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Chapter9 人間力 すべての土台となる「人間力」を磨く|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、日立ソリューションズをご利用ください。

ビジネスマン必見! 一歩先行く仕事術35ビジネスマン必見! 一歩先行く仕事術35

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Chapter09人間力 すべての土台となる「人間力」を磨く

一流の人ほど素直で謙虚なもので、日常のささいなことの積み重ねも大切にします。ビジネスの場でも、最終的にはその人の「人間力」が問われるのではないでしょうか。最後に、すべての土台となる「人間力」を磨く方法を紹介しましょう。

ネガティブな感情をすぐに断ち切る

ネガティブな感情をすぐに断ち切る

人生には嫌なことも、つらいことも、悲しいこともあり、ネガティブな気持ちをゼロにすることはできません。しかし、努力次第で怒っている時間や不安に思っている時間を短くすることはできます。

ネガティブな感情を持つ時間を少なくすれば、それだけポジティブなことを考えている時間が増え、前向きにものを考える「積極思考」になれるのです。

積極思考になるための、おすすめの方法があります。左手首に輪ゴムを着けておき、ネガティブな感情が出てきたら輪ゴムで「パチン」とやって頭を切り替える、というのを続けるのです。輪ゴムを引こうとした瞬間に、すでに自分を客観視している自分がいるので、ネガティブな感情を持つ時間は短くなるはずです。

また、自分の近くにいる人を心から褒めるというのも、積極思考の持ち主だからできることです。人の良い面を見る人は物事の「できる」面を、人の悪い面を見る人は「できない」面を見るのです。

できない理由や言い逃ればかり考えているのではなく、不遇のときでも、それをチャンスと考え前向きに取り組んでこそ、さまざまなことに成功できるのです。

左手首に輪ゴムを着け、ネガティブな感情を持ったときは、それをはじいて切り替える

人との約束はどんな小さなことも書き留める

人との約束はどんな小さなことも書き留める

「後で電話する」「本を贈る」など、小さな約束は忘れてしまいがちです。差し上げる側になると特にそうです。しかし、小さなことでも言われた方は覚えているものですし、期待しているかもしれません。その期待を裏切れば、信頼を失うことにもなりかねません。約束を守ることは人と長く付き合うための基本なのです。

だから、人と約束したことはどんなささいなことでもメモしておく習慣をつけましょう。ビジネスマンなら必ず持ち歩く手帳を活用するといいですね。

そして、その約束は「時間力」の章で紹介したto doリストに書き込んで確実に実行に移します。書き込んで覚えておくことではなく、実行して約束を果たすことが目的なのです。

他人と交わした約束は、ささいなことでも必ず果たす。

当たり前のことこそきちんとやる

当たり前のことこそきちんとやる

人間には、仕事に必要な考えや技術の「土台」になる部分というものがあります。考え方や生き方の土台を鍛えるためには、目の前のことを一生懸命になってやる習慣を身につけることしかありません。

人から評価される部分だけでなく、あいさつや電話の対応、掃除など、当たり前と思われることを手抜きせずきちんとやることが大切なのです。

30代前半までの若いうちは特にそうです。普段の生活から「当たり前のことを馬鹿になってちゃんとやる」うちに、実力もついていくものです。

そして、これまで見えなかったものが見え、気付けなかったことに気付けるようになるはずです。これは仕事だけでなく、良い人生を送るうえでも言えることです。

あいさつ、電話の対応、掃除など、当たり前のささいなことこそ手抜きしない。

自分の「関心」の幅を広げる

自分の「関心」の幅を広げる

いいアイデアを出す、つまり質の高いアウトプットをするためには、鮮度の高い情報をインプットして引き出しの数と中身を充実させる必要があります。「関心」の幅を広げると、ひらめきが増えます。

たとえば、新聞なら関心のある読みやすい部分から読むのではなく、1面から読むようにしましょう。新聞は1面のトップから順に読者に知ってほしい情報が掲載されているからです。

また、仕事とは直接関係ない雑誌をかばんに入れておく、電車の中では吊り広告を読む、道を歩くときは知らない道を歩く、というのも関心の幅を広げるのに役立ちます。テレビもチャンネルをこまめにかえると、まったく関心のなかった番組やコマーシャルが目に飛び込んできますから、予期せぬ拾い物の情報を得られることがあります。

少しでも関心の幅を広げる努力をすれば、ほかの人よりも得られる情報量がぐんと増します。

テレビのコマーシャルで言えば、最近シャープのコマーシャルが増えたことにお気付きですか? 最悪のときは、ソーラーパネルのものしか流れていませんでした。これは業績が好転し始めたことの表れではないか、などと仮説を立てることもできるわけです。いろいろなものを見ていないと、新しい発想も生まれてきません。

新聞は1面から順番に読む。仕事とは直接関係ない雑誌を持ち歩く。テレビは録画で見ず、チャンネルをこまめにかえる。

疑問に思ったことは仮説を立て検証してみる

疑問に思ったことは仮説を立て検証してみる

日常見聞きするさまざまな物事に対して、「あれ? どうしてだろう?」と少しでも疑問に感じたり気になったことがあったら、「ひょっとして、こういう理由かな?」と仮説を立ててみることです。

そして、その仮説が正しいかどうか、調べたり人に聞いたりして検証するのです。

たとえ、その仮説が成り立たないと分かっても、その過程で、それまでとは違った視点でものを見ることができるようになります。

たとえば、私は「なぜ、この工場の床はきれいなのだろう?」という疑問から「一番後回しにされがちな床の掃除が行き届いているということは、製造のプロセスもきちんと行われているのではないか?」と考え、「床がきれいな工場は、まず間違いない」という仮説を立てました。

実際にいくつもの工場を回ってみて、この仮説は正しいと思っていますが、こうして別の視点が増えていくわけです。視点を増やすことは、人間の幅の広さにもつながります。

いつも「なぜ?」「どうして?」「それから?」と投げかけ思考を止めない。その答えを自分なりに推測して、それが正しいかどうか確かめる習慣をつける。

先生からのMESSAGE この35のリストをやり続ければ、人より少し仕事ができば、もっと勉強したくなり、もっと楽しくなりますよ!

今後、日本はアメリカのような「二極化」の時代を迎えるでしょう。アメリカでは、非正規雇用で低賃金の労働者があふれる一方で、1億ドル以上という日本の経営者の10倍もの年収を得る人もいます。私は、この理由の一つとして、「マニュアル化」が進んだことが大きいのではないかと考えます。

「マニュアル化」により、だれもができる画一化された仕事が山のようにできました。それらは、だれにでも取って代われる仕事なので、低賃金の労働者が非正規雇用で雇われるのです。その一方で、高い能力を持った経営者などは巨額の富が得られるシステムが出来上がっているわけです。

何もかも「便利」になっていることも、二極化に拍車をかけています。たとえば、昔はレジ打ちの達人という人がいましたが、今は、バーコードにスキャナーをかざすだけなので、キャリア10年の人も新人も同じだけのアウトプットができます。

また、マニュアルを見れば、簡単にできてしまう仕事も増えています。二極化が進む社会では、若いうちから仕事の本質や深い部分を知る努力をしなければ、ビジネスのうえでの成功は望めません。人それぞれ価値観がありますが、ビジネスマンとして成功すると、ステージが上がり、人生が面白くなります。

目の前に起きていることはすべてチャンスだと思い、一生懸命取り組んでみてください。この35のリストをやり続ければ、人より少し仕事ができば、もっと勉強したくなり、もっと楽しくなりますよ!

先生おすすめ!書籍&サイト

『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』(小宮一慶/著書)

ビジネスやプライベートで相手を思い通りに動かすことが可能になる、「すぐに使える」心理テクニック集。ベストセラーとなった「『心理戦』で絶対に負けない本」の続編で、ビジネスにおける交渉術や、広告に使われているテクニック、会議で人に発言させる方法など、より実戦的な内容をカバーしている。

※外部サイトへ移動します

『「1秒!」で財務諸表を読む方法』(小宮一慶/著書)

財務・会計の話が難しく感じられてしまう方におすすめの本。一般のビジネスマンが「これだけ知っていれば大丈夫!」という最低限必要な会計知識をやさしく解説しています。

※外部サイトへ移動します

『あたりまえのことをバカになってちゃんとやる』(小宮一慶/著書)

どんなに小さく、ささいな仕事に見えようとも、当たり前のことを馬鹿になってちゃんとやることで、これまで見えなかったものが見え、気付けなかったことに気付けると説いています。激動の時代を生き抜くビジネスマン必読の書です。

※外部サイトへ移動します
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公開日:2013年3月18日
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