スポーツの中で、ゴルフほど道具が多いものはないでしょう。クラブや小物類を入れて運ぶバッグを「キャディバッグ」といいますが、プロの場合は15キロもの重さになります。
その中には、クラブ14本、ボール1ダース、グローブ2・3枚のほか、レインウエア、傘、予備のソックス、タオル、ボールマーカー、ティー、グリーンフォーク、ルールブックなどが入っています。そのほか、キャディバッグには入れませんが、ゴルフシューズ、紫外線対策グッズのバイザーや帽子、サングラスなども必需品です。
女性の場合は、化粧品のほか、日焼け止めクリーム、虫除けスプレーも欠かせません。さらに、プレー中の飲食用として水やバナナなど。これらを詰め込むと、プロはこれぐらいの重量になってしまうのです。
重くなる最大の原因はクラブが14本もあることです。ゴルフは、ティーグラウンドからカップまで、距離や状況に応じてクラブを使い分けていきます。ルールでは、クラブの本数は上限14本までと定められています。初心者は、そのうちの半分ほどをそろえておけば大丈夫でしょう。
ゴルフは、雨や風、暑さや寒さに関係なくプレーを行うため、自然との闘いも必要なのです。それらを克服し、勝利するためには、高性能のグッズをそろえていきましょう!
次回は、ゴルフクラブやその他のギアの選び方について、ご説明します。