富士フイルム株式会社様 SecureOnline 統制IT基盤提供サービスの導入事例紹介|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。
クラウド型 統制IT基盤提供サービス SecureOnline 導入事例
富士フイルム株式会社様(以下、富士フイルム)は、新規事業として会社のパソコ ンに届くメールの添付ファイルを高度な画像化技術を使ってJPEG化し、独自の「ドキュメントビューア」によって、携帯電話でも閲覧可能にした「Keitai Remoteメールアクセス」サービス事業を展開。この新サービスをセキュアな環境下でスピーディに実現するクラウド環境として富士フイルムが選択したのが、株式会社日立ソリューションズの「SecureOnline」だった。
※エンタープライズ・モバイルソリューション「Keitai Remote メールアクセス」
http://pr.keitairemote.jp/
メールの添付ファイルを閲覧できる
「Keitai Remote メールアクセス」画面例
短期間で安全なクラウド環境を実現するため、「SecureOnline」を導入した富士フイルム。
その導入の経緯と効果について、ネット応用ビジネス推進部 部長 羽田 典久氏と奥 壽之氏に話を伺った。
富士フイルムは、現在を「第二の創業期」と位置づけ、写真フィルムという圧倒的なコアビジネスを持った企業から
変化し、新しい複数の強い事業で成長し続ける企業へと転換している。その基本方針のもと、先進・独自のコア技術
を土台に新事業を次々に展開。今回の「Keitai Remoteメールアクセス」も富士フイルムの画像化技術を活用した
新サービスの1つだ。
このサービスは、会社のパソコンに届くメールの添付ファイルを富士フイルムの高度な画像化技術を使って
JPEG化し、独自の「ドキュメントビューア」によって、携帯電話でも閲覧することを可能にしたもの。スピードが
企業競争力の源泉になっている現在、顧客へのスピーディな対応や社員の生産性向上のため、社外で業務を遂行
する社員が社内メールなどの文書情報を情報漏えいリスクのない形で利用したいというニーズに応えたものだ。
「従来からも、外出先から会社のグループウェアに届いたメールや添付ファイルを見たいというニーズがありま したが、個人情報や機密情報の漏えい防止の観点からなかなか実現できませんでした。しかも、パソコンは持ち出 し禁止の企業も多いため、誰もがアクセスできる携帯電話での実現を目指したわけです」(奥氏)。 セキュリティの問題は、手元にデータの残らないシンクライアント形式にすることや情報の暗号化などで対応で きたが、メールに添付されているMicrosoft Officeなどの文書情報は携帯電話に表示したくてもファイルが開け なかったり、例え開けたとしても段がずれたり色が違うなど、見にくいという問題があった。そこで富士フイルム は長年培ってきた画像化技術を活用して添付ファイルのデータを画像化することで、ずれや色の違いなどの課題 を解決し、製品化に踏み切った。

本サービスをスタートした当初、富士フイルムは通信キャリアが提供するクラウドを利用していたが、ビジネス
を拡大させる上での課題があった。
中でも一番の課題は、申込から開設までに時間がかかり、商機を逸してしまうことだ。
「通信系のクラウドだと、最低でも開通までに1ヶ月程度かかってしまい、その間に担当者ベースでOKをいただい
ていたものが予算が採れなくなってしまったり、担当者が変わってしまってダメになってしまうなど、商機を逸
してしまうことがありました」(羽田氏)。
また、通信キャリアが提供するクラウドだと回線の制約を受けたり、物理的な工事を伴う作業が発生するため、
開設までの時間がかかったり、お客さまの幅を狭めてしまうという課題があった。
さらに、新サービスならではの課題もあった。
今回の「Keitai Remoteメールアクセス」は、今までにない新サービスのため実際に使っていただくことで、より多
くの製品の魅力を感じていただけるという特性を持っており、商談の際にも『現場の社員たちの生の声を聞きた
いので、“お試し導入”ができないか?』という話が多く出てきていた。
「“お試し導入”は、極めて重要な販売促進手段なのですが、一方でコスト面での負担が大きな課題でした」(羽田氏)。

富士フイルム株式会社
ネット応用ビジネス推進部
部長 羽田 典久 氏

富士フイルム株式会社
ネット応用ビジネス推進部
奥 壽之 氏
一番大きな効果は、導入までの期間を大幅に短縮することができるよう
になった点だ。
「SecureOnlineなら、ルーターの設置さえできれば翌日から使用するこ
とができるため、開設までのスピードが格段にアップし、商機の機会損
失が軽減しました。今の時代、スピード対応できる企業だけが生き残る
ことができますから、申込から開設までのスピードを早められたことは
我々にとって極めて大きな効果だと言えます」(羽田氏)。
また、SecureOnlineは通信キャリアに依存しないため回線の制約がな
く、コストやスピード面など顧客視点に立った提案が個別に行えるよう
になった。
さらに、SecureOnlineを活用することで設備投資が不要になり、お客様
に軽微な負担で“お試し導入”を行えるようになったため、積極的な販売
活動を展開できるようになった。
こうした導入効果を得たことで、富士フイルムのさらなる新しい事業展 開に、はずみがつくことになった。 「当社では従来の製品に加えて、携帯電話から社内のWebシステムにアク セスし、業務関連情報の閲覧や入力等が可能な『Keitai Remoteイントラア クセス』というサービスを展開します。こうしたサービスにも SecureOnlineのスピード導入できる仕組みや、信頼性の高いセキュリ ティシステムがバックにあるから安心して事業展開ができます」(奥氏)。

富士フイルム株式会社
ネット応用ビジネス推進部 部長 羽田 典久 氏(右)
ネット応用ビジネス推進部 奥 壽之 氏(左)
「SecureOnline」と出会えたことで、スピードを持ったビジネスを展 開できるようになりました。この効果はなによりも大きいと感じてい ます。今後、私どもは携帯電話から社内メールの添付ファイルが見れ るサービスに続いて、携帯電話から社内のWebシステム(イントラ Web)にアクセスし、業務関連情報を閲覧・入力できる製品を本格的に 販売する予定です。そのため、日立ソリューションズさんには導入の ノウハウをさらに蓄積していただいて、色々な課題に迅速に対応でき るようになってもらいたいと思います。これからも良きパートナーと して、互いのビジネスが発展していけるようにコラボレーションを強 化していきたいと考えています。
| 在所地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3 |
|---|---|
| 設立 | 2006年10月2日 ※富士フイルム株式会社は、富士写真フイルム株式会社の事業を継承し、新たに設立となりました。 |
| 資本金 | 400億円 |
| 従業員数 (単独従業員数) |
7,284名(2010年3月31日現在) |
| 事業内容 | イメージングソリューション(カラーフィルム、デジタルカメラ、フォトフィニッシング機器、 現像プリント用のカラーペーパー、薬品・サービス等)、 インフォメーションソリューション(メディカルシステム・ライフサイエンス機材、グラフィックシステム機材、 フラットパネルディスプレイ材料、記録メディア、光学デバイス、電子材料、 インクジェット用材料等)の開発、製造、販売、サービス |
最終更新日:2011年3月1日
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