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第3回 「世の中にくだらない仕事はない」ということを気づかせるのが“上司力”|昨日の不可能を可能にする「万能超ポジティブ」講座|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

第3回 「世の中にくだらない仕事はない」ということを気づかせるのが“上司力”
第3回 「世の中にくだらない仕事はない」ということを気づかせるのが“上司力”

 今回は、いよいよ、革新的なことをやるための組織づくりについての話です。プロジェクトに加わった部下や若手スタッフたちからいかにしてプロジェクトを支えてもらうかが勝負の分かれ目。出雲氏の経験から得たモチベーションを引き上げるための方法が語られます。

優先順位を考える「時間」こそが無駄である

 今回は、私自身の仕事の進め方についてお話しましょう。仕事の「できる」「できない」を語る際に、作業の優先順位をつけられる人が、「できる人」のように語られたりしますが、私はそうは思いません。逆に私は、「優先順位を考える時間」が一番もったいないと思っています。部屋の掃除をするのに、どこから手を付けようかと考えているうちにあっという間に30分、1時間と過ぎてしまい、結局その日は掃除せずに終わってしまったという人も少なくないでしょう。仕事にしても同じです。どこから手をつけようかと思案しているうちにすぐ時間はたってしまうのです。

一見有意義に思える作業の優先順位づけも時間のムダにつながることもある
一見有意義に思える作業の優先順位づけも時間のムダにつながることもある

 ですから、私の電子メールのメールボックスには、フォルダが1個しかありません。「受信トレイ」だけです。相手によってフォルダを分けたり、『緊急』『後でやる』『プライベート』といった細かい分類をしている人もよく見かけますが、私の場合は来た順番に愚直に処理していくだけです。些細に思えることだろうと、会社にとって非常に重要な判断であろうと、メールに関しては優先順位をつけず、届いた順番に処理していきます。「後でじっくり考えて返信する」ということはしません。とにかく「受信トレイ」がすべて既読になることを目指すのです。

 また、スケジュール管理は、基本的に全部自分でやります。これも「仕事のスケジュールは秘書が管理して、プライベートは自分で」といった“フォルダ分け”の手間をかけないためです。人に仕事を割り振る場合も同様です。当社にはマーケティング、研究開発、総務人事、経営戦略といった部署があり、それぞれ担当部長がいます。仕事を誰かに振らなければならない場合は、必ずこの部長の誰かに瞬時に判断して振り分けます。迷うこともないですし、情報の伝達でトラブルになることもないのです。

 と、ここまで言ってきたことはすべて「時間」を節約するための術です。なぜ私がこれほど時間を大切にするかというと「ベンチャー企業」だからです。
新しいこと、画期的なことを成し遂げるためにはとにかく「スピード」です。素晴らしいアイデアを思いついたときは、とにかく他がやる前に成功させなければなりません。大きな資本が目を付けて、資金と物量を集中的に投下されてしまったらあっという間に負けてしまうのです。それは社内の新規プロジェクトでも同じでしょう。新しいことは一気にやって結果を出さなければ、すぐに否定されてしまいますから。そのためにも日々時間の節約にも努めなければなりません。

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