日立ソリューションズのITバーつぐみ物語のページです。|第二十七話 コンテンツセキュリティで多様化するリスクから機密情報を守ろう!の巻
寒いです。何か温かいものが食べたいですね。
何かお店のフードメニューに加えたらどうかしらね、ふふふ。
あ、それいいですね。ご当地メニューとか。
ふふふ。今やご当地グルメも人気競争が激しいものね。
そうです。開発した秘伝のレシピは、よそに真似されないように守らないとダメです。
あら、もう何かレシピ考えたの? ふふふ。
いえ、今のところは食べる気だけが満々です。あ、お客様がいらっしゃったようです!
こんばんは。「ITの悩みが解決するバー」というのはこちらのお店でしょうか…。
そうです。IT業界の心のオアシス、「ITバーつぐみ」にようこそ。
よかった、ITに悩みすぎて胃だけじゃなくて肩や肘まで痛くて…。私は、成山弘己といいまして、パープル電気工業という液晶パネルのメーカーに勤めています。
テレビの液晶とかを作っている会社なの?
そうです。加えて、最近では電子ペーパーの研究に力を入れています。モバイルや電子書籍、あるいはICカードやデジタルサイネージなどに適用可能な技術です。
これからさらに普及、成長していく分野だから競争も激化しそうね、うふふ。
そうなんです。各社とも技術開発にしのぎを削っていて、私は 機密情報の保護にアタマを悩ませているのです。
そうなんだー。
ご存じのように、新技術に関する情報は秘中の秘です。厳重に管理しなければなりません。
うんうん。
一方で、ワークスタイルの変化などもあり、 業務上、必要な情報は持ち出しを許可して情報を活用しようという気運も全社的に高まっています。
持ち出し許可、禁止の線引きと、守るべき情報に対するセキュリティが大事ね。
そうなんです。ちょうど、ライバル会社がサイバー攻撃の被害に遭って、開発中の技術情報が外部に流出したという事件が起きたばかりで、社内の上層部でも緊張が高まっているのです。
それで、技術情報の保護に万全を期すように成山さんが指示されたんだね。
おっしゃる通りです。メールやWebだけでなく、スマートデバイスも普及していて、 情報の持ち出し経路は多様化しているし、そもそもどんな情報が持ち出されているかも把握できません。
かといって、持ち出しを全面的に禁止することもできない、ということね。
さすがママ。どうしたらよいかもう、分からなくて。
そうね、まずは、成山さんの課題について整理するから、これを見てみて。
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日立ソリューションズの 情報漏洩防止ソリューション「秘文 V10」は、多様化するセキュリティリスクに対応するため、従来のエンドポイント対策に加え、メール・Web、スマートデバイス、コンテンツセキュリティの4つのソリューションを提供します。
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