日立ソリューションズのITバーつぐみ物語のページです。|番外編その1 よく聞く『クラウド』ってどういうもの?の巻
クラウドの利用形態には、パブリッククラウドとプライベートクラウドがあるよね。
どこが違うんですか?
AmazonやGoogleなどのように不特定多数のユーザー向けのクラウドサービスが「パブリッククラウド」で、一方、私たちのようなSIベンダーが特定の企業や組織向けに提供するサービスが「プライベートクラウド」という位置づけです。
それぞれの企業の状況にあわせた「カスタムオーダー」ができるのがプライベートクラウドということでしょうか?
そうですね。だからSIベンダーは、様々なインフラや技術の中から、最適な組み合わせを模索してお客様に提案しているわけですね。そうしたインフラや技術をサービス領域別に分類したものが「IaaS」や「PaaS」、「SaaS」と呼ばれるものです。
じゃあ、クラウド導入の課題といったものにはどういうものがあるのでしょう?
さきほど、クラウドをレンタカーになぞらえて説明しましたが、クルマも毎日頻繁に使うものであれば、レンタルよりも購入した方が安上がりという場合があります。これと同じことがクラウドにも当てはまります。
つまり、毎日たくさん使うシステムなら借りるより買った方が安上がりなんだね。
事前にピーク時のアクセスが予測できないようなシステムなどは、クラウドのメリットが発揮しやすいといわれています。
なるほど。何でもかんでもクラウドにすれば便利というわけではなくて、どこにクラウドを導入するかという見極めが大事 なのね。
そうです。私たちSIベンダーに求められるのは、「適材適所にクラウドを適用する」仕分けの眼なのです。
よく分かりました。これでクラウドについて何とかまとめられそうです。ありがとうございました。
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