大阪経済法科大学

快適でセキュアなネットワークインフラを管理者の負担を軽減して実現

大阪経済法科大学外観

お客さま概要

  • 花岡キャンパス 大阪府八尾市楽音寺6-10
  • 八尾駅前キャンパス 大阪府八尾市北本町2-10-45
  • 開学 1971(昭和46)年4月
  • 学長 藤本 和貴夫
  • 専任教員数 71名(2012 年5月1日時点)
  • 在学生数 2,082名(2012 年5月1日時点)
大阪経済法科大学

製品概要

  • モビリティコントローラー

    Aruba 3600×2台(冗長化構成)
    Aruba 620×1台

  • アクセスポイント

    Aruba AP-105×69台

システム導入の背景

花岡キャンパス内に学生ホール棟、近鉄八尾駅前にキャンパスの新設を機にネットワークの強化を図ることになりました。今までのネットワーク環境の課題と、新たなネットワーク構築におけるテーマは以下のとおりです。

今までのネットワーク環境に3つの課題

  • セキュアなネットワークが必要

    学生がノートPC、スマートフォン、タブレット端末などでネットワークを使える無線LAN(Wi-Fi)環境の不足や、接続時の認証を実施していない点が課題。

  • ネットワーク管理者の負担が増大

    学生用サーバー、教職員用サーバーへのアクセスは、スイッチでのIPアドレスの設定で制御しており、ネットワーク管理者の大きな負担になっていた。

  • トラブルへの対応が遅い

    ネットワークがループ状態に陥りダウンしたことが一度あったが、原因の発見と復旧にほぼ1日を要した。トラブルへの対応も懸案事項だった。

新たなネットワーク構築に4つのテーマ

  • 学生、教職員などすべての人が、快適かつセキュアに利用できるネットワーク

    バックボーンの増強、無線LAN環境の充実、認証技術の導入などを実施。一つのアクセスポイントにつき約50台のPCが電波を共有できる教室など、用途に合わせた環境を整える。

  • 花岡/八尾駅前キャンパスのネットワークを一体のものとして構築

    二つのキャンパスで、接続技術、操作方法、認証方法などを同一の仕組みにする。

  • サーバールームは1カ所で一元管理

    情報管理センター6名(ネットワーク担当2名)で、効率的に運用できるネットワークとして構築する。

  • "止まらないサービス”を提供

    両キャンパスともトラブルによるサービス停止を回避する。冗長化に配慮したネットワークを構築する。

導入システムの概要

ネットワークの品質やセキュリティ対策、コストパフォーマンスも含めて全ての要件を満たすべく “セキュア無線LANシステム Aruba”“イーサネットスイッチ APRESIA”“ネットワーク認証アプライアンス NetAttest”という3製品が採用されました。採用された主なポイントは以下のとおりです。

  • セキュリティや性能・品質に定評のあるAruba、RADIUSプロキシ機能を備えるNetAttestとの組み合せでセキュアなネットワークを実現
  • Arubaの無線LANコントローラーを2台設置して冗長化構成を構築し、二つのキャンパスを結ぶWAN回線はメインとバックアップの2種類を敷設するなど、あらゆる側面から"止まらないサービス"を実現
  • Aruba製品など無線LANに関する知識・ノウハウ・経験が豊富な日立ソリューションズとNTT西日本様との協力関係でプロジェクトを推進
大阪経済法科大学八尾駅前キャンパスネットワーク概要図

導入後のメリット

学生がキャンパス内のどこからでも、いつでも、端末から学習できる環境を実現

ノートPC、スマートフォン、タブレットなどの端末があれば、学生は八尾駅前キャンパスのすべて、花岡キャンパスの主要エリアから実習、履修登録、eラーニングなどが行えるICTキャンパスを実現。

情報管理センターからの集中管理、管理者の負担を軽減

ネットワークの管理・運用の面では、花岡キャンパスの情報科学センターからの集中管理を実現。詳細な情報を得ることができるArubaのログや、多様かつ詳細に制御できるパラメーターを活用し、何かあったとき、どこでどんな事象が起きているのか、細かい状況を把握。管理担当者の負担も軽減し、安心感のあるネットワーク環境の構築を実現。

セキュア無線LANシステム Arubaシリーズ コンテンツ一覧

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