供を開始しました。PerimeterX Bot Defender以外にも、国内外のさまざまなWeb・セキュリティソリューションを提供することで、お客さまの事業をトータルで支援しています。

*7 Search Engine Optimization

後日・・・
社長
「結局チケットは取れたのか?」
しおん
「えぇ!バッチリでしたわ!」
社長
「ところで何のコンサートに行くんだい?」
しおん
「このアーティストですわ♪」
社長
「むむ…?一体何て読むんだ?」
社長
「最近は読めない名前のアーティストが多いな。まるでCAPTCHAだ…」
しおん
「ふふふ♪」

PDFダウンロード

「IT探偵しおんが解決!企業潜入調査物語」のデジタルデータを閲覧、ご活用いただけます。

トータルセキュリティソリューション コンテンツ一覧