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3ページ目|第2回 自己分析その1 現状を把握するセルフノート|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

第2回 自己分析その1 現状を把握するセルフノート
第2回 自己分析その1 現状を把握するセルフノート

セルフノートは論理療法

心理学の認知行動療法の1つに、ABC療法と呼ばれる論理療法があります。アルファベットはそれぞれ、Adversity(出来事、逆境)、Belief(信念)、Consequence(結果)を意味します。通常の人の感情の流れは、アルファベットの順番どおりではなく、何か(A)が起き、感じる(C)と、原因(B)を飛び越え、AとCの間を行き来しています。

しかし自己分析のように、Cを掘り下げ、コントロールできるようになりたいのであれば、Bを知ることは不可欠です。セルフノートでの「なぜ、なぜ、なぜ」は、Bにたどり着くための、ステップの積み重ねです。2ページ目の例から考えてみましょう。「部署異動」について友人に相談したところ、「甘い」といわれてしまったのはA、「腹が立った」のはCです。そして、Cを引き起こした原因、Bにあたるのは「友人に自分の気持ちを理解して欲しかった」気持ちです。

Bを追求できなければ、Cに振り回され続けてしまいます。寝れば忘れる程度の一過性のことであればいいのですが、「部署異動」のように一生を左右することを、感情に任せてしまっては、その先にある大目標を達成できない場合もあるでしょう。また逆に、原因を追究しないまま、ずっと同じ感情を持ち続け、毎日悶々と悩まなくてはならないかもしれないわけです。

感情の理由を知ることができれば、自分は誰かに生かされているのではなく、「自分の意志で生きている」という実感を持つことができるでしょう。自分の感情をコントロールできるようになれば、自分の人生をコントロールできるのだという、安心感を得られて気持ちが楽になれるものなのです。

自分を知る機会は、日常の中にたくさんあります。あまり好きではない人、嫌な人と会ってみて、そのときに感じた気持ちを突き詰めてみるという方法もあります。なぜ、この人のことがこんなに嫌いなんだろう、自分は何にイライラしているのだろう、そんな感情をつかまえて、掘り下げているうちに、自己分析が習慣になっていくのです。毎日でなくてもいいので、何かを強く感じた日などは、「セルフノート」で自己分析をしてみてはいかがでしょうか。

実際にセルフノートを書いてみたい方はこちら(PDF)

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第3回   自己分析その2 過去を振り返る「ライフライン」

次回は「ライフライン」について、書き方、事例をもとにした解説を行います。

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