川野 俊充の『インダストリー4.0が実現をめざすデジタル市場:App Store for Machines』|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。
「インダストリー4.0(以下I4.0)」とは2013年からドイツが取り組んでいる製造業の競争力強化のための国策である[1]。
ICTを活用し製造現場での各種工程を全体最適化するという「evolution: 進化」の側面と、新しいデジタルバリューチェーンを生み出すことで新市場の創出を狙う「revolution: 革新」の両面をもつ「デュアル戦略」であることが特徴だ[2]。
国民の高齢化、就労人口減少、技術継承などの社会構造的な課題への取り組みとして世界的に注目を集めることに成功したため、日本、米国、中国、インド、欧州各国などの主要産業国が追従し、世界的な動向として「第四次産業革命」と称されるようになった[3][4]。
本稿ではドイツがI4.0の実現をめざし、センサなどからのデータを活用することで創造しようとしている新たな経済圏について、I4.0の動向とともに紹介する。
[1] 川野俊充:“ドイツが推進するインダストリー4.0の狙い”,ロボット工業会機関誌, 221号, pp.35-40, 2014
[2] 川野俊充:ドイツが描く第4次産業革命「インダストリー4.0」とは?【前編】
[3] 川野俊充:ドイツが描く第4次産業革命「インダストリー4.0」とは?【中編】
[4] 川野俊充:ドイツが描く第4次産業革命「インダストリー4.0」とは?【後編】
川野 俊充 氏
ベッコフオートメーション株式会社(日本法人) 代表取締役社長
1998年 東京大学理学部物理学科を卒業後、日本ヒューレットパッカード株式会社を経て2003年カリフォルニア大学バークレー校 ハース経営大学院経営学修士。日本ナショナルインスツルメンツ株式会社の事業部長、慶應義塾大学SFC研究所 上席所員を経て2011年に「EtherCAT」開発元のベッコフオートメーション株式会社(日本法人)代表取締役社長に着任し、ソフトウェアPLC/NC/RCのTwinCATによるPC制御ソリューションの普及に努めている。
製造現場と経営をつなぐ / (株)日立ソリューションズ
インダストリー4.0が実現をめざすデジタル市場:App Store for Machines
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