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2ページ目|第6回 混沌の時代、個人や組織を変えるには 〜現代を生き抜くリーダー論〜|久瑠あさ美のメンタルトレーニング講座|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

一流が実践!「勝負力」を生むメンタルを身に付ける
第6回・最終回 混沌の時代、個人や組織を変えるには ~現代を生き抜くリーダー論~

調和力が高いストレスフリーと、信頼を築くのがうまい受け身

調和力が高い ストレスフリータイプ

ストレスフリータイプは、どんな時にも他人に目を向けて、落ち込んでいる人を元気づけたり、人に温かな気持ちで接したりすることができる人です。

組織においても、上下関係を明確にして上の立場である自分が頑張ろうとするのではなく、皆が対等の立場で頑張るチームワークづくりが得意です。

また、このタイプの方は、もともと他者との境界線をつくらないため、調和力に長けた人が多いのも特徴。人を疑わないピュアなマインドを持っているので、信頼できる周囲の人々の意見を聞きながら、マイナス点を改善していく企業のスタイルをつくり上げていくとよいでしょう。

現在の難局を切り抜ける際にも、トップダウンではなく、社員一人ひとりの力を引き出して、大きな組織のパワーにしていくことを目指すのが最良の方法だと思います。

信頼を築くのがうまい 受け身タイプ

受け身タイプの方の最大の特性は、謙虚に現状を受け入れる点にあります。全てを投げ出したくなるような最悪の事態に直面しても、その状況を受け入れて、何もないならないなりのビジネスをつくり出すことができるのが、このタイプです。

東日本大震災の際に、あの状況の中でもめげることなく、隣人らと助け合うことができる精神性は、外国人を大いに驚かせました。日本人に多い受け身タイプは、悪い状況の中でも丁寧に一歩ずつ歩んでいく力を持っています。大きな賭けをする必要はありませんから、地道に得意な分野を伸ばしていくといいでしょう。

また、人と人とのつながりを大切にするのも、このタイプの特徴。絆や信頼関係を築くのが得意でもあるので、社内外から信頼されるリーダーになる資質を大切にしてほしいと思います。

揺るぎない自己哲学が難局を乗り切る力に

現代を生き抜くために、求められるリーダー像を述べてきました。ただ、世の中が激しく変化する中で、組織の長といえども主体的に生きることが難しいと悩むことは多々あるでしょう。こうした感情の揺らぎは、思い通りに物事が進まないことで、意識や視点が下がってしまうために起こります。

そんな時に、圧倒的な力を発揮するのが自己の哲学を持つこと。武士の時代、侍が切腹をすることができたのは、揺るぎない自己哲学を持っていたからです。

震災からの復興の道を一歩ずつ歩み始めたとはいえ、まだまだ平たんとはいえないこの時代。ビジネスパーソンの皆さんにも、哲学書から得た発想をそのまま用いるのではなく、ぜひ自分が築き上げてきた哲学を貫いて前進してほしいと思います。その際に、これまでお話ししてきた意識や視点を高く持ち続けるためのメンタルトレーニング法がお役に立てば幸いです。

この連載は今回が最終回です。これまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

あなたのタイプは!? 久瑠あさ美監修「生き様診断テスト」

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