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3ページ目|第6回 ライフラインの分析3 「安定」と「ゆとり」とまとめ|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

第6回 ライフラインの分析3 「安定」と「ゆとり」とまとめ
第6回 ライフラインの分析3 「安定」と「ゆとり」とまとめ

本当に自分の価値観を理解していますか?

今回分析した3つのタイプの人たちが不満を抱えているとしたら、自分の価値観にあわない仕事をしている場合でしょう。とくに中高年の男性は、社会的成功を目指すのが常識だと考える風潮があるので、「本当は定時で仕事を終えて、地域のボランティア活動に参加したい」などとはいい出しにくい傾向があります。ただストレスをためすぎて、心身に影響が出るまで耐えるのも考えものですよね。セルフノートとライフラインによる自己分析は、そうしたストレスの原因が自分の価値観と、仕事とのギャップにあるということを知る手段の1つなのです。

人の価値観は変わる

ただし自ら気づくこと、変わろうと思うことでその人の価値観は変わります。生涯発達論でいえば、成人後も人は成長し続けるといいます。ライフラインは、今の歳までで出来上がった価値観に気づく手助けをしてくれるものです。

出来上がったライフラインの形が似ているとはいっても、その人の年齢や経験によって読み取れることは異なります。たとえば職歴が短い20代前半の人が書いたライフラインで、顕著に「社会的なステイタスを得ることが人生の喜びだ」という価値観が出たからといって、すぐに起業を目指すのが良いこととは限りません。将来、高い地位に就くのであれば、それを支える立場の仕事を経験しておくことも大事でしょうし、違う部署の仕事を経験して、ステイタス以外の仕事の喜びを知るかもしれないからです。若者の早期転職、ニートなどが問題になっていますが、彼らはたくさんある価値観のすべてが重要だと考え、1つでも満たされないと不満を覚え、その職場をあきらめているのではないかと思います。

ライフラインは、人生をふるいにかけて、価値観という目立った石を取り出す作業です。20代前半でまだ働き始めたばかりの人は、似たような大きさの石がいくつも出てくる傾向が強いです。30代になれば、拾うべき目立った石を見つけることができるでしょう。40代になると、それまでは考えもしなかった「社会貢献」なんて石が出てくることもあります。

ライフラインで出た結果は、貴重な自己分析の資料です。しかし、人生を決める判断材料の1つであることを忘れないでください。それをご理解いただいた上で、今後のキャリアアップにつなげていただければと思います。

次回

第7回   キャリアデザインを行う その1 目標設定

次回は、ライフライン分析で見えてきた価値観をもとに、キャリアデザインを行っていきたいと思います。

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