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CHAPTER 3 色の効果をビジネスに活かす その1「服装編」|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

色使いで気分も印象もアップ"色"の効果をビジネスに活かそう色使いで気分も印象もアップ"色"の効果をビジネスに活かそう

Chapter03色の効果をビジネスに活かす その1「服装編」

色の効果をもっとも活かしやすいのは、やはりファッションでしょう。このページでは、色を意識した服装の選び方やコーディネート術をご紹介します。

第一歩は、パーソナルカラーとトーンを知ること

ビジネスパーソンの服装は、清潔感が第一ですが、その人自身に似合っているかどうかも重要。自分に似合っていない色の服装だと、顔色が悪く見えたり、くすんで見えたりして、マイナス効果になってしまいます。

ただ、自分に似合う色(パーソナルカラー)だけでは自分を活かすことができません。先程の明度・彩度を知ることや、肌の色を知ることが大切です。これによって、かなりの幅でファッションカラーを楽しむことができます。

また、パーソナルカラーを診断する基準は、主に肌の色と瞳の色です。まずは自分の肌色が、どのカテゴリーに入るかを知ることから始めましょう。

日本人の肌は、基本的にはオレンジ色(肌色)ですが、その中でも、黄みが強いイエローベースと、ピンクっぽいブルーベースに大きく分かれます。

大まかに言うと、イエローベースの人は、オレンジや黄みのある赤系の色、緑色などが似合い、ブルーベースの人は、青や紫、青みがかった赤やピンクが似合います。

その中でも、どれくらいのトーンの色が似合うかなど、さらに詳しく知るには、プロのカラーアナリストにパーソナルカラー診断をしてもらうのが一番ですが、Web上(color+shape)で簡単なテストをすることもできます。

日焼けして赤くなるか黒くなるかなどで自分の肌がブルーベースかイエローベースかが簡単に分かるようになっています。知っておけば、服の色を選ぶときの参考になるので、ぜひ診断してみましょう。

ベーシックカラーも、自分に似合うトーンを選ぶ

自分に似合う色の服を着ることが重要、と言っても、ビジネスパーソンの場合、カラフルな色より、黒、紺、グレー、茶色などのベーシックカラーの服やスーツを着る機会が多いはずです。

ベーシックカラーは無難で万人に似合う、と思っている人が多いようですが、実はベーシックカラーの中にも、色みやトーンによっては似合う色と似合わない色があります。

例えば一口にグレーと言っても、青を基調にしたグレーもあれば、黄色を基調にしたグレーもあります。また、明るいグレーもあれば暗いグレーもあり、鮮やかなグレーもあれば、かなりスモーキーなグレーもあります。

黒や茶など、ほかのベーシックカラーにも同じことが言えます。

スーツなどベーシックカラーの仕事着を買うときは、自分の肌色(イエローベースかブルーベースか)に合った色みを選び、明度や彩度も、鏡で合わせたときに、よりしっくりくるものを選びましょう。

コーディネートの基本は、ドミナント(統一すること)

図:ネイビーで清潔感のある色

図:ビジネスシーンで使えるトーンドミナント  (上:低明度、下:中明度)

図:ドミナントの例。ブルーのシャツとグレーのスカート

スーツと、シャツ・ネクタイの色や、トップスとボトムスの色の合わせ方は、印象を決める大きなポイントです。しかし中には、カラーコーディネートが苦手で、いつも無難な色ばかり選んだり、黒ばかり選んでしまうなど 同じ色を着たりする人もいるようです。

かなり大まかな分け方ですが、カラーコーディネートには、同系色でドミナントさせる(色相、トーンの2種類)やり方と、対照的な色使いでメリハリをつけるやり方の2種類があります。

トーンとは?

20代にまずオススメしたいのは、ドミナントさせる技。例えば、鮮やかなブルーのシャツを着たとき、ボトムはシャツの色相に合わせて、同じブルーを基調にしたグレーにすると、上半身と下半身がつながって、スラリと見えます。(同一または類似配色)

図のように、ベースカラーを●●系の色といった具合に、色相をドミナントさせれば、ネクタイや小物は何色を合わせても意外とハマるものです。

20代には、グレイッシュな色や清潔感のある紺の色が最適

 図:グレイッシュな色  図:ネイビーで清潔感のある色

20代だと、社外に出るときも上司のサポート的立場であることが多いので、メリハリをつけたコーディネートでは、上司より目立ってマイナス効果になってしまいます。20代のビジネスパーソンにとってもっとも出番が多いのは、低彩度で中間色のグレイッシュな色でトーンドミナントさせたコーディネートやネイビーの色相ドミナントでしょう。

また、ベーシックカラーの中でも混じりけのない黒は、強く、威圧感を与える色でもあります。やはりグレーや紺など、ベーシックカラーの中でも柔らかい印象を与える色を積極的に使うといいでしょう。

Challenge! パーソナルカラー診断にチャレンジ

まずはタカハシの肌の色を診断。どんな色が似合うか教えていただきます。

「タカハシさんの肌の色はイエローベース。適度な赤みもあるので、黄みの赤やオレンジなどの色相が一番似合います。トーン(明度・彩度)によっては、青も青みがかったピンクも着こなす事ができます。タカハシさんは、ベストな明度が中〜高明度なので色を選ぶ基準にされるといいですね」

「赤系はあまり着たことがないので新鮮。顔色が明るく見えますね。サーモンピンクも似合うとは意外です」

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次に、タカハシが仕事ではよく着るというグレーの中でも、どれくらいの明度が似合うか見ていただきました。

「タカハシさんは、黒だと強すぎて負けてしまいますが、中くらいの明るさのグレーや薄めのグレーはお似合いです。中~高明度が似合うタイプのようです。ビジネスシーンで黒が必要な時は、黄色・橙の入った黒を選ぶといいですね。そのときは、ベージュやオフホワイトと組み合わせでインナーを明るめに持ってきて下さい」

最後に、イエローベースのタカハシには基本的には似合わない青系の中でも、ごまかして着こなせるのはどんな色か教えていただきました。

「タカハシさんの場合、濃いネイビーを当てると、顔色が暗くなり、ほうれい線や肌のくすみ感が目立ってしまいますね。タカハシさんのように中〜高明度が似合う人の場合、青を着るときは、水色に近い明るい青を選ぶのがコツです。また、得意な茶系・ベージュなどの色と組み合わせて、対照色相の配色でまとめるとさらに垢抜けた印象になります。」

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勝馬 ちなつ先生
勝馬 ちなつ先生
Chinatsu Katsuma
プロフィール
広島県出身。大学在学中からクロマ色彩研究所で色の基本を学び、卒業後の1991年、同研究所に入社。カラー講座のアシスタントとインテリア・パーソナルコーディネートの仕事に就く。1996年、独立。住宅、オフィス、店舗のインテリアコーディネート、パーソナルカラースタイリング、インテリア関連の書籍・雑誌の監修など、幅広く活動。また、自身が主宰を務める「色彩塾」のカラー講座や講演活動を通して、多くの人に、暮らしに役立つ色の活かし方をアドバイスしている。

色彩塾
カラー講座詳細
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タカハシ写真

生徒のタカハシです。仕事のときの服装は、ついつい無難なベーシックカラーでまとめてしまい、いつも同じ印象に。色の使い方でメリハリをつけて、できるビジネスパーソンを演出したいです。

本記事の内容は公開当時のものです。本コラムに関するご意見等ございましたら、日立ソリューションズまでお問い合わせください。