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CHAPTER 6 まとめ/相手に正確に伝わるように話すには?|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

話し方を工夫してコミュニケーションを円滑に 言いたいことを相手に伝える「上手な話し方」講座話し方を工夫してコミュニケーションを円滑に 言いたいことを相手に伝える「上手な話し方」講座

Chapter06まとめ/相手に正確に伝わるように話すには?

「上手な話し方」のポイントをおさえて、マスターしよう

ここまで、「自己紹介」、「報告・説明」の実践や、チェックシートによる話しグセ診断を通して、言いたいことを相手に伝える「上手な話し方」を学んできました。最後のページでは、重要なポイントをまとめておさらいします。

言いたいことを相手に伝える 「上手な話し方」4つのpoint!

  • 1常に聞き手の立場を考えて話す
  • 2「何を話すか(テーマ)」を明確にする
  • 3「いちばん伝えたいこと(結論)」を最初に示す
  • 4できる限り具体的に話す

1の「常に聞き手の立場を考える」ことは、話し方というよりすべてのコミュニケーションの基本です。2、3、4は上手に話すための基本のポイント。いろいろと細かい注意点はありますが、実は話し方を上達させるために必要なのはこの4つです。

聞き手がどう受け止めているか考えながら、「何を話すか」をハッキリさせ、結論のあとで詳細を述べるという「話の組み立て」をおさえ、できる限り具体的な言葉を使って話す。この基本ができていれば、自然に「間」も生まれ、緊張もなくなります。たとえ多少途中でつっかえても、相手に言いたいことが正確に伝わるはず。

私が普段、教えている話し方のクラスで実際にあった例をご紹介します。「印象に残る自己紹介」のレッスンでのことです。最初はまったくうまく話せなかった受講生に、「何を話すかテーマを決めて、それに合う話だけを盛り込んで」と、ごく基本のポイントだけを教えて自己紹介させたところ、高校時代の恩師に関するエピソードを中心テーマにして、見違えるように見事なスピーチを披露しました。ほかの受講生たちがすっかり感動してため息がもれたほどです。この例からわかるように、基本的なポイントを知ることで、話し方はぐっとよくなり、聞く人に好印象を残すこともできるのです。

日常生活の中でトレーニングするには?

基本のポイントとコツを覚えたら、あとは実践あるのみ!日常生活の中のさまざまな「話す」シーンで経験を積み、話し方、表現力に磨きをかけましょう。

さらに、もう一つ、意外なトレーニング法があります。それは「黙ってみる」こと。何でも口にしてしまう前に、それが本当に必要な情報なのか考えてみます。説明の最中などには、言いたいことがハッキリするまで黙ってみることで、「えーと」、「あー」などの無駄な言葉や、「あの件」、「この件」などの指示代名詞を減らすことができます。沈黙が続くと不安になりますが、5秒くらいまでなら相手も待ってくれます。

まったく意識しないで話すと、意外に無駄な言葉や情報が多くなるもの。以前に、高校のアナウンス部の生徒に、放送用の原稿を見てほしいと頼まれたことがあります。最初はかなり無駄が多くダラダラした印象の内容でしたが、「要らない言葉をすべて削るように」と指導したら、すっきりして内容が伝わるアナウンスになりました。

そのように、要らない情報を省き、必要なことだけを言葉にしていくことで、話す力が磨かれていきます。

実際にやってみると意外と難しい!
日々意識して、もっと上手になりたいです。

録音した自分の話し方を聞いて、最初に感じたのはセンテンスとセンテンスの間に「間がない」ということです。自分で話しているときは、十分に間をとっているつもりでしたが、後で聞いてみると、意外と間がないことに驚きました。自分では「長すぎる」と感じるくらいに間をとってもいいのですね。

あと、「何を話すか」を考えてテーマを絞り込むというアドバイスは目からウロコでした。自己紹介のときなどにはいろいろなことを話したくて、多くの情報を盛り込んでいましたが、それでは覚えてもらえないかも。これからはそうしたポイントを意識して、相手に伝わる話し方を心がけようと思います!

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岡留先生写真
岡留 政嗣先生
プロフィール
財団法人NHK放送研修センター・日本語センター エグゼクティブアナウンサー。同研修センターの「話し方」に関する各種セミナーや研修で講師を務めている。

財団法人NHK放送研修センター
番組制作、アナウンス、ニュース取材、撮影、編集、放送技術などさまざまな分野の専門スタッフが講師となり、NHKで培ったノウハウを駆使して研修を行っている。日本語センターでの各種「話し方」講座のほか、放送局を志望する学生向けの放送人養成塾や、企業で働く人を対象にしたコミュニケーションセミナーなどを開催。
HP: http://www.nhk-cti.jp/nihongo/
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タカハシ写真
「生徒のタカハシです。この講座で、相手にきちんと伝わる話し方を身につけて、ビジネスシーンで活かしたいです!」

本記事の内容は公開当時のものです。本コラムに関するご意見等ございましたら、日立ソリューションズまでお問い合わせください。

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