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Chapter9 より良い企画・アイデアを発想するためには|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

アイデアや発想に困らないビジネスパーソンをめざす 「『企画力』を身につけるトレーニング」 アイデアや発想に困らないビジネスパーソンをめざす 「『企画力』を身につけるトレーニング」

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Chapter09より良い企画・アイデアを発想するためには

これまでのChapterで、企画やアイデアを発想するための考え方、具体的な手法についてお話してきました。
最後に、さらにワンステップ上に進むためのポイントをご紹介しましょう。

アイデアの山は「価値有×嫌い」の分野にある

Chapter3で情報を集める際に「好奇心をルール化する」ことの大切さについてお話しました。ですが、この「情報」と「自分の趣味嗜好」に関して、「ある部分にアイデアやヒントが埋まっている」という分野があります。

1 アイデアの山は「価値有×嫌い」の分野にある

出典: 「一流の人は上手にパクる--仕事のアイデアがわいてくる大人のカンニング」 俣野成敏著(祥伝社)

上の表を見てみてください。横軸は本人の「好き・嫌い」の嗜好、縦軸は世間一般的に見て価値があるかないか、というものを表しています。
アイデアのために情報を得ようと考えると、どうしても最初は自分の好きな分野、趣味嗜好に寄ってしまいます。 しかし、あなたの嗜好として好きなものからは、良いアイデアが生まれることは少ないでしょう。情報の範囲が無意識のうちに狭くなっている事が多いからです。
それよりも、左上の部分……「自分は好きでないけれど、価値がある」というジャンルの情報を積極的に得てみましょう。 そして、「情報変換力」「情報応用力」を利用して情報の下ごしらえ、調理を行うのです。そこには必ず、あなたがこれまで思いもよらなかったような発見が埋もれているはず。
どんな情報を得るか迷った時は、この図をまず思い出してみてください。

情報を得るときは「アウトプット」を意識する

2 情報を得るときは「アウトプット」を意識する

情報やアイデアを本から得るという人もいるでしょう。これ自体は悪くないのですが、「読み終わった」という満足感だけが先に立ってしまい、結局何も身につかない……という状況にも陥りがちです。
本を読む際には、人の話を聞くのと同じように「本と対話する」ことが重要です。 もしこの著者が目の前にいたら、自分はどんなことを話したいか、どんな質問をするか。 それを頭の中で常に考えながら読んでみてください。つまりそれは、本を読む(=インプットする)のと同時に、「アウトプットできる項目を探す」という作業なのです。

アイデアや企画は、最終的にはあなたがアウトプットする作業が必須です。本を読んでもアイデアに生かせない人は、対話というアウトプットの作業をしていないがために、何も身についていないのです。 せっかく本を読むのですから、たくさんの数を読むよりも、1冊をじっくりと対話しながら読んでみてください。より実践的なアイデアや情報を得ることができるはずです。

まとめ

Chapter2でお話したように、どんな企業に勤めているビジネスパーソンであっても、いつ変化が起こるかわからない時代となっています。それと同様に、チャンスも「いつ降ってくるかわからない」というのが実情です。
「エレベーターピッチ」という言葉があります。ITの本拠地である米シリコンバレーが発祥と言われる言葉ですが、これは「ベンチャーは、エレベーターの中で投資家に会ったら、自分のビジネスプランを30秒で的確に伝えられなければ未来はない」と言われてきたことが由来です(ピッチとは「説明する」という意味)。しかし、肝心のネタが退屈なものであれば、せっかくのエレベーターピッチも聞き手には雑音となってしまいます。
突然、会社が新たなビジネスプランを必要としてきたら? 突然、あなたがこれまでとは違う分野に異動することになったら? いつあなたが「エレベーターピッチ」に遭遇し、あなたの提案が採用されるチャンスが訪れるかどうかわかりません。役に立つかどうかわからない企画やアイデアでも、精度を高くし、かつ幾つもストックしておく。そして"その時"がくれば提案をする。そのためにも、今回紹介した方法を習慣化し、いつ"その時"が来てもいいように準備をしておきましょう。

先生のおすすめ書籍

  • 「一流の人は上手にパクる――仕事のアイデアがわいてくる大人のカンニング」

    外部サイトへ「一流の人は上手にパクる――仕事のアイデアがわいてくる大人のカンニング」

    俣野 成敏著 祥伝社

    今回の企画でご紹介したメソッドはもちろん、多くの企業の具体例を掲載しています。実例を知ることで、より明確に手法をイメージできるはずです。

    ※外部サイトへ移動します

  • 「残業しないのに給料が上がる人がやめた33のコト」

    外部サイトへ「残業しないのに給料が上がる人がやめた33のコト」

    俣野 成敏著 角川学芸出版単行本

    サラリーマンであっても、絶対安定しているとは限らないのが今の時代。そんな中で、いかに効率よく仕事をこなし、ビジネスマンとして向上するか。 働き方のヒントと共に、今回ご紹介した「感情を客観視する」点についても詳しく紹介しています。

    ※外部サイトへ移動します

  • 「図解 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」

    外部サイトへ「図解 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」

    高橋 政史著 かんき出版

    Chapter8の(2)の作業を行う際、私はこの本で紹介されているメソッドを使用しています。ノート1冊とペンで自分の頭の中を整理し、アウトプットすることが可能です。 他にも論理的に思考するためのさまざまなメソッドが紹介されているので、企画やアイデアにも役立つでしょう。

    ※外部サイトへ移動します

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公開日:2015年7月13日

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