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第2回 「中心にいる人がブレないこと」。それが優秀な人がついてくる最大の源泉|昨日の不可能を可能にする「万能超ポジティブ」講座|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

第2回 「中心にいる人がブレないこと」。それが優秀な人がついてくる最大の源泉
第2回 「中心にいる人がブレないこと」。それが優秀な人がついてくる最大の源泉

 前回は「明るく、楽しく、前向きに」やり続ければ、誰でも成功できるという理論を授かりましたが、今回は、「では、どうしたらやり続けられるのか」という素朴な疑問に答えるべく出雲充氏の実践方法が明かされます。意外でありながらも誰でも実践可能でありそうなその方法とは? 明快な回答からは、目から鱗が落ちるかもしれません。

新しいことをやるためには3人体制が理想

 前回では、最初は成功の可能性が1%しかなかったとしても、2回挑戦したら成功率は1.99%になる。そして、459回挑戦したら、99%成功する。だから、500回挑戦し続ければ、誰でも必ず成功できるということを書きました。

 「500回も挑戦し続けるなんて、絶対に無理だ」という方のために、ひとつ教えましょう。私も実は無理でした……1人では。私自身は決してがまん強く続けられるというわけではなく、むしろ根気がないと自覚していますから、もし私1人だったら、絶対に続けることはできなかった、と断言してもいいです。では、なぜ続けられたかというと、それは仲間がいたからです。しかも1人ではなく、2人です。この経験から私は、画期的な事業をやり続けるためには、3人体制が理想である、という考えを持つに至りました。

 なぜなら、2人しかいない場合、どちらか1人が弱気になり、「もうやめよう」と言い出せば、もう1人もそれに引っ張られて、結局、やめてしまう、というパターンが往々にして見られるからです。しかし、3人いれば、1人が「やめたい」と言い出したときでも、他の2人が「せっかくここまで頑張ったのだから、もう少し続けてみようよ」と言ってなんとか続くのです。ただし、そうそう簡単に状況は変わらないので、しばらくすると別の1人が「やめたい」と言い出します。すると、その頃には前に弱気になっていた1人が元気を取り戻していて、また2人で1人の説得にかかる。そんな感じでなんとか励ましあって、ミドリムシの事業を続けてきたのが今の私たちなのです。私1人ではもちろん、2人でも続かなかった。3人いたからこそバランスを取り続けられたのです。「明るく、楽しく、前向きに」を合言葉に。

一人が弱気になったら、二人が励ます。意見が割れても、多数決ですぐ決まる。
一人が弱気になったら、二人が励ます。
意見が割れても、多数決ですぐ決まる。

 また、3人体制だと、意思決定が速いという利点もあります。大事な判断を要する局面で意見が割れたときも、多数決の2対1で、すぐ決まる。ベンチャー企業はスピードが命ですから、意思決定の速さはそれだけで一つの武器になります。ベンチャー企業と大企業を比較した場合、お金も人も信用も、あらゆる局面でベンチャー企業が不利な条件下にありますが、唯一、ベンチャー企業と大企業とが対等に勝負できる条件が「時間」なのです。しかし、これが4人とか6人とかの偶数だと、多数決を採ろうにも五分と五分に分かれてしまってなかなか決まらない。ですから大事な決定をするときの会議は、出席者を奇数にすることをおすすめします。もっとも、数十名を超える多人数であれば、真っ二つに分かれることは滅多にないですし、たいてい決を採る前からほぼ結論は出ていますから、あくまで少人数による会議での話です。

 共に同じ目標を目指し、共に励まし合い、支え合えるような仲間をつくるには、どうしたらいいか、それが知りたい、という方もいらっしゃるでしょう。「その2人に出会ったことが幸運の極みだったのでは?」「出雲はツイていたから成功したのだ」と言う人も少なくないです。

 しかし、またまた断言しますが、“運”ではありません。そういう仲間が見つかるまで、50人でも100人でも、誘うだけです。以前に述べた「成功の秘訣」と同じですね。「459回挑戦したら、99%成功する」のは、人との出会いにおいても同じことです。500回挑戦すれば、必ず良き仲間と巡り合えます。前回の繰り返しになりますが、大事なのは、“量”です。試行回数の量と同じく、巡り会う人の量。会う人を選んではいけません。とにかく「この人!」と思える人に出会うまで、会い続けること。出会いに効率は求めてはいけないのです。

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