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Chapter 9 【まとめ】説明力をアップさせる7つのポイント|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

あなたの話が伝わらない理由。言いたいことを、最大限に伝える“説明力”あなたの話が伝わらない理由。言いたいことを、最大限に伝える“説明力”

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Chapter09【まとめ】説明力をアップさせる7つのポイント

これまで、それぞれのケースにおける「言いたいことを、最大限に伝える"説明力"」を学んできました。最後にどんなケースの説明にも共通する、分かりやすい説明のポイントを事例のなかから7つピックアップしました。

1相手の質問内容を理解し、意図をくみ取る

分かりやすい説明の第一歩は、相手が何を最も知りたいと思って質問しているのかを把握し、伝えるべき内容を頭の中で整理してから話し始めること。

2「事実」と「所感」を明確に分ける

「事実」…現実に起こったことや存在する事柄など、だれが判断しても同じ結果になるもの
「所感」…だれかが感じたこと、思ったこと、人によって判断の結果が異なるもの
説明する時は、まず「事実」をきちんと伝えること。「所感」はその後で、相手にそれが「所感である」と分かるように伝える。

3最初に「伝えたいテーマ・要点の数」を示す(ナンバリング)

頭の中で「伝えたいテーマ・要点」を分類し、ポイントごとに番号をつけておく。相手に伝える時には最初に「○○のポイントは2つです」と示す。どの順番で話すと効果的かも考えてから話す。

4説明のポイントごとに分かりやすいキーワード=見出しをつける(ラベリング)

伝えたいテーマやポイントを整理し、ポイントごとに分かりやすいキーワード=見出しをつけて端的に言い表す。

5相手が“イメージ”しやすいように工夫する

「言葉の表現を豊かに」「ストーリー仕立てに」「伝える手段の幅を広げる」「例え話を使う」など、相手が伝えたいことを具体的にイメージできるような工夫をする。

6言葉や表現方法を、相手の理解度に合わせる

ある程度相手の理解度が分かったら、それに合わせて言葉や表現方法を変える。

7会話のペースを読み、相手に合わせる

言葉だけでなく、話し方やスピード、声のトーンや間の取り方などを相手のペースに合わせる。

先生からのMESSAGE いくら上手な説明であっても、口先だけでは人は動かせません。一番大切なのは、一生懸命伝えようとする姿勢なのですから。

「説明力」の解説書を書いたのは、私自身、説明が苦手だったからです。今の人材育成支援会社を立ち上げてからも、壁にぶつかってばかりでした。最初は、「接客」という感覚的なものを、どう言葉にして教えればいいのか、という壁。やっと接客のポイントを言葉化できたら、今度は「伝える力」が足りなくて人に伝わらない、という壁。そういったコミュニケーション能力、説明力の壁を、試行錯誤しながら一つひとつ克服してきたからこそ、本にできたのです。

ですから、今、自分には説明力が足りないと悩んでいるみなさんも、どうかあきらめないでください。紹介した説明力アップのポイントは、私自身が身を持って体得したことばかりです。あまり難しく考えないで、チャレンジしてみてください。

説明で大切なことはテクニックではなく「伝わる」こと。不安であれば、自己満足にならないように「伝わりましたか?」と聞いていけばいいのです。

いくら上手な説明であっても、口先だけでは人は動かせません。一番大切なのは、一生懸命伝えようとする姿勢なのですから。

先生おすすめ!書籍&サイト

「言いたいことがきちんと伝わる説明力の基本」(工藤昌幸+松井寿夫著)

「言いたいことが、うまく相手に伝わらない」「『君は何が言いたいの?』と言われてしまう」……そんなあなたに必要なのは、"高度な説明テクニック"よりも、"説明したいことを整理すること"かもしれません。「言いたいことをきちんと伝えられるようになる」ための、最も大事で最も基本的な整理の仕方を中心に、「説明力のポイント」が身につく解説書。

※外部サイトへ移動します

「老人と海」(アーネスト・ヘミングウェイ著/福田恆存訳)

「一文がとても短く、文章に慣れていない人でも読みやすい。説明力アップのために、ヘミングウェイの作品はすべて、おすすめ」と工藤氏。今回は、ノーベル文学賞を受賞している、この作品をピックアップしました。徹底した外面描写を用い、大魚を相手に雄々しく闘う老人の姿を通して自然の厳粛さと人間の勇気を謳う名作です。

※外部サイトへ移動します

「外国語を身につけるための日本語レッスン」(三森ゆりか著)

「私自身が本を書くために参考にした本で、非常に面白いです。日本語は、主語や述語を省くことが多いので、それが伝わらない原因だったりするのですが、この本を読めば、そんな根本的な日本語の課題に気づくことができます」と工藤氏。論理的な文章の書き方や説明の方法、有効な質問の仕方など、欧米では当たり前の言語技術を、日本語から鍛えていこうという趣旨の本。

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公開日:2013年6月3日
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