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ザーサイやピーナッツなどが盛られた小皿が出る場合があります。食事の間、いつ食べても構いません。
鶏や焼豚、野菜など、数種類の冷製料理の盛り合わせが出されるのが一般的ですが、温菜がつく場合もあります。このときは冷たいものから食べていくのがルールです。大皿で出た場合、好きなものだけを偏って取らないように。
フカヒレやあわび、燕の巣など、高級食材を使った豪華なスープは前菜の後に出され、野菜や卵などの軽いスープはご飯・麺類の前に出されます。器は持ち上げず、レンゲですくって音を立てないようにして飲むのがマナーです。
肉、魚介、野菜などの料理を、調理法や味付けが重ならないように数品選ぶのがコツ。和食と同様に、旬のものを選ぶと場が華やぎます。手を使って食べる食材の場合は、フィンガーボウルが用意されます。お茶が入っていることが多いので、誤って飲まないように注意しましょう。
エビのように、手でむいていただくものが出てきたときは、必ずフィンガーボウルが出てきます。間違って飲んでしまわないように気をつけて!
食事の最後にいただく点心は、好みのものを選びます。
炒飯などの飯物や麺類、白いご飯などが出ます。炒飯はレンゲ、汁物類は箸とレンゲ、焼きそばやご飯は箸を使います。また飯椀は持ち上げてもOK。
注意が必要なのは麺類です。音をたてて食べるのはマナー違反で、箸でつまんだ麺や具をレンゲで受けるようにして口に運ぶと、音を立てずにスマートに食べられます。ただし、レンゲに直接口をつけてはいけません。あくまでも麺を受け止めるために使ってください。
月餅やごま団子のような菓子、杏仁豆腐やマンゴープリンのような冷菓や春巻き、焼売を点心と言います。好みのものを選びましょう。
ポットサービスがメインで、食事中にいただきます。ウーロン茶やジャスミン茶などお好みのお茶を選び、好きなだけ量を飲んでOKです。
紹興酒がもっともポピュラーです。日本では食事を始めるときに1度だけ乾杯しますが、中国では料理が運ばれてきたときや、話が変わる度に乾杯をする習慣があります。弱い人は、あらかじめ断りを入れて口をつければ大丈夫です。紹興酒にはザラメを入れる飲み方がありますが、梅干を入れて飲むのも"通"。ひと味違った紹興酒を楽しむことができます。
取材協力
広東名菜 赤坂璃宮 銀座店
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