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2ページ目|第6回 続けさせるための10のテクニック|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

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第6回 続けさせるための10のテクニック

現場で上手にほめる、方法は状況に応じて選択すべし

継続のためのテクニック 3つ目は、「60秒以内にほめる」ことです。部下が望ましい行動をとったら、瞬時にほめることが大事になります。この「60秒」という数字は、すぐ確実に行うことを伝えるために、行動心理学でも実証されたひとつの目安です。ほめるタイミングは即時がベストです。例えるなら、取引先との面談の場で、部下が商品説明の正しい行動をとっていたら、その帰りがけにほめます。「あの資料の提示の仕方がよかった」というように、必ず具体的に行動をほめることです。もし出張など、コミュニケーションが取れない状況にあったとしても、いい行動に関しては、戻り次第すぐにほめることが大事です。

4つ目は、「メールや面談で報告させる」こと。特に部下と行動を共にする時間が少なく、なかなかほめる機会を持てない場合に、今の時代はインターネット技術の発展で、報告を受けながらほめるという形も取れます。社内メールを使っての報告や、もし可能であれば数分の面談でも効果は非常に大きいのです。現在、ほとんどの会社が部下から業務日報を提出させていると思いますが、この書類でなされるのは、多くが結果や経過についての報告です。そうではなく「1つひとつの行動」について報告させましょう。その際、短い文章でも構いません。上司から一言、返信してあげてください。部下は「見てくれている」「関心を持ってくれている」ということだけでも上司へ信頼感は非常に大きくなります。

5つ目のテクニックは、「第3者を通じてほめる」ことです。もちろん、リーダーや上司が部下を日々ほめることが大前提ですが、時には第3者を通してほめると、より効果が上がります。「リーダーは自分のことを、周囲にもこんな風に話してくれているんだな」という気持ちは、行動の継続の動機付けだけでなく、信頼関係の強化にもつながります。ある企業は、リーダークラスが話し合い、お互いの部下をほめ合う仕組みを作りました。この時も、できる限り具体的に行動についてほめるようにしたのです。自分の上司が普段からほめてくれていることを、さらに第3者を通してほめてもらうことにより、確実に部下の行動は強化されます。

朝礼などの場でみんなの前でほめる。
朝礼などの場でみんなの前でほめる。

6つ目は、「場を設けてほめる」ことです。部下が行動をとったら、すぐほめる。その繰り返しにより、部下の行動は継続されました。しかし、ほめられる行為が習慣化されてしまったことで、ほめる効果が弱まってきた……。そんな時は、いつもとは違ったほめ方をしてみるといいでしょう。ランチなどをご馳走する、朝礼の時間にみんなの前でほめる、などなど。しかし、特別にほめるためのタイミングがつかめないという人は、前もってそのための場を設けてしまうのも手です。実例として、従業員をほめるための飲み会や、ほめるための会議を定期的に設けている企業があります。先にその日程を組んでしまうのです。当然そこでは、仕事の結果や失敗例などについては取り上げません。1人ひとりの行動について、できていることを評価することに徹します。出席した部下は、自分だけでなく、他のメンバーの行動もきちんと評価されていることを認識できるので、さらに安心して行動を続けられます。そして、行動の共有も正しく行われるようになるのです。

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